怪談BASARA #kaidan_bsr 第二回・第二夜 まとめ。
@null 引き摺り下ろすとそのまま私は刑部を背負った。人の重さだ。病に侵されようと代わらぬ人の重さだ。「…我など置いていけば良いものを」刑部は小さく溜息をこぼした。#kaidan_bsr
2011-07-24 22:47:12@null 引き摺り下ろすとそのまま私は刑部を背負った。人の重さだ。病に侵されようと代わらぬ人の重さだ。「…我など置いていけば良いものを」刑部は小さく溜息をこぼした。#kaidan_bsr
2011-07-24 22:47:12@null 逃げるようにのぼっていく。先の見えない石段を。気配はまだ感じる。少し登ったところで刑部が口を開いた。 「何があろうとも決して後ろを振り返るでないぞ、三成」 #kaidan_bsr
2011-07-24 22:50:51@null 逃げるようにのぼっていく。先の見えない石段を。気配はまだ感じる。少し登ったところで刑部が口を開いた。 「何があろうとも決して後ろを振り返るでないぞ、三成」 #kaidan_bsr
2011-07-24 22:50:51@null 「何故だ」「前に一度話したであろ?これはあの怪談よ」「…わかった。決して振り返ることは無い」「ヒヒヒ、其れで良い其れで良い。」 #kaidan_bsr
2011-07-24 22:52:27@null 「何故だ」「前に一度話したであろ?これはあの怪談よ」「…わかった。決して振り返ることは無い」「ヒヒヒ、其れで良い其れで良い。」 #kaidan_bsr
2011-07-24 22:52:27@null 前に刑部が話してくれた怪談―どうしてもその日のうちに神社へ赴かねばならぬ用事ができ、神社へと続く石段を友と登っていると、友の鼻緒が突如として切れる。男は友を背負いそのまま石段を登って行く。 #kaidan_bsr
2011-07-24 22:53:12@null 前に刑部が話してくれた怪談―どうしてもその日のうちに神社へ赴かねばならぬ用事ができ、神社へと続く石段を友と登っていると、友の鼻緒が突如として切れる。男は友を背負いそのまま石段を登って行く。 #kaidan_bsr
2011-07-24 22:53:12