ゼロから聴きたいシティポップまとめ

講師:柴崎祐二 ゲストスピーカー:長谷川陽平、モーリッツ・ソメ、加藤賢 相槌:岸野雄一
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柴崎祐二 @shibasakiyuji

何かをいうに臨んで、自分の見識をぶち超えて大風呂敷を広げてしまう性向、これはもう音楽人/評論人としての自分へ(自分が)仕込む宿命なような気もするので、1/30はそれとマゾヒスティックに向き合うことになりそうです。

2021-01-23 21:07:52
柴崎祐二 @shibasakiyuji

そこはもう、加藤さん、ソメさんという気鋭の研究者の知見を仰ぎつつ、岸野さんや長谷川さんがされてきた豊かな蓄積へ存分に甘えるつもりでおり。 自分にとって刺激的な論の像を浮かび上がらせつつ、受講生の皆さんと深く共有する講義にできればいいなと目論んでいます。

2021-01-23 21:03:35
柴崎祐二 @shibasakiyuji

(私の視点から言うと)はっぴいえんど史観と相互陥入的な共犯関係を切り結んできたSNS空間へこういうことを撒き散らすことで、1/30美学校講義への期待値を妙に上昇させることになってしまう気がし、正直気が気でないのですが……精一杯頑張ります。

2021-01-23 20:57:26
柴崎祐二 @shibasakiyuji

@yoursilentface7 本当にそうですね。レトロスペクティブという視点を意識的に内在化することで、日本ポピュラー音楽史における(おそらく)ほぼ初めての系譜学を、自分たちでやってしまった、と(それゆえに小賢しさがあるわけですが)。 これは、今言うところの「批評」とあからさまに親和的な行き方だなあ、と。

2021-01-23 20:48:44
柴崎祐二 @shibasakiyuji

史観とは別の話で、松本隆のエッセイ集『微熱少年』を読むと、当時カーティス・メイフィールド等ニューソウルへ熱中していた様がありありと書かれている。 『ライブ〜』における演奏って相当分裂的で、特異(特にハイハット!)。 プレイ自体がはっぴいえんどの臨界点を示しているようで、スリリング。

2021-01-23 20:41:34
柴崎祐二 @shibasakiyuji

オリジナル作3枚はあるのに、『ライブ!! はっぴいえんど』がサブスクにないという現状、健全な(??)受容をこの間においてかなり妨げてきたんじゃないかという思いがある。 ニューソウルに影響されつつもミニマルなアンサンブルを究めたようなあれを聴くと、だいぶ違った印象が導かれると思うので。

2021-01-23 20:03:45
柴崎祐二 @shibasakiyuji

@BLUEPANOPTICON まさしくその通りだと思います。 H史観自体に、そういった「批評」に親和的な視座を呼び起こす放射的(?)かつ系譜学的態度が仕込まれていた、ということかな、と。 この重力の強大性が折に触れて呼び出さてしまうからこそ、自明化も無条件な排斥も避けなければならないという思いは強まります。

2021-01-23 19:52:42
柴崎祐二 @shibasakiyuji

その性質こそが長らく疎ましいものとして攻撃させてきたのも十分引き受けた上で、はっぴいえんどの系譜学的価値と、拭がたいマッシブな存在感をいかに記述しえるか。 いや、記述せずとも良いのかもしれないが、やはり彼らの音楽を語りたくなる。この「誘発性」は、そもそもなんなのか。

2021-01-23 19:23:36
柴崎祐二 @shibasakiyuji

いっても、それ以前はブルーハーツへ最大限執心していたわけだし、当然その「H史観」がアプリオリであったわけではなく。 しかし「H史観」がタフなのは、一度ビルトインされると簡単には拭い難いということなのですよね。 それは当該史観がはじめから持つ「メタ性」や文脈周密作用ゆえというか。

2021-01-23 19:13:26
柴崎祐二 @shibasakiyuji

「社会意識」というのは厳密でなく、当時の感覚としては、「ロマン主義的な心性と共振した芸術それ自体への没入度」みたいなもののグラデーションを意識することになったというか。 その「没入」や、あるいはそれを俯瞰する態度が、必ずしも社会的コミットメントと相同関係にないと知るのはのちの話。

2021-01-23 18:55:37
柴崎祐二 @shibasakiyuji

私は、昔MM誌の「めかくしプレイ」で、灰野敬二氏がスキップ・スペンスを聴いて、こんなの所詮学生のお遊びだし結局はっぴいえんどじゃねえか(大意)、とボロクソに言っているのを読んだのがきっかけ。 それを端緒に、かつての対抗文化における社会意識のグラデーションを意識しだすことになる。

2021-01-23 18:49:29
柴崎祐二 @shibasakiyuji

「はっぴいえんど史観」の成り立ち自体も興味深いけど、それと同じくらいに、当該史観を激しく攻撃(相対化)しようとする見方がある(あった)ということを認識させたリスナー各位の個人史的体験への興味も大きくある。

2021-01-23 18:42:48
柴崎祐二 @shibasakiyuji

@ykic_bot @ktkn_ken たしかに!町田ファンとしてもすごくナルホド性の高い内容でした。語彙の選択や文章のリズムの話、誰に向けて創作しているのか、等々……

2021-01-22 17:19:34
柴崎祐二 @shibasakiyuji

@ktkn_ken キャスティング最高ですね。 あんまりはっぴんえんど聴いたことなかったけど対談のためにまとめて聴いたらすごく良かったと町田康が真正直に言っていたり、大里さんがオブスキュアレーベルについて批判的に語るくだりとか、確かにそうだろうなという感じだけど、文字になると迫力があります(笑)。

2021-01-22 17:05:03
柴崎祐二 @shibasakiyuji

@ktkn_ken 各先生の論考、まだチラッと見なんですが見出しからしておもしろいものばかりですね〜。楽しみ。細馬さんのドラム論にもしびれました。 プレ値ついてるんですか!たしかにこの内容なら納得という気も。

2021-01-22 09:14:44
柴崎祐二 @shibasakiyuji

ずーっと積読だったユリイカを読み開き。 冒頭の松本隆×町田康対談から面白すぎる。細野さんと大里俊晴氏を語らせるとか、どんな編集の妙だよと。ほかも今読んだ方がいい論考ばかりじゃん。 pic.twitter.com/U7URKtXlhS

2021-01-21 23:49:10
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ともよ@神津島 @tomoyo_bp

台湾に行きたいシティポップ好きの私が聞いてる台湾プレイリストをシェアします。曲順はそのうち入れ替えます! 2020 12 22 台湾に行きたいわん open.spotify.com/playlist/2NXm5… #NowPlaying

2021-01-06 14:45:22
RWEIC - Aki @RWEIC

竹内まりや、大貫妙子の次は松原みきか。海外でシティポップは地に根を張ったジャンルになったんやね。 海外「日本は世界の先に行っていた」 70年代のとある日本の楽曲が現在世界中でブームに kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-367…

2021-01-06 14:40:34
暮内信太 @Y_Ykcho

杉真理の『バカンスはいつも雨(レイン)』をやってるのに気が付き、少しにやけてる。 DEENが「プラスティック・ラブ」「埠頭を渡る風」などシティポップの名作カバー natalie.mu/music/news/411…

2021-01-06 09:28:34
imdkm @imdkmdotcom

美学校のシティポップ講座、扱うトピック凄い多いけど扱いきれるのか? と思ったら「13:00〜17:00」だった。4時間もやんのか

2021-01-05 19:05:59
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