アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、『あしたのジョー2』20話脚本:結末に向けた調整
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#高屋敷氏脚本あしたのジョー2_20話 まとめ2 当然のことだが、食べなければ生物は生きていけない。それだけでなく、「食」はメンタルにも作用する。高屋敷氏は、そんな「食」の重要性を、生涯を通して訴えていると言っても過言ではない。
2021-02-07 14:33:33#高屋敷氏脚本あしたのジョー2_20話 まとめ3 例えば、アンパンマン(脚本参加)では「皆でおいしいものを食べる大切さ」をよく説いているし、おにいさまへ…(脚本・シリーズ構成陣)では、崩れたメンタルを「食」で整える場面が印象深い。
2021-02-07 14:34:13#高屋敷氏脚本あしたのジョー2_20話 まとめ4 本作はボクシングものなので、減量はつきもの。ボクサーは「生きる」ためにボクシングをするのに、「生きる」ための「食」を削るという矛盾がある。その先に何があるのかは、本作でも色々描かれている。
2021-02-07 14:34:54#高屋敷氏脚本あしたのジョー2_20話 まとめ5 丈は、「真っ白に燃え尽きるまで」ボクシングをやりたいという思いがあるわけだが、そのために、一般的な青春を捨てている。今回、紀子のトマトサンドを捨てたことで、ほのかな恋心も捨てた。ここはアニメの上手い追加要素だと思う。
2021-02-07 14:35:51#高屋敷氏脚本あしたのジョー2_20話 まとめ6 本作は、原作終了から大分経ってのアニメ化なので、あの(有名すぎる)ラストに向けて、シリーズの調整をすることができる。その「調整」には、高屋敷氏が得意とする「緻密に計算された話作り」も一役買っていると思う。
2021-02-07 14:36:36#高屋敷氏脚本あしたのジョー2_20話 まとめ7 本作の最終回(高屋敷氏脚本)を思いながら今回を見ると、段平、紀子、西、サチ子達の一挙手一投足が、最終回に向けて「調整」されているように見える。本作はシリーズ構成不在だが、高屋敷氏なりに、シリーズ全体のことを考えていたのではないだろうか。
2021-02-07 14:37:24#高屋敷氏脚本あしたのジョー2_20話 まとめ8 例えば、西や紀子、ドヤ街の子供達は、原作では丈の最後の試合に登場していないが、アニメでは試合会場に姿がある。そういう流れになるように、アニメでは「調整」されていると思う。
2021-02-07 14:38:02#高屋敷氏脚本あしたのジョー2_20話 まとめ9 高屋敷氏はキャラを掘り下げることに長けるが、何のために掘り下げるのか、その結果キャラがどう動くのかも視野に入れている感じがする。ここを踏まえながら、本作も見て行きたい。
2021-02-07 14:38:46#高屋敷氏脚本あしたのジョー2_20話 まとめ10 こちらも紹介: 私のブログの、 ・アンパンマン高屋敷氏脚本回に関する記事一覧↓ makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… ・おにいさまへ…高屋敷氏脚本回に関する記事一覧↓ makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego…
2021-02-07 14:41:53続きはこちらです: