I can’t live without your smile

2人に暖かい朝は来るのか…
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聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

僕には朝が来ない。いつからこんな事を思う様になってしまったのだろう。人間関係が上手く行かずいつも1人。暗い夜はいつも僕を体の芯まで冷やしていくのであった。

2021-04-03 17:46:05
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

--------------本屋------------------- ○○(確か今日発売のあなたの笑顔が無   いと生きられないの9巻あるか な〜) 清宮(確か今日だったんだけどな〜) ○○はレジの前にあるその漫画を見つけてレジの前に足を運んだ。 ○○(よかった!やっぱりあった!)

2021-04-03 17:52:37
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

○○が手を伸ばすと別の方向から手が伸びてきた。 ○○「あ、すいません💦」 清宮「いえ、こちらこそって○○くん    じゃん」 ○○「あ、えっと…」 清宮「清宮だよ!清宮レイ!!同じク    ラスだよ?」 ○○は普段教室の隅で本を読んでいる様なタイプなのでクラスメートなど全く知らなかった

2021-04-03 17:58:49
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

○○「ごめん🙏まだクラスの子全然わ    からなくて…」 清宮「まぁまだ5月だしね〜。ていうか    ○○君もあなたの笑顔が無けれ    ば生きられない好きなの!?」 ○○「うん」

2021-04-03 18:02:55
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

清宮「私もなの!!描写とかがとって    も綺麗だよね〜。でも周りの子    はあんまりこういう漫画好きな    子いないんだよね〜。」 ○○「そうなんだ。清宮さんその本買    いな?僕は他の所探すから。」 清宮「え!?いいの!?ありがとう 😊」

2021-04-03 18:05:55
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

その微笑みは僕の暗い生活を明るく照らす兆しの様だった。それから○○と清宮は学校でも話す位に仲が良くなった。 清宮「○○君!一緒に帰ろ?」 ○○「あ、うん。いいよ」 帰り道はいつも漫画やゲームの話をたくさんした。 ○○「ていうか、昨日も学校休んだで    しょ。」

2021-04-03 18:09:40
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

清宮「あ〜笑ちょっと家の用事で休ん    だの」 僕はこの頃に気づくべきだった。彼女な笑顔が段々と暗くなっていることに… ○○「先生!今日も清宮さん休みです    か?」 先生「あぁ、家の用事だそうだ。」 ○○「僕、家近いので荷物届けま す。」 先生「おぉ、ありがとうな」

2021-04-03 18:13:12
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

こうして清宮さんの家に向かった。先生の言われた住所の前につきインターホンを鳴らす。 清宮「はーい…って○○君…」 ○○「大丈夫?顔色悪いよ?」 清宮「え、お、女の子に向かって失礼    だなぁ笑最近ちょっと夜更かし    してるからかな?荷物ありがと    う😊」

2021-04-03 18:15:43
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

ドアを閉めようとする清宮の手を○○は掴む。 清宮「ど、どうしたの?」 ○○「なんか最近変だよ。」 清宮「何が?」 ○○「休む日多いし、来てもいつも友    達とあんまり話さないじゃん」 清宮「…私ね、友達に○○君と私達どっ    ちが大事?って聞かれて答えら    れなかったんだよね」

2021-04-03 18:18:54
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

清宮「どっちも大事って言ったんだけ ど、そしたらみんなが冷たくな っちゃった…」 ○○「なんだよそれ…先生には言った    の?」 清宮「言えるわけないよ…」 ○○「わかった、とりあえず明日学校    に来て。みんなと話そう。」

2021-04-03 18:22:47
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

そう言い家を出ようとする○○の腕を今度は清宮が掴む。 清宮「行かないで…」 ○○「!!」 ○○(俺が知らない間にこんなに追い詰 められていたんだな…) 清宮「今親が出張で居ないんだ。だか ら一人にしないで…」

2021-04-03 20:21:41
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

○○「わかった…服とって来るから10 分だけ我慢できる?」 清宮はコクリと頷く。 ○○「ありがとう😊」 そういうと、○○は清宮の頭を撫で、抱きしめる。 ○○「すぐ帰ってくる」 そう言い○○は自宅へ向かった。 女「待って!!○○!!」 いきなり名前を呼ばれ足を止め声のした方を見る

2021-04-03 20:25:33
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

女「どこに行こうとしてるの?」 そいつは清宮さんの友達だった人だ。 ○○「なんか誤解してないか?別にい    じめるなら俺にすればよかった    じゃないか!?何で清宮さんを    いじめるんだ!!」 女「お前が…羨ましかったんだよ…」

2021-04-03 20:28:42
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

女「私はレイの好きな漫画の話とかが   全然分かんないのにお前は知って   るからどんどん仲良くなってレイ   に捨てられる気がした。」 ○○(こいつもこいつで悩んでるって事 か…) ○○「でも人をいじめる理由にはなら    ない。」 女「分かってるよ!!」

2021-04-03 20:31:18
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

女「でも私たちとアンタどっちが大事    って聞いたら答えられないんだ。   それにレイはアンタしか見てな   い。だからそれならいっそ私達か   ら離れたらいいんだと思ったんだ   よ!!」 ○○「それを明日学校でちゃんと話せ…    あと、仲良くなっていいのは1人    だけ。」

2021-04-03 20:33:18
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

○○「なんてルールこの世にはない。    みんなアンタと清宮さんが仲良    くないと違和感あるぜ」 女「…」 ○○「早くしないと怒られるからもう 行くぞ」 こうして○○は再びインターホンを鳴らした。 清宮「ほんとに10分以内で来た…」 ○○「だろ?約束は守るよ」

2021-04-03 20:36:11
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

○○は清宮を抱きしめる。 ○○「安心して。もう解決してきたか ら」 清宮「え?」 ○○「羨ましかったんだって。俺と清 宮さんが仲良いのが」 清宮「ありがとう…本当に…ありがとう 😭」 ○○「泣かないで?もう解決したんだ    からさ?」

2021-04-03 20:38:44
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

○○「どんなことがあっても俺は清宮 さんの…レイの味方だから」 清宮「え…今名前…」 ○○「好きです… 俺と付き合って下さ い…」 この瞬間レイの笑顔に太陽の様な明るさが戻った。 清宮「○○!テレビ見よ!!」 ○○「いーよ笑先座ってて」 そして○○はレイの横に座る。

2021-04-03 20:41:17
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

司会「それでは聞いて下さい!!    Greenさんで愛唄です!!」 〜♪〜 ○○「なんか…今の僕たちにぴったりだ ね笑」 清宮「レイも思った笑」 ○○「この先何があっても君のそばに いる。レイの笑顔があったら僕    はなんでもできる気がする よ。」

2021-04-03 20:45:27
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

○○「根暗でも太陽みたいな子でも関 係ない。レイに出会えてどんな 人でも愛は芽生えるんだと思え た。ありがとう😊」 レイ「私…泣きそうなんだけど…○○、    これからもよろしくね。」 こうして2人の愛と希望に満ち溢れた部屋で暖かい朝日を迎えるのであった

2021-04-03 20:47:49
聖@妄ツイ @FJgEJRwjNvZwmr3

あなたの笑顔無しでは生きられない。 〜I can't live without your smile〜

2021-04-03 20:49:15