アパートらめんと荘①

ちひろ＠ライコノ監視委員 @raindrop_seed

【アパートらめんと荘】ライと同棲生活を始めたばかりのコノエたん。風呂＆砂場は住猫達と共同だし部屋も狭いけど、ふたりのお城。1つのコップに２本の歯ブラシ。お布団はふたりで1組。『いってらっしゃい』のキスに『おやすみ』のキスは毎日欠かさず。そんなライコノどうですか～？

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【アパートらめんと荘】夏の暑い日、ライとこのボロアパートに引っ越してきた。ＴＶもエアコンもないけど、そんなの必要ない。ライさえいれば何もいらない…サンマ1匹分け合う食卓でも。ライ「すまない。賛牙寮にいれば腹いっぱい食えただろう」コノエ「俺、もうアソコには帰らないよ」←実は駆け落ち

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【アパートらめんと荘】クィム1つをお弁当に持たせ、ライを送り出すコノエたん。ライ「知らない奴が来たら居留守を使え」コノエ「わかった。仕事…あればいいな」ライ「いつか竜を狩ってオマエを楽させてやる」コノエ「その時は俺も一緒に行く…アンタの為に歌うから」ライ「…馬鹿猫」玄関でチュッ

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【アパートらめんと荘】ちょっと散歩に出たら団地に迷い込んでしまったコノエ。右を見ても左を見ても似たような建物でパニック！コノエ「ここ、さっきも通ったような？気がする、多分」黒猫「止まれ。この先に行くな」黒い耳と尾の猫が行く手を阻み。コノエ「まさかここは…吉良ヶ丘団地なのか？」←ｗ

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【アパートらめんと荘】黒猫一族だけが住むという吉良ヶ丘団地に迷い込んだコノエ。黒猫「ここは余所猫を歓迎しない…オマエ？」何かに気付いた黒猫が、コノエの帽子を剥ぎ取り。慌てて取り返そうとしたコノエの手には黒い痣。コノエ「この痣…吉良と同じ印か？」黒猫「来い。オマエを班長に合せる」

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【アパートらめんと荘】賛牙寮の火楼支部で育ったコノエたん。ある日突然に耳と尾が黒くなり、痣まで浮き出て大騒ぎに。ずっと監禁されていたら、コノエたんの護衛だったライが助けに来てそのまま逃亡。濫閃のアパート借りて、ライは日雇い賞金稼ぎでコノエたんはお留守番。アパートの家主はバルドw

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【アパートらめんと荘】吉良団地の班長に会い、黒くなった耳と尾と、浮き出た痣を見せたコノエたん。でもやっぱり余所者と認定され。コノエ「俺、こっちに越して着たばかりで帰る方向が分からないんだ」班長「家族は」コノエ「同居猫はいるけど電話が、ない」班長「仕方ない…アサト、送ってやれ」

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【アパートらめんと荘】吉良ヶ丘団地に迷い込んだコノエをアサトがアパートまで送って。コノエ「アサトは団地から出ないのか？」アサト「黒猫は嫌われる」コノエ「俺は綺麗だと思うけどな」アサト「コノエも綺麗だ」コノエ「俺のは…本当の色じゃないし」アサト「瞳の色が」コノエ「そ、そうかな？」

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【アパートらめんと荘】無事アパートに着いたコノエたん。コノエ「送ってくれて有難う」アサト「ここにコノエは住んでいるのか」コノエ「ああボロアパートだろ。あ…ライ」ライ「馬鹿猫、何処に行っていた！（意訳：心配したにゃん）」コノエ「…ごめん」アサト「お前、コロス」ライ「何だコイツは？」

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【アパートらめんと荘】ライと初対面で喧嘩したアサトが「俺もここに住む」と言いだして。コノエ「え！それは大家さんに聞いてみないと」アサト「コノエと一緒の部屋がいい」ライ「ふざけるな。俺は貴様と同棲せんぞ」アサト「お前とは住まない。俺はコノエと…」ライ「俺はコノエと同棲している」

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【アパートらめんと荘】コノエがライと同棲しているのを知ってショックを隠せないアサト。コノエ「俺はライとつがい、なんだ」アサト「つがい…恋猫同士なのか？」コノエ「それもあるけど、賛」ライ「言うな。面倒事が増える」コノエ「…ごめん」アサト「コノエは悪くない！」そこへ大家のバルドが登場

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【アパートらめんと荘】バルド「空き室？先月引っ越した猫がいたから、ちょうど1室空いてるぞ。コノエ達の隣だ」アサト「コノエ！一緒に住もう！」ライ「ふざけるな。こいつは俺の賛牙だ」コノエ「アンタ、自分でバラすなよ」ライ「っ！」バルド「頭に血が上りやすい猫は墓穴を掘るぞ～」ライ「黙れ」

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【アパートらめんと荘】いつもライが日雇いの賞金稼ぎに行ってる間はお留守番のコノエたん。でも最近はアサトが遊びに来て退屈しない毎日。コノエ「俺は楽しいけどさ、働かなくても家賃大丈夫か？」アサト「やちん、って何だ？」コノエ「え！家賃って毎月払う部屋代だよ！」アサト「お金、持ってない」

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【アパートらめんと荘】家賃を知らないアサト。家賃を心配したコノエがバルドの所に行くと衝撃的な事実が発覚。バルド「アサトの部屋の家賃なら、1年分まとめて貰ったぞ」コノエ「え！吉良の猫か？」バルド「違うな。夏なのに悪魔のコスプレをした暗い奴だったぞ」アサト「そいつ、時々肉もくれる」

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【アパートらめんと荘】小さなちゃぶ台にクィムが1つ。コノエ「クィムだ！どうしたんだ、これ」ライ「店の親父に押し付けられた。オマエの好物だろう」コノエ「クィムは好きだ。でも余計な出費だろ」ライ「この程度なら買ってやれる」コノエ「ありがとう。でも明日の食料ないよ？」ライ「…」金欠闘牙

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【アパートらめんと荘】部屋から出ると、夏なのにカッチリしたコートを着て、更に悪魔のコスプレをした奇妙なひとが廊下にいて。カルツ「私は上の階に越して来たものだ」コノエ「こんにちは…もしかして、アサトに支援してるひと、とか？」カルツ「何故それを！…私は何処に行っても失態ばかりっ」悲哀

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【アパートらめんと荘】呪いで黒くなった耳を、いつも帽子を被って隠しているコノエたん。アサト「コノエ、その布地は暑いだろう。作ってみた」と手渡されたのは風通しの良い素材の耳付き帽子。コノエ「凄いな。でもアサト、真っ赤にリボンはちょっと…」アサト「大丈夫だ。コノエは可愛いから似合う」

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【アパートらめんと荘】このアパートに引っ越してきてから、初めて食卓にあがった肉の塊。ライ「何だこの肉は。どこから出した」コノエ「上の階のひとがくれた。口止料だって」ライ「口止めだと？」コノエ「アサトに自分が支援してることを内緒にしてくれって」ライ「だから、ふざけた形のマンガ肉か」

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【アパートラメント荘】貧乏なので家庭菜園を始めたコノエ。でも日当りが悪くて発育不良。ライ「歌ってみたらどうだ」コノエ「俺の歌はアンタだけのものだ」ライ「歌で育った野菜を俺が食うなら同じことだ」コノエ「わかった！アンタが食べる野菜の為に歌う！」しかし歌が強過ぎて周辺一帯の植物急成長

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【アパートラメント荘】異常発育した植物のせいで、共同風呂が壊れてしまい。バルド「今日はスマンが銭湯行ってくれ」コノエ「俺、銭湯って初めてだ」ライ「おい、猫が少ない時間帯に行くぞ」コノエ「何で？皆と一緒に行ったら楽しいだろ」バルド「ライちゃんはコノエの裸を晒したくないんだよなぁ？」