- himwari_805
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民主党の原発事故影響対策PTで、「縦割り官僚組織による対応が被害を拡大したと批判されている」といって「緊急事態庁」の創設を考えてるらしいが、将来より今の縦割りをなんとかすることが重要。情報は出てこない、先の見通しはないでは、話にならない。自治体に負担かけすぎてる。
2011-08-07 12:25:40南相馬市が独自の予算で除染活動することを計画しているのも、国がいつまでたっても何もしないから、やらざるをえなくなっている。もちろん実施主体は地元になるが、その前に政府が施策なり予算なりを示さないといけない。いまでも政府はモニタリングはしているが、その後の施策が何もない−−−
2011-08-07 12:27:34国交省は下水汚泥、環境省は放射性の災害廃棄物など、それぞれの担当省庁が処理方法の案を小出しにしているだけで、最終的な処理場所、処理方法は未定。文科省はモニタリングだけが担当なので、除染方針を聞いても何も出てこない。
2011-08-07 12:29:37で、国交省や環境省は統合会見には出てこないだけでなく、個別の会見なども実施しているのか、してないのかさっぱり見えてこない。記者クラブでのレクなどはやっているかもしれないが、あまりにも情報が少なすぎる。大臣会見では技術的な話など詳細は出てこない。
2011-08-07 12:31:59続)日経エコジャパンのレポート(http://nkbp.jp/qdgtMQ)にあるように、放射性物質は広範囲に広がっているにもかかわらず、文科省のモニタリングはここまでカバーしていない。除染方法についても、各省庁が例示している方法でだいじょうぶなのかどうか、検証が済んでない。
2011-08-07 12:35:17続)そんな状況だから、南相馬市のように独自で動かざるをえない。避難準備区域では広野や田村など南相馬以外の自治体も、独自のモニタリングや除染を実施している。そうした地域からは、国は信じられないという声も聞こえるのが気になる。
2011-08-07 12:39:05続)これまでの経緯を考えれば国への不信感が強いのは当然で、だからなおさら正確な情報を出さなければいけないのに、今でもなにかをごまかしている疑念が拭えない。これでは、いくら政府や行政が安全・安心といっても、戻るに戻れないのではないか。
2011-08-07 12:42:11続)国は、自治体や避難住民との信頼関係を築くことが必要だし、そのためには早急に情報の内容を再チェックし、正確な情報を伝えるようにしないといけない(なんで5カ月も経ってこれができてないのかが不思議だけど)。情報発信場所も一元化する必要がある。原災本部の会見も必要ではないかなと。
2011-08-07 12:46:38原子力災害に関するすべての権限を統括しているのは、原子力災害対策本部。けれどもここは、これまで一度たりとも独自の会見を実施ていない。何をしているかもよく見えない。原発事故対応が後手後手になっている最大の理由は、ここにあるようにも思う。とっとと表に出てきてほしい。
2011-08-07 12:49:40政府は福島第一から半径20km圏内のモニタリングを、事故以来東電に丸投げしている。理由は、はっきりしない。細野さんや文科省に何度か質問したことがあるが、文科省坪井審議官は「いろいろ事情があって」などと言っていた。細野さんは、さまざま話し合いの末の結果だとしていた。
2011-08-08 01:26:41続)では20km圏内のモニタリングをどうしてるのかというと、どうも東電は、陸上部分については社員を動員してサンプリングや計測をしているらしい。彼らはモニタリングのプロではない。だから以前、建屋の扉を開放する時に初歩的なミスで計測間違いをしたのも、不思議なことじゃない。
2011-08-08 01:28:58続)さらに問題なのは海の方。原子力安全委員会は5月から、海底土のサンプリング場所を増やすこと、水産物のモニタリングを幅広くやることが必要だとしていた。ところが東電は、海底土はちっとも手を着けず(先月からようやく少しずつ開始)、海産物はなにもしてない。
2011-08-08 01:31:14続)モニタリングは、周囲の状況を確認したりだけでなく、詳細にやれば原子炉からどのていどの放射性物質が出ているかが推測できたり、検出される核物質から原子炉内の様子が推察できたりするといわれている。もちろん確定情報ではないが、何もないよりははるかにましだ。
2011-08-08 01:33:02続)海産物について東電や政府は以前、発電所近くの海域は漁業が禁止だからモニタリングしてなくても問題ないといっていた。そんなバカな話はない。魚だって海の水だって、ずっとそこにいるわけじゃない。だから安全委員会は、拡がりを確認する上で海産物のモニタリングが必要だと指摘していた。
2011-08-08 01:34:33続)疑念が湧くのはもうひとつ。周辺地域のサンプリングを東電がやることで、得をするのは誰だろうということ。放射性物質は基本的に、検出が難しくない一方で除染は難しいため、証拠としてそこに残る。だからこれを事故当事者(加害者)である東電が実施すると、透明性の確保が担保されないことになる
2011-08-08 01:36:56続)喜ぶのは東電だけではない。原倍法の改正や、へんてこりんな東電救済法が成立したから、賠償責任を負うことになる政府の責任も、モニタリング次第で軽減される可能性が出てくる。そうは思いたくないが、そこまでするかということをやってきたのが、事故後の政府や東電だったことは忘れられない
2011-08-08 01:38:37続)おまけに今となっては、半減期の短いヨウ素131が、かなり減衰してしまっている。周辺地域の状況推移をつかむのは難しくなってしまった。セシウムは残っているが、証拠のひとつが消えつつあるように感じてしまう。おまけに。
2011-08-08 01:41:28続)東電はこれまで、敷地内に検証のできる第三者機関を入れたことがない。おかげで敷地内におけるプルトニウムの分析が、ほとんどできてない。東電が調べているのは敷地内の3カ所で、うち一カ所は同じ場所をタテに掘っているため、何度か掘っているうちにPuが検出されなくなってしまった。
2011-08-08 01:43:04続)安全委員会はこれに対して、Puは降下しただけで土中に入るほど時間が経っていないので、場所を変えてサンプリングをしてほしいと指摘していた。けれども東電は右から左に流し、同じ場所を掘り続けている。ぜんぜん出なくなったら他を掘るといっているが、そんな分析方法があるのかだろうか?
2011-08-08 01:45:30続)そもそも3月末に、東電が何度か核種分析でミスをした時に、第三者機関に依頼しないのかと、毎日、毎回のように聞いていた。回答はいつも、問題ない、十分できている、というもの。できてないのにできていると答えるのだから、話にならない。
2011-08-08 01:47:10続)その実体が、自社の社員をかき集めてモニタリングしているというものだとしたら、なんともいいようがない。サンプリングは分析の基本的な部分で、これを適当にしてしまうと結果に意味がなくなるのは素人でも予想できる。だから細かい手順が決められてる。いわばプロがやるべきものではないかと思う
2011-08-08 01:49:21続)モニタリングを東電に丸投げしていることについては、細野さんの、さまざま議論した末にこうなったという回答を聞いて依頼、あまりのお粗末さに質問するのをやめてたけども、もう1回蒸し返そうかな。。。石川さんのツイート見て、事故収束にはモニタリングが不可欠だって、改めて思い直した。
2011-08-08 01:51:33東電が敷地内や周辺地域を自分でモニタリングしてるのって、クルマで人をひいたドライバーに、自分で現場検証させてるようなものだし。誤魔化す意志の有無は別にして、透明性確保のためにも、東電以外の第三者がモニタリングをしないといけない。それが世の中の常識じゃないかなあ。
2011-08-08 01:54:08