菜々とブライダルプランナーのところに行ってああでもないこうでもないと言い合いながら式次第を計画していきたい でも一番は菜々がしたい形の結婚式にしたい
2021-05-21 11:14:17式の時に神父の前で誓いをした後、菜々のヴェールを上げてはにかみながらも愛おしそうに見つめてくるので胸がいっぱいになりながら誓いのキスをしたい 指輪交換をして合わないことがあっても喧嘩しても、苦しい時も菜々と一緒に生きていくことを決意したい
2021-05-21 11:16:39披露宴では同好会メンバーによる披露宴ミニライブが開催されてほしい 紹介動画とか、これまでの人生と出逢い、付き合うまでと結婚までのライフムービーを感慨深く菜々と手を繋いで観たい
2021-05-21 11:19:48菜々の両親への手紙を読んだ後、突然マイクを渡されてその瞬間だけ「せつ菜」になってMELODYを歌ってほしい 言葉では伝えきれない感謝を歌に込めて届けてほしい
2021-05-21 11:22:20式場の入り口に飾ってあるウェルカムボードはもちろん近江謹製 そのイラストの周りには菜々と過ごしてきた時間を切り取った大切な思い出の写真をたくさん並べたい
2021-05-21 11:29:01花嫁衣装のサポートをするのはもちろん上原にお願いしたい 菜々と上原は学生時代に一悶着あったけどそれがきっかけになってとても良い友人になったそうだ 今でもよく遊びにくるし上原と話している時の菜々はとてもリラックスしているのがわかるからだ 一世一代の最高の衣装を、菜々を上原に任せたい
2021-05-21 11:34:00花嫁控室で椅子に座って暖かい光が溢れる白い世界に佇む菜々に息を飲みたい 白く美しいドレスの菜々はなによりも無垢で、その横顔はあまりにも綺麗だった 声をかけることも忘れて、上原に呼ばれるまで呆然としていたい 何も言葉が出なくて、でも何かを菜々に伝えたくて一言だけ綺麗だ、とだけ伝えたい
2021-05-21 11:37:51壇上で新婦入場を待つ時間はどことなく落ち着かない気持ちでいたい いざその大きな扉が開いてウェディングドレスを纏った菜々を直線上で目に捉えた瞬間、込み上げる想いにくしゃくしゃの笑顔になる 一歩一歩、菜々の父親と共にまっすぐとその力強い目でこちらを見据えて歩くその表情が自分と同じな事に
2021-05-21 11:49:03その笑顔は自分のためだけに向けてもらえる、こんなに嬉しい事以上のものがこの先の人生にありえるのだろうか? 今、この瞬間から自分たちの関係は変化を迎える。良いことばかりじゃない、辛いことや悲しいこと、色んな事が自分たちの人生に訪れるのだろう それでも、それでも二人でなら生きていけると
2021-05-21 11:57:08そんな想いを込めて菜々の手をそっと取った この階段はこれから二人で歩んでいく人生そのものだ 自分よりも頭ひとつ分小さな目の前の女性に、生涯をかけて添い遂げていく。そう誓ってそっとその唇に口付けを交わした
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