サラリーマンLamento⑭（ライコノ)

ちひろ＠ライコノ監視委員 @raindrop_seed

【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】ソファーに寝ると思ってたのに、普段通りライが同じベッドに入ってきて焦るコノエたん。コノエ「ここ病室！見つかったら恥ずかしいだろ」ライ「大丈夫だ。誰か来たらすぐに出る」コノエ「寝てたら気付かないし」ライ「オマエと違って、気配で目が覚める」コノエ「…」

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】恥ずかしさと後ろめたさを感じながら、病室のベッドでライと一緒に寝たコノエたん。早朝、検温で看護婦が来た時にドキリとしたけど、隣にはライの姿はなく。キョロキョロしてると。看護婦「旦那さんなら洗濯してましたよ。良い旦那さんですね」コノエ「そうかな///」

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】看護婦にライの事を褒められて嬉しいコノエたん。でも…。看護婦「本当にカッコイイですよね～」コノエ「う、うん。初めて会った時、見惚れた///」看護婦「他の手が空いてる看護婦達が、旦那さんにキャアキャア纏わりついてましたけど」コノエ「えっ！何処で？」

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】ライが屋上にいると聞いて、急いで向かったコノエたん。洗濯物を干すライに看護婦達が質問攻めをしていて。看護婦Ａ「もし私が賛牙だったら結婚してくれました？」看護婦Ｂ「私の先祖に賛牙がいたんですよ！もしかしたら私も賛牙かも」ライ「散れ。アイツ以外はいらん」

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】屋上での出来事を見てたけど、何も言わず病室に戻ったコノエたん。ライ「何だ、妙な顔して」コノエ「いや、さっき看護婦が…その屋上で…何でもない」ライ「オマエ、屋上まで来たのか」コノエ「気になって」ライ「聞いたならヤキモチ焼くな」コノエ「妬いてないっ」

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】貴重な賛牙の出産。しかも三つ仔ということで豪華な個室を割り当てられたコノエたん。コノエ「向こうの大部屋の方が良かったな」ライ「俺といるのは不服か」コノエ「そうじゃなくて。育て方とか相談できるだろ」ライ「いらん。俺が覚えた」←コノエを独占したい白猫ｗ

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】ライが洗濯や買物に行ってる間は暇なコノエたん。ちょっと病室を抜け出して、賑やかな大部屋へ。コノエ「こんにち、わ…」と恐る恐る大部屋を覗き込むと、大歓迎されて。初めての出産に色々教える雌達。賛牙のコノエを興味深そうに見る旦那達。←これは波乱の予感www

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】入院してる猫の中ではコノエたんが一番若いらしく、就職してすぐに結婚したことを聞いて盛り上がる大部屋の雌達。妊婦A「そのお腹だと就職する前から付き合ってたのよね」コノエ「えーと…そうなるの、かな？色々あって、その…」悪魔が原因だと言えずに焦るコノエたん

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】大部屋で雌トークが始まると、一緒にいた雄達が「やれやれ」といった感じで部屋の外に退散。妊婦B「私達も暗冬の発情期で種付けしたの」妊婦C「私達全員、濫閃の保護猫よ」コノエ「保護猫？」妊婦A「優秀な選ばれた雄猫達の中から体の相性が良い猫と交尾したの」

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】雌達が濫閃の保護猫と聞いても、その意味が良く分からないコノエたん。コノエ「相手の雄と気持ちが通じてないのか？」と言うと、雌達が互い顔を見合わせ微妙な表情。妊婦A「発情期の後に恋愛に発展することも確かにあるけど、それは稀よ」←雌事情に驚くコノエたん

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】愛のない仔作りに耳を下げてｼｮﾝﾎﾞﾘするコノエたん。そしたら逆に雌達に慰められ。妊婦B「望んで望まれて結ばれるのが一番よ」皆に『幸せになりなさい』と言われ大部屋を出ると、自分の部屋に戻る途中の廊下に、雌達の仔の父猫達が嫌な笑いをしながら立っていて

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】コノエたんが自分の病室に戻ろうとすると雄達が道を塞いで。雄A「なぁ俺達とも少し話そうぜ」コノエ「俺…疲れたから」雄B「“俺”だって。可愛いなぁ」雄C「君さ、賛牙なんだろ。賛牙寮で凄く話題になってたよ」コノエ「何で？」雄C「自分の仔を産ませたいからさ」

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】仔を産ませたいと言われ困惑するコノエたん。コノエ「俺はライと結婚してるから」雄C「結婚？今時珍しいな」雄B「雌は色んな雄の仔を産むから結婚なんて必要ないだろ」雄A「俺も賛牙の血筋だけどさ、次は俺の仔を産まないか？」コノエ「ライ以外は嫌だ、絶対に」

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】本気で拒むコノエたんに怒る雄達。雄C「随分と気が強い雌だな。甘やかし過ぎだろ」雄B「嫌だと言っても周りが許さねぇぞ」雄A「知らない雄をあてがわれるよりは俺達にしといた方がマシだぜ」俺達に囲まれても怯まず睨むコノエ。ライ「おい、俺の賛牙から離れろ」←遅

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】洗濯篭を持ったライが素早くコノエを引き寄せ背後に庇い。ライ「こいつは俺のつがいだ。保護猫ではない」雄C「雌と仔猫が原因不明の病で激減したんだ。全ての雌は仔を産む為に管理されるべきだ」雄A「特に賛牙の雌はな」コノエ「俺は雄…」ライ「オマエは黙ってろ」

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】雄達に不敵な笑いを向け。ライ「貴様は賛牙の血筋だと言ったな」雄A「そうだ。次は俺に貸せ」ライ「では貴様が産め」雄A「はぁ？俺が雌に見えるのか？」ライ「雄でも孕める植物の実が発見された。近々実用化されるだろう」コノエ「そういえば、あの実…」雄でも妊娠w

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】ライの言葉に硬直する雄達。雄A「雄が孕むなんて何かの冗談だろ」雄C[そんな実があると噂には聞いたことはある。でもそんなのは伝説の類だ」ライ「俺のつがいも雄だったが、こうして順調に仔は育ってる」メスになったとは言わずに事実を明かすライ。注目されるコノエ

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】雄達が絶句してる間にコノエを連れて病室に入るライ。コノエ「ありがとう、助かった」ライ「馬鹿猫。だから部屋を出歩くなと言っているだろう」コノエ「ごめん。雌の保護猫事情とか知らなくて俺…」ライ「俺がいる時だけにしろ、出歩くのは」←洗濯篭が似合うポニテ闘牙

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】ライに頼んで外の空気を吸いに屋上へ。ライ「浮かれて走るな」コノエ「は・し・ら・な・い！」ライ「向こうに“じゃらし”を植えていたが…」コノエ「と・び・つ・か・な・い！」ライ「鼠がいても追いかけるな」コノエ「アンタなぁ！(>_<)」←ただのイチャイチャｗ

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】ライに冷たくされた看護婦の数匹がコノエたんに会う度にイヤミを言って。看護婦A「賛牙って羨ましいわ。どんな雄にもチヤホヤされて」看護婦B「確実に上のランクの雄を狙えるわよね～」コノエ「ライは…俺が賛牙だから結婚したんじゃない」我慢できず反論するコノエ

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】コノエたんが反論したことが、ライに憧れてた看護間にあっという間に広まって。看護婦C「何それ！賛牙じゃなくても自分に自信あるってこと？」看護婦D「見た感じ、他に取り得がなさそうだよね」看護婦E「すごい生意気。注射の針をワザと痛く入れちゃおうか」←恐いｗ

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】看護婦の態度がトゲトゲしくなり、他猫の感情に敏感なコノエたんが常に緊張するようになって。ライ「俺の留守中に何かあったか？」コノエ「何もない、けど。多分俺が気にし過ぎで…」ライ「おい、その腕はどうした？」コノエ「内出血？注射ちょっと少し失敗しただけ」←

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【ｻﾗﾘｰﾏﾝLamento】コノエたんの様子にライが「転院する」と言い出して。コノエ「え！何で？」ライ「設備でこの病院を選んだが」コノエ「じゃあ問題ないだろ。この病院が最新設備だって聞いたし」ライ「だが環境は最悪だ。他の産院に当てはある。今日中には出るぞ」←行動が早い闘牙さんｗ