『風刺漫画のあり方について』について別角度から

5
リンク 偕成社 | 児童書出版社 風刺漫画のあり方について | 偕成社 | 児童書出版社 6月5日毎日新聞朝刊の「経世済民術」という風刺漫画のコーナーに「エリック・カールさんを偲んで はらぺこIOC 食べまくる物語」と題してはらぺこあおむしに擬したバッハ会長以下IOCメンバーの似顔絵が掲げられました。「放映権」というリンゴをむさぼっている図です。 風刺の意図は明らかで、その意見については表現の自由の点から異議を申し立てる筋合いではありませんが、多くの子どもたちに愛されている絵本『はらぺこあおむし』の出版元として強い違和感を感じざるを得ませんでした。 『はらぺこあおむし』の楽しさは、あおむしのど 693 users 1029
🐸👿🐍フェンタニル💀🌳👻 @Hilenn

そもそもの発端はこのコメントだったけど、ワイが子供のときにはらぺこあおむし読んだ感想としては「食欲にあかせて食べてはいけないものばかり食べたから苦しむ羽目になったのだ 欲張らずあおむしの食べるものを食べるべき」というものだったので、風刺の元ネタとしては適切だと思うぞ pic.twitter.com/DoaYQB1oYr

2021-06-09 17:11:54
拡大
ノザキハコネ @hakoiribox

はらぺこあおむしの一番面白い部分はどう考えてもりんごとか食い過ぎて苦しみ出す場面だし葉っぱ食って元気になるだろ。ちゃんと百回読み聞かせてもらえ。 twitter.com/medpoli3/statu…

2021-06-10 01:09:30
ノザキハコネ @hakoiribox

芋虫に果物あげたら死ぬと教わって知っていたせいかリンゴを食べる場面で「それダメ…!」と読みながら思った記憶だけあるはらぺこあおむしガチ勢(他は何も覚えてない)なので、売れ筋商品に味噌をつけるなという事情は理解できるけど感想の強要は許さないぞぅ。 twitter.com/tohjiroh/statu…

2021-06-10 01:37:17
のりたまちゃん7さい @tohjiroh

ガチ勢だ…偕成社としては、はらぺこあおむし初見勢が、「えー、風刺になってたアレでしょ」って買わなくなったらどうしてくれるんだろこのヤローだと思うけど…あくまで顧客は子供じゃなくてその親だから… twitter.com/hakoiribox/sta…

2021-06-10 01:29:49
藤津亮太/7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』(ちくま文庫) @fujitsuryota

怒るのは自由だし、正当と思いますが、「パロディがオリジナルの精神を継承すべき」というのは、一般論としては不思議な意見だなと思いました。 twitter.com/ultramanjoe/st…

2021-06-09 13:11:28
古城陽太🖖LLAP @ultramanjoe

@fujitsuryota 冷静な文章なだけに、「本当は激怒してるんだなぁ」というのが察せられますね

2021-06-09 13:09:23
藤津亮太/7月発売『増補改訂版「アニメ評論家」宣言』(ちくま文庫) @fujitsuryota

法律の範囲でパロディは自由で、もちろんパロられた側が「おいこら」と思うのも自由という話だな。

2021-06-09 12:21:21
TORI MIKI/とり・みき @videobird

話題の件、一部の論調が「原作愛がなければパロディするな」という極端な方向に走っているのには違和感がある。愛なんてあってもなくてもいいよ。というかもともと悪意のほうが本質でしょう、パロディは。

2021-06-09 14:41:40
小田嶋隆 @tako_ashi

@videobird @kishaburaku 同意。パロディの制作者に引用元への「最低限の礼儀」が求められることはあるのだとしても、「元ネタへの愛情」を必須条件とするのは筋が違うと思います。私自身の話をすれば、パロディ創作の動機は、あくまでも「からかいたい」「イジりたい」からで、それらは必ずしも愛情そのものではありません。

2021-06-09 18:45:08
小田嶋隆 @tako_ashi

@videobird @kishaburaku もっとも、パロディの作り手は、元ネタとのパロディ作品の間にある距離とズレについて、きちんとした考察を重ねるべきなのでしょうね。とはいえ、雑なパロディが許されないのかというと、そんなことはありません。個人的な話をするなら、私は脊髄反射の思いつきのパロディを偏愛しています。

2021-06-09 18:58:44
TORI MIKI/とり・みき @videobird

@tako_ashi @kishaburaku はい「愛情」とか「センス」とか個々人によってゲージの違うものを普遍化するのは危険ですよね。自作を省みてもその対象は大好きなもの、反感を覚えたもの、巧くハマりそうなもの(純粋にアイデア主体)と様々です。そして動機が何であろうと読み手には関係ないことは意識しておかないといけません。

2021-06-09 19:15:19
ノザキハコネ @hakoiribox

でも真面目な話、1969年にはらぺこあおむしの絵本が発売された時点でもう大人(現在68歳)だった偕成社の社長の「解釈」がリアル幼児の頃にその絵本を受容した経験のある人間の抱くそれより優れている理由はないと思いますよ。

2021-06-10 01:21:41