松浦晋也氏:一次情報と科学リテラシーに関するつぶやきのプチまとめ
ネットの功罪か。
なまじ半端な情報を片手に喋る故に、自信をもってトンデモ理論を語る輩が増えた。
「世の中、お利口さんが多くて疲れません?」
松浦晋也
@ShinyaMatsuura
詭弁は論破すべきものだ。相手が大量の情報を持っているということをなにかハンデのように語る反原発のひとは、生涯をかけて情報公開に努めた高木仁三郎氏に恥じるべきだと思う。
2011-08-11 12:24:41
松浦晋也
@ShinyaMatsuura
思い出話、1988年頃の科技庁の原子力のフロア(確か4階だったか)、廊下の隅に形ばかりの原子力に関する情報公開の書棚があった。霞ヶ関は反原発デモがやかましかったが、そこに誰かが来て調べ物をしているのをついぞ見かけたことがなかった。
2011-08-11 12:28:04
松浦晋也
@ShinyaMatsuura
今にして思えば、その形ばかりの書棚ですら、高木仁三郎氏らの活動の結果、しぶしぶ出てきたものだったのだろう。高木氏が反原発運動を進めるにあたって、誰もが一次資料にアクセス可能にするという理念を持っていたことは原子力資料情報室という組織名からも明らかだと思う。
2011-08-11 12:31:18
松浦晋也
@ShinyaMatsuura
今、ネットの出現と普及で、より多くの人がデータに当たることができるようになっている。かつての高木氏の理念は実現したかに見えるが、現実の反原発運動を見るに、今度は「科学リテラシーの不足でデータを読めない/誤読する」が多発しているように思う。特に誤読がひどいようだ。
2011-08-11 12:34:26
松浦晋也
@ShinyaMatsuura
高木氏が目指したリテラシーとデータに基づく反原発という方向性は、結局これまでのところでは根付かなかったのか、と思うのである。
2011-08-11 12:41:26
松浦晋也
@ShinyaMatsuura
うお、あっという間にまとめられてしまった。こっちも思考の過程を綴っているのでこれが確定と思われても困るのだけれど、まあこういう時代だと思ってやっていこう。 http://t.co/aIr16qY これをきっかけにじゃんじゃん議論してください。
2011-08-11 13:00:28