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しかし一方で、あまりに癖の強すぎるカスタマイズ機体は、修理、他仕様への改造などの際、手間が掛かるのもまた事実であった。 この事態に際し、サイラス社は、「局地戦仕様」という名の「標準カスタマイズ機」を開発することで、機体の「再標準化」を試みたのである(続) #30MM #30MM地球連合軍 pic.twitter.com/NbIyc7QB4a
2021-07-04 22:27:02開発は、EXMからのスピンオフで作られた非人型機体「エグザビークル」のノウハウをアルトにフィードバックする形で進められた。 頭部と胸部の新型センサー以外は、アルトに空中用エグザビークルとブースターを組み付けただけ。 足には接近戦武器であるラージクローを流用した #30MM #30MM地球連合軍 pic.twitter.com/3nWol7ngc4
2021-07-04 22:39:47最終的に、固定武装としてキャノンを2問追加し、この試作型はロールアウトした。 テストの結果は「空中機動性は予想より遥かに良好。むしろピーキー過ぎてデチューンを要する」とのこと(続) #30MM #30MM地球連合軍 pic.twitter.com/NHziI3taun
2021-07-04 22:47:12この結果を受け、翼面積の縮小および可動ポイントの一部廃止(これらはコストダウンにも繋がった)、足部クローの縮小等の改良の末、「アルト空中戦仕様」は無事量産ラインに乗ることになる。 部品が潤沢であること、また整備工程の増加も最小限に抑えられ、現場の評判も悪くない #30MM #30MM地球連合軍 pic.twitter.com/jLcV5TN9H7
2021-07-04 22:56:02既に、失われて久しい機体である。 正確には、空戦用仕様の量産開始以降、この機体を見た者はいないのだ。 パーツ取りのために分解されたとも、人知れず事故で墜落したとも、また更なる改良機のテストベッドとして大きく姿を変えているとも… 真実は、闇の中である。(終) #30MM #30MM地球連合軍 pic.twitter.com/LEPHT5Ihyq
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