健歩会の会報20210710

健歩会(旅研)の活動等を綴っています。http://togetter.com/id/abe107
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判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判平8.11.12)他主占有者の相続人が…取得時効の成立を主張する場合…、占有が所有の意思に基づく…といい得るためには、取得時効の成立を争う相手方ではなく、占有者である当該相続人において、その事実的支配が外形的客観的にみて独自の所有の意思に基づくと解される事情を自ら証明すべき

2021-07-08 08:27:52
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判平18.1.17)甲が時効取得した不動産について、その取得時効完成後乙が不動産の譲渡を受けて所有権移転登記を了した場合、乙が不動産の譲渡を受けた時、甲が多年にわたり不動産を占有している事実を認識し、甲の登記の欠缺を主張することが信義に反する…ときは、乙は背信的悪意者に当たる

2021-07-08 07:57:59
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭61.3.17)時効による権利消滅の効果は当事者の意図を顧慮して生じさせることとしていることが明らかであるから、時効による債権消滅の効果は、時効期間の経過とともに確定的に生ずるものではなく、時効が援用されたときにはじめて確定的に生ずるものと解するのが相当

2021-07-08 06:57:56
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判平11.10.21)当事者として消滅時効を援用し得る者は、権利の消滅により直接利益を受ける者に限定される。…。後順位抵当権者は、先順位抵当権の被担保債権の消滅により直接利益を受ける者に該当するものではなく、先順位抵当権の被担保債権の消滅時効を援用することができない。

2021-07-08 05:58:01
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭53.3.6)民法162条2項…は、時効期間を通じて…同一人により継続された占有が主張される場合…だけではなく、占有主体に変更があって承継された2個以上の占有が併せて主張される場合についてもまた適用され…、最初の占有者につきその占有開始の時点においてこれを判定すれば足りる

2021-07-08 05:29:30
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判平6.5.31)これは、条件の成就によって利益を受ける当事者であるYが故意に条件を成就させたものというべきであるから、民法130条の類推適用により、Xらは、…条件が成就していないものとみなすことができると解するのが相当である。

2021-07-08 04:59:07
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭37.8.10)或る物件につき、なんら権利を有しない者が、これを自己の権利に属するものとして処分した場合において真実の権利者が後日これを追認した ときは、無権代理行為の追認に関する民法116条の類推適用により、処分の時に遡って効力を生ずるものと解するのを相当とする。

2021-07-08 03:59:03
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判平 5.1.21)無権代理人が本人を…共同相続した場合…、無権代理行為を追認する権利は、性質上相続人全員に不可分的に帰属するところ、追認は…共同相続人全員が…行使しない限り、無権代理行為が有効…ではない。…無権代理行為は、無権代理人の相続分…においても、当然に有効…ではない

2021-07-08 02:57:50
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭37.4.20)無権代理人が本人を相続した場合…、追認を拒絶する…のは信義則に反する…けれども、本人が無権代理人を相続した場合は、…被相続人の無権代理行為の追認を拒絶しても、信義に反するところはないから、被相続人の無権代理行為は…本人の相続により当然有効となるものではない

2021-07-08 02:29:54
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭 62.7.7)表見代理の成立が認められ、代理行為の法律効果が本人に及ぶことが裁判上確定された場合には、無権代理人の責任を認める余地がないことは明らかであるが、無権代理人の責任をもって表見代理が成立しない場合における補充的な責任…と解すべき根拠はなく、両者は互いに独立

2021-07-08 01:57:47
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭 62.7.7)無権代理人の責任は…代理権がある旨を表示し又は自己を代理人と信じさせるような行為…を…根拠として、…法律が特別に認めた無過失責任で…、相手方において代理権のないことを知っていたとき若しくはこれを知らなかったことにつき過失があるとき…無権代理人の免責を認めた

2021-07-08 01:28:01
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭49.9.26)民法96条…3項…の第三者の範囲は、同条の…立法趣旨に照らして合理的に確定されるべきであって、必ずしも、所有権その他の物権の転得者で、かつ、これにつき対抗要件を備えた者に限定しなければならない理由は、見出し難い。

2021-07-08 00:59:20
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判平元.9.14)動機の錯誤が…要素の錯誤として無効をきたすためには、その動機が相手方に表示されて法律行為の内容となり、もし錯誤がなかったならば…その意思表示をしなかったであろう…ことを要するところ…、黙示的に表示されているとき…も、これが法律行為の内容となることを妨げ…ない

2021-07-08 00:27:51
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判平18.2.23)登記手続を…できたのは、…Xの余りにも不注意な行為によるものであり、…Xの帰責性の程度は、自ら外観の作出に積極的に関与した場合や これを知りながらあえて放置した場合と同視し得るほど重い…。…民法94条2項、110条の類推適用により、Xは…Yに主張…できない

2021-07-07 23:59:49
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭45.9.22)所有者が不実の登記…を知りながら、これを存続せしめることを明示または黙示に承認していたときは、94条2項を類推適用し、所有者は、…その後…法律上利害関係を有するに至った善意の第三者に対して、登記名義人が所有権を取得していないことをもって対抗することをえない

2021-07-07 23:29:13
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭45.7.24)民法94条2項にいう第三者とは、虚偽の意思表示の当事者またはその一般承継人以外の者であって、その表示の目的につき法律上利害関係を有するに至った者をいい、虚偽表示の相手方との間で右表示の目的につき直接取引関係に立った者のみならず、その者からの転得者も…第三者

2021-07-07 22:30:25
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭45.6.24)会社は定款に定められた目的の範囲内において権利能力を有するわけであるが、目的の範囲内の行為とは、定款に明示された目的自体に限局されるものではなく、その目的を遂行するうえに直接または間接に必要な行為であれば、すべてこれに包含されるものと解するのを相当とする。

2021-07-07 21:58:58
判例bot(民事系) @hanreibotkun002

(最判昭60.11.29)組合は、…定款の規定又は総会の決議によって…理事の代表権を制限…できるが、善意の第三者に対してはその制限をもって対抗…できな い… 右にいう善意とは、理事の代表権に制限が加えられていることを知らないことをいう… 善意についての主張・立証責任は第三者にある

2021-07-07 21:29:21
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