アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、じゃりン子チエ47話脚本:夢と現実
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#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 25 おバァはんは、夢ばかり見ている男性陣に呆れる。辛辣な事を言う女性の描写は、めぞん一刻・F-エフ-(脚本)など、印象に残るものが多い。 pic.twitter.com/mEO9Ctza53
2021-07-25 14:35:43#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 26 おバァはんとチエは、テツにボクシングをするよう言い、チエは「雷蔵の手紙」というワードを出す。するとテツは動揺するのだった。 宝島(演出)、あしたのジョー2(脚本)ほか、高屋敷氏は、要所要所でしっかりしている子供の描写が上手い。 pic.twitter.com/bcETarcoqp
2021-07-25 14:37:08#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 まとめ1 前半は、テツとヨシ江を尾行するチエと拳骨が可愛い。また、テツとヨシ江の、どこか微笑ましい関係性の描写が丁寧に描かれている。
2021-07-25 14:38:20#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 まとめ2 互いに嘘八百の話をしながら夕飯を食べるチエとヨシ江の場面も情緒があり、高屋敷氏が重きを置く“食”と“笑顔”の大切さが前面に出ている。
2021-07-25 14:38:54#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 まとめ3 後半は、原作でも主張されている通り、夢ばかり見ている男性陣と、シビアな女性陣の対比が鮮やかに描かれている。 高屋敷氏はキャラの可愛さを引き出すのに長けるので、夢見がちな男性陣の愛嬌が一層引き立っている。
2021-07-25 14:39:41#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 まとめ4 推測ではあるが、高屋敷氏は、夢見がちな男性陣にシンパシーを感じているのではないだろうか。他の作品でも、「夢に向かって進む男」の魅力が強調されている節がある。
2021-07-25 14:40:11#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 まとめ5 それもあってか、現実路線の、おバァはんとチエが少し意地悪に見えてしまう。 勿論、どっちが良い、悪いという話ではないのだが、そう見えるのも、高屋敷氏がキャラに可愛さを付与するのが上手いからだと思う。
2021-07-25 14:40:50#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 まとめ6 高屋敷氏が脚本を担当した、まんが世界昔ばなしのガリバー旅行記でも、小人国の王様とガリバーの関係性が可愛く描かれているが、ガリバーは、小人国の食糧事情に配慮し、小人国を出る。これも、夢のような時間と、現実のせめぎ合いが描かれる。
2021-07-25 14:42:37#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 まとめ7 まんが世界昔ばなしのガリバー旅行記(高屋敷氏脚本)については、以前書いたこちらを参照: makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2020/06/…
2021-07-25 14:43:18#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 まとめ8 それにしても、キャラが可愛く無邪気に感じられる現象は、本当に高屋敷氏担当作に多い。高屋敷氏の武器ともいえる。その“武器”を見事に使い分け、主張を出しているのも流石。
2021-07-25 14:44:10#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ47話 まとめ9 一方、先に述べたように、「現実」を持ち出してくるシビアな面も多々あり、それが話を深くしている。 そういった面白さも感じられる回だった。
2021-07-25 14:44:49続きはこちらです: