愛妾お菊・お盆イベント 「まなつのよのゆめ」
((過ぎた感情を通りこして茫とする意識のさなか、この人の髪色は月光のそれに似て綺麗ですね、なんて可笑しいことをひとり思っていたのを覚えています――。))
2011-08-12 22:40:29((――ああ、もう、、、焦っちゃいけませんよおニイさんたち。お行儀よく、ひとりずつ順番にね? 、、、あらいやだ、サックくらい使ってくださいよ。あん、そんなに乱暴にしないでくださいまし、、、そんなにしたら壊れてしまいますよ、、、あッ、、あぅんッ、、、。)
2011-08-13 22:00:29((ええ、お代はそちらのちょこれいとで宜しいですよ。幾らたべものを頂いても、何だかひもじくてひもじくて仕方なくってね。ああ、ほんとうにこれは甘くって美味しいこと。ねえ、もっと頂戴、もっと、、、、。))
2011-08-13 22:05:29((――あら、お久しぶりですね、アルフレッドさん。お陰様で随分元気になりましたよ。、、、おや、どうしたんです。こわい、かお。))
2011-08-13 22:15:29((なぁに、あたしが知らないとでも思ってるんですか、この窓のそとでうちの子たちにさせていた事を……。この前見かけたんですよ、むかーしうちに来てたお嬢ちゃんが、胸の開いた服と真っ赤な紅を差して、兵隊さんの腕を引いているのをね、、、。))
2011-08-13 22:20:29((だからね、せめてわたしもうちの子たちを護る防波堤とやらになりたいと思いましたのよ。化身を抱けるっていうのが評判になりましてね、こんな固い身体でも連日満員御礼でくたくたですよ、、、全く、お噂どおりヤンキーさんは「凄い」ですねえ?))
2011-08-13 22:25:30((あらあらあら。ふふ、そんなに嫌でしたら、貴方のオンリーにしてくださいな。それならいいんでしょう? ふうん、全く格好つけちゃって。お若いのにやせ我慢しなくって宜しいんですよ……?))
2011-08-13 22:30:29((――ねえ、随分久しぶりの我が家なんですから、もうちょっとゆっくりさせてくださいよ、旦那、、、ん、全くもう、、、んっ、、、。)
2011-08-14 22:00:29((、、、あ、やぁ、旦那ッ、そんなに揺さぶらないで、、、あ、あ、あぅんッ、、、あ、ぁーーー、、、。――――は、、はぁ、、ね、、こんな、、に、うちを丸腰にさせておいて、ほんとうに、護ってくださるんですか、これから、、、。))
2011-08-14 22:05:29((ふふ、そうですか、、、せいぜい、期待はしないでおきますよ。ね、ピンカートンの旦那、、、ほらもっと、強く抱いてくださいまし、、、?))
2011-08-14 22:10:29((僅かに開いている襖の向こう、暗闇の広がる廊下に、ふと何者かの気配を感じた気がしました、、、ですが、それを確かめる猶予は朝まで与えられることはありませんでした。))
2011-08-14 22:15:29(「ですからあなたはもう奥に引っ込んでいて宜しいのですよ。どこぞの他国の『愛妾』を表舞台に出すなど出来る訳がないでしょう。どこまで笑い物にされれば気が済むんですか?」)
2011-08-14 22:35:29(「――君って結構、いや相当、俺の事が好きだよね? ミステリアスぶっても、そういう所は分かりやすすぎるんだぞ。本当に君って……」)
2011-08-15 22:00:29(「――君だって本当は、俺の事なんか嫌いなんだろ? 別に分かってるし、今更慣れてるから平気だけどね。そう、世界の誰ひとりだって……」)
2011-08-15 22:05:29(「――ねえ、キスしてくれよ、おやすみの、」「おはようの、」「いってらっしゃいの、」「おかえりの、」「いつもの、」「あたりまえの、」「…………」「…………」)
2011-08-15 22:10:29[なんて眺めてたら、後ろから急に腕を引かれて知らない娘にキスされたんだ!「お兄さん、どうして記念日なのにそんな寂しそうな顔をしているの?」ってね。俺はそんな顔していたのかなあ?]
2011-08-15 22:30:34