【NEJM】SARS-CoV-2 Variants in Patients with Immunosuppression|免疫不全宿主におけるSARS-CoV-2変異体(2021.8.8作成)

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influenzer @influenzer3

(続き) 読みにくいでしょうか? 短縮版も考えましたが、せっかく訳したので分割でtweetすることにしました。 ------ ・ウイルス複製を阻害する抗ウイルス薬も期待されている。Molnupiravirはウイルスの複製を抑制する事が報告されており、現在2つの大規模臨床試験が進行中である。

2021-08-06 20:12:04
influenzer @influenzer3

・モノクローナル抗体や薬剤を用いてウイルスの複製を止めれば、変異の発生や感染拡大を止める事ができる。これらの治療法を適切に選択し、耐性を検出するためのモニタリング戦略が重要になってくるだろう。 ------

2021-08-06 20:12:04
influenzer @influenzer3

・各変異株のspike gene上の変異部位 convergent evolutionと表現されている、ランダムに起こる変異が決まった場所に起こるように見える進化です。 免疫逃避や感染力が選択圧として作用するためです。 各変異株の変異部位が極めて近い場所で共通して起こっている事が良くわかります。 pic.twitter.com/NvCqnefocF

2021-08-06 20:12:05
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influenzer @influenzer3

・B.1.1.7が従来株からジャンプして変異した事を示す図 横軸は時間経過、縦軸は変異数を示しています。 基本的には一定の速度で直線上に変異が進みます。 しかし、多数の変異を持つB.1.1.7は突然ジャンプして出現し、それ以降はまた同様の変異速度で推移している事が分かります。

2021-08-06 20:12:05
influenzer @influenzer3

B.1.1.7が免疫不全宿主体内の各種選択圧で、変異速度が加速して出現した事を傍証しています。 pic.twitter.com/npeo0HGdmP

2021-08-06 20:12:06
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