人類最初の“絵”は、洞窟の壁に描かれたのか、人の皮膚に彫られたのか
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Bodhi_grand
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マンフォードの本に、石器時代における「トレパネーション」の記述あり。アマゾンに頼んだ原書がまだ届かない。クレームのメール出したけど、やっぱり超重要箇所は原文で読めないと嫌だ。
2011-08-25 01:50:53
人間と動物の違いについて、身体改造の愛好家たちの間では、「自分の意志で自分の身体を加工&改造すること」と考えている人が多い(ちなみに、僕の愛読書マンフォードも改造支持派)。そうなると、旧石器時代にまで戻って、人間の身体改造の痕跡を探索することになる。
2011-08-25 02:02:57
【訂正版】マンフォードによれば、人間は、「手」の進化よりも「脳」の進化の方が早く、「道具」の歴史が本格的に始める新石器時代以前(つまり旧石器時代)、人間が着手したのは、「道具」を作ることよりも、「自分の身体を改造する」ことではなかったのかと断言する。
2011-08-25 02:12:12
欧米のタトゥー愛好者たちの間で、「人類最初の“絵”は、洞窟の壁に描かれたのか、人の皮膚に彫られたのか」という議論がある。もちろん、愛好者たちの多くは、タトゥーを人類最古の芸術であると考えている人が多い。さて、あなたはどう思う?
2011-08-25 01:59:02
@neobatoh 地面に残った「動物の足跡」を真似たのが、最初の“絵”という説はある(アボリジニの研究などによる)。でも、本当に本当の「最初」にまで遡るなら、人間の皮膚はあり得る。マンフォードはそれが「言語」以前ではないかという。「言語」がないと「作戦図」は難しくないかい。
2011-08-25 04:28:46
@keroppymaeda あ、そっか。オマエ アッチカラ、オレ コッチカラって言わないとww 種族やら家族やら仲間の印付けにタトゥーするから、皮膚か!そーかー!面白い!そうに違いない!(と、思い込み激しい今日この頃)
2011-08-25 04:35:30
@neobatoh そう、ここら辺の話、凄く面白い。「タトゥー・ピアス・身体改造」が「人類の起源」とか、「人間とは何か」とか、「人間と動物の違い」とかに繋がって、「全人類的な」問題になってくる。
2011-08-25 04:46:56
@keroppymaeda 面白い!現代人が人体解剖しないのが日常になってるから不思議な世界になってるだけで、大昔って結構野蛮な文化が普通だったわけだから、むしろ退化してきただけなんだもんね。必要がない。言語があるから。
2011-08-25 04:54:31
ありがとうございます。8月末売りの『ブブカ』では、ルイス・マンフォードについて書きました。ドゥボールも引き続き調査中、今後ともよろしくです。RT @12756274 @keroppymaeda ドゥボール特集とても良かったです。また機会があれば似たようなレポお願いします!!!
2011-08-25 00:00:34
【再録】動物よりも発達した「脳」を持つ人間は、「脳」によってもたらされる“過剰な情報(妄想)”を「道具」作りではなく、まずは「自らの身体に試みた」のではないか。そして、「身体の改造」(痛みの伴う儀式)を通じて、言語が発達したのではないか。by ルイス・マンフォード
2011-08-27 19:17:16
@keroppymaeda @neobatoh ありがとうございます。今まで考えた事もない事でしたが、人類が言葉も持ってない時代からボディペインティングをしていて、それを長期間消さないためにかなり早い段階からタトゥーをするようになったかもしれないですね。
2011-08-29 21:44:02
@Bodhi_grand 僕の最近のネタ本、マンフォード先生によれば、「儀式的な身体改造(つまり痛みが伴う行為)」を通じて、人間は「脳」の中にある“過剰な情報(妄想)”を肌に刻み、そこから「言葉」が生まれ、「文字」が生まれたという。(つづく)
2011-08-30 03:37:02
@Bodhi_grand 一方、人類学の研究では、意外なことにペイントとタトゥーをあまり区別していない。実際、古い資料や記述からだけでは、描いたのか、彫ってあったのか区別できないためだ。だが、実際のところ、原始的なタトゥーは切傷を作り、そのあとか墨などを刷り込んでいる。(つづく)
2011-08-30 03:40:30
@Bodhi_grand つまり、そこでは、「彫る」という技法を発見した人たちと、「描く」という技法に専念した人たちがいたというだけに過ぎない。それでも、ピアッシングや性器の切開&切除なども古くから行われていたとするなら、「痛み」が伴う行為の「儀式」性を無視することはできない。
2011-08-30 03:43:36
@Bodhi_grand @keroppymaeda あれかな、体毛がうすくなって動物達のようにオレモトリニナル、シカニナル、そして、エモノトルの発想からボディーペインティングしたり…あ~…これも言語の後か~。難しいな~(ーー;)
2011-08-30 02:14:50
@neobatoh 「身体改造」と「人間の脳内の象徴体系(意味体系)」が、ほぼ同時進行で旧石器時代の約2万年の間に作り上げられた。そこでは動物の模倣を超えた、人間ならではの「象徴」を見つけ出し、「鳴き声」が「言葉」となり、「引っ掻き傷」が「文様を肌に刻む儀式」となる瞬間があった。
2011-08-30 04:47:07
@neobatoh 面白い話に「性器改造」について、動物の性器を真似することで「精力」を高めようという考え方はあった。オーストラリアのアボリジニが成人の儀式として、サブインシジョン(男性器切開)をしていたのは、カンガルーやアルマジロの性器を形を真似ようとしたからという。(つづく)
2011-08-30 03:46:38
@neobatoh だから、動物を真似て、身体に文様を刻もうと考えたとしてもおかしくない。一方、洞窟の絵で見ると、最古のものは「手形」。そのあとに「屋根形」「密集した点」「平面図」といった「象徴」的な図柄が登場。それらは「性器」を「象徴」していたと考えられている。(つづく)
2011-08-30 04:29:01
「密集した点」てのはなんの表現かな?面ろい“@keroppymaeda: だから、動物を真似て、身体に文様を刻もうと考えたとしてもおかしくない。一方、洞窟の絵で見ると、最古のものは「手形」。そのあとに「屋根形」「密集した点」「平面図」といった「象徴」的な図柄が登場。それらは「
2011-08-30 04:32:19
@neobatoh どちらが男性器でどちらが女性器なのか、考え始めるとわからない。重要なのは、非常に古い洞窟絵に「象徴」的な記号が用いられていること。たぶん、人間の皮膚に始めた彫られた“絵”も、非常に「象徴」的なものであったろう。もしかしたら、「密集した点」であったかもしれない。
2011-08-30 04:51:13
まさにそうですね。http://t.co/6D40qKR (グロ注意!!) RT @neobatoh 男性器切開って、こう~なんていうか、魚の開き的な~?
2011-08-30 04:31:39
同時進行って面白い。そうだと思う。知能発達ってことは考えるってことだから、当時何を考えてたか、そう考えるとそうゆう事を考えたでしょうね。あと食べる事“@keroppymaeda「身体改造」と「人間の脳内の象徴体系(意味体系)」が、ほぼ同時進行
2011-08-30 05:05:19