彼岸花の咲く夜に(前編?)をプレイして
彼岸花の咲く夜にをプレイして
彼岸花の咲く夜に、プレイ終了。確かにひぐらしに比べても相当1話単位(今回は短編の構成)のボリュームは小さいので、さくっとプレイできる。プレイっていうか、今回は謎めいたものもないので、本当に読むって感じ。
2011-08-29 14:07:42ゲームというよりは、読んだあと何を感じるか、どう向き合うか……主に学校妖怪のいない世界で、自分自身がっていうものだろう。そのテーマにより、万人向けとは決して言えない。なぜかっていうと、それを本当に傷や怒りとして持ち合わせている人もいるだろうから。
2011-08-29 14:09:14自分の過去と向き合いたい、過去と対峙したいっていう人にはいいものかもしれないし、逆説的に何かを尊く想うことにはつながるかもしれない。
2011-08-29 14:12:06キャラもたってるしそれぞれに持っているものも生々しい。だからこそおどろおどろしいぞくっとしたものが、ひぐらしとかとは別の意味で迫ってくる。あと、主題歌の「愛(は)しを渡るは黄昏ぞ」がかなりいい。音楽モードでずっとリピするくらいに。
2011-08-29 14:15:44うみねこの封鎖的な感じとは違い、今回はかなり枝が出来そうな、副産物的なおもしろさもあるなぁと思いましたが、テーマがテーマなので、やっぱりプレイする人は選ぶだろうなぁと思う
2011-08-29 14:19:21僕は面白かったけどねっ!! いや、面白いっていうのとは、ちょっと違いますがな……受け取るものはあったという感じでシメ。イラスト描きたくなりますな。
2011-08-29 14:22:11以下ネタバレというか、テーマなど。
テーマはずばり「イジメ」です。「かわいがり」でも「イジリ」でもなく「イジメ」です。一部虐待もありますが……
学校の中、さらに「クラス」や「部活」など単位の極閉鎖空間にて行われるイジメについてです。
全編である今回は、全部で7話の構成になっています。
出てくる主人公たちは基本的に誰かしらからのイジメを受けていて、それを他に転嫁したり、受け止めたり、ただ耐えていたり、立ち向かったりします。
そういうものは、大きい小さいに関わらず、誰しもがどこかで見ているもの、関わってしまっているものかもしれない。
そういう部分で、自分が暮らす、暮らしたあの場所で、そういうものがある人には、真に迫りすぎて、学校妖怪を求めてしまうかもしれない。
物語に戻るが、その主人公たちは、望んでか望まざるとも呼んだのか、学校妖怪という、魂を喰らう存在に出会い、それと依存したり共存したり、闘ったりもする。
その学校妖怪という存在は、一種「救い」なのかもしれないなと、思ったりしました。
そういう意味でも、自分の中にある、あの時のものや今を考えなければいけないという苦しさは出てきますが……
もうひとつ、裏のテーマとして、自ら死を選ぶことのなんたるかというものも語らえていると思いますので、そのあたりも合わせて。
ご興味がある方は是非プレイしたりしてみてください。
ちなみにマンガのほうは読んだことないです;