「地質図の思想」早川マップ四訂版準備中から

早川マップ四訂版発表直前のツイートのまとめ 【番外】航空機モニタリングTOKYO YOKOHAMA  http://togetter.com/li/197400
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

10年後の状態がわかればいいじゃないかと思うかもしれない。しかし10年後は、放射性物質の偏在が著しくなっている。航空機が獲得する平均に意味は薄い。知りたいのは、どこにどれだけ偏在したかだ。それは地上調査でしか知ることができない。

2011-09-03 09:16:55
早川由紀夫 @HayakawaYukio

航空機による調査は広い範囲を一度に見渡す。半年後のいまならまだよいデータが獲得できるが、10年もたてば放射性物質はその区域内からあらかた流されて2011年3月はもはや復元できなくなる。

2011-09-03 09:15:14
早川由紀夫 @HayakawaYukio

地質学者は、9万年前に阿蘇カルデラができたときの火山灰を、北海道の大地の表層の中に5センチの厚さでみつける。そこは、9万年も長きにわたって地表環境が保存されてきたところだ。そういうところを測れば、2011年3月の事件はいつでも復元できる。

2011-09-03 09:13:29
早川由紀夫 @HayakawaYukio

どんなに雨が降っても風が吹いても、2011年3月の状態を保持している場所がある。そういうところがどこか、地質学者のある集団だけが知っている。何万年前の火山噴火で降り積もった火山灰をそういうところで探し当てて過去の巨大噴火を再現する。

2011-09-03 09:10:15
早川由紀夫 @HayakawaYukio

半年後のいま測っても、10年後に測っても、30年後に測っても、それから1カ月後に測ったとしても、(放射改変さえ補正すれば)正しい放射線量を観測できると物理の人たちは思っているのだろう。彼らの頭の中で雨は降らないし風も吹かないのであろう。

2011-09-03 09:08:36
早川由紀夫 @HayakawaYukio

私の地図が、「nnistarさんの地図を見てかいたものである」の表現は正しいが、nnistarさんの地図の重要度は改訂を重ねるごとに相対的に低下している。改訂版(6月18日)のときの重要度がもっとも高かった。

2011-09-03 08:36:58
早川由紀夫 @HayakawaYukio

私がいま更新中の汚染地図は、そういうちゃんとした地上測定が終わった何年後かにできあがる地図に、拙速でどこまで近づけたものができたかで評価されると考えています。そのとき、研究者としての私の実力がはっきりするでしょう。

2011-08-29 17:00:25
早川由紀夫 @HayakawaYukio

nnistarさんと私が、緊急避難で寄せ集めて無理やり汚染地図つくっちゃったけど、じつはちゃんとした汚染地図作成計画(地上)は福島県とそのちょっと外側までしかありません。国策として日本全土の地上汚染地図作りを迅速に推し進める必要があります。航空機モニタリングだけでは足りません。

2011-08-29 16:51:12
早川由紀夫 @HayakawaYukio

私の地図は、雑誌と新聞には複数掲載されたが、NHKのテレビ画面にはまだ出ていない。行政が正式採用したのは、27日の新潟県防災局が最初だ。 http://ow.ly/6fbvw

2011-08-29 15:11:12
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