- papico_ocipap
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考えてみたけど、というかしばしば考えてはいるけど、やっぱり津上さんが戦い続けて来れた精神的な強さの理由はイマイチわからない。ちょっと今から纏めてみよう。グダると思うけど。
2011-09-02 03:05:47津上さんの本質は、何度も言ったように臆病で逃げ腰。訳のわからない敵は当然怖いし、序盤の描写やスペシャルでの描写を見るに、津上さん自身も訳のわからないアギトの力を怖れている。でも、基本的に津上さんはそれを表に出そうとはせずに、ずっとアギトとして戦ってこれた。これは何故か。
2011-09-02 03:16:38津上さんがアギトとして闘う理由は、誰かの居場所を守りたいから。これはよく使われるフレーズではあるけども、記憶も過去の拠り所もない津上さんは一体何故そうまでして誰かの居場所を守りたいと強く思えたのだろう。これは五代の笑顔を守りたい、とは全く同列には語れない事だと思う。
2011-09-02 03:19:04まず、津上さんは記憶喪失である自分の事、記憶を取り戻す事すらも怖れていた。自分の過去に近づきそうになった時には、それから逃げて、今の居場所を守ろうとした描写もあった。で、その今の居場所ってのが何かというと、真魚ちゃんのいる美杉家ってことになる。
2011-09-02 03:23:32津上さんには美杉家しかない。そこだけが自分の居場所である。しかし、津上さんは34話に至るまでは、基本的に自分を守る為の戦いをしようとはしてこなかった。いつだって誰かの居場所の為に。自分の事となると、「俺なんか」という風に卑下しているようにも見えた。
2011-09-02 03:25:58そもそも、津上さんが本当の意味で「自分はここにいてもいいんだ。自分の為に戦ってもいいんだ」と認識できたのは、真魚に説得されてバーニングに覚醒した34話。なら、それまでは自分の居場所っていうのを一体どういう風に認識していたのか。
2011-09-02 03:28:11津上さんがスコーピオンロードに針を撃ち込まれて、あと四時間で死亡する、となった時は、津上さん自身はたまらなく怖かった筈。だけども、それでも生きていかなきゃいけないって思えたのは、真魚がいたから。自分が居なくなったら、真魚を守る人が居なくなってしまうから。
2011-09-02 03:31:07もうちょっと遡ると、タートルロードとの戦いで、確か津上さんはアギトの力をようやく使いこなしたんだっけ。あの時始めて、最初にアギトとして戦って行く決意を固めた訳だけど、これは一体なんでだろう。
2011-09-02 03:32:53訳のわからない敵は怖い。自分のアギトの力も怖い。だけども、自分はどういう訳か、アンノウンに殺されそうな人間が「見えて」しまう。そこは素朴な正義感だったのかな。怖くても、自分にはアギトとして闘う力があるから、だから自分の中の恐怖と戦いながらも、アンノウンに立ち向かって行った。
2011-09-02 03:35:35一度居場所の話にもどろう。津上さんがみんなの居場所を守りたいと思ったのは、自分には居場所がないと認識していたから?だから、いつも自分を犠牲にしてまで誰かの居場所を守ろうとしていた?本当に安心出来る居場所が、津上さん自身も欲しかった、のかな?
2011-09-02 03:39:21自分は誰かを守ることが出来る。敵を倒すことが出来る。だから、自分にはないみんなの居場所を守りたいから、居場所を失う辛さを知っているから、津上さんはずっと戦ってきたのだろうか。
2011-09-02 03:40:49で、34話の話に戻る。ここでようやく、自分がそれまで居場所だと仮定してきた真魚ちゃん本人の口から、自分の為に戦ってもいいんだよと許容される。ここで初めて津上さんは自分にも居場所があって、ここにいてもいいんだと悟り、バーニングとシャイニングの力を手に入れた。
2011-09-02 03:43:17小さい頃アギトをみていて、弁当で覚醒する意味がさっぱりわからなかったけど、今考えてみれば多分こういうことなんだと思う。とりあえず、この辺りが津上さんがアギトとして戦ってきた表向きの大きな理由、なのかな。
2011-09-02 03:47:02そもそものきっかけは、某氏へのリプ。津上さんは本当は臆病で、それを表に出さない為に不自然なまでに暢気に振舞っていた……が、それなら何故ああも無理して(?)戦ってこれたのか、と疑問に思ったから。矛盾してるんじゃないかと思って、とりあえず自分が納得いくまで書き連ねた。
2011-09-02 03:53:14@Hibino_Mirai 突然失礼します。大変興味深いツイートでした。個人的には弁当で覚醒にはもう少し意味合いが含まれているかと思います。津上さんにとって(映画での「生きるっておいしい事」発言でも分かるように)「食べる」という事は「生きる」という事に直結していて、(続
2011-09-02 03:49:59@Hibino_Mirai 弁当を食べた、という事はつまり生きる決意をした、自覚的に望んだという事とイコールなのだと思います。生きようとする意思があればこその強い力の覚醒なのではないかなと。それを弁当でやっちゃって視聴者に今ひとつ伝わらない所が井上御大ですがw
2011-09-02 03:51:42@papico_ocipap いえいえ、こちらこそ興味深いリプありがとうございます! なるほど、真魚ちゃんの説得にばかり意識が向いていたけど、そう言われてみると確かにと思います。今こうしてつらつら書いていたけど、弁当シーンと映画での発言の結び付きは完全に盲点でした。
2011-09-02 03:58:25やっぱりアギトってちゃんと深いところまでハマろうと思ったら、とても難しい作品なんだって印象だなぁ。そもそも、津上さんのキャラ自体がとても複雑。五代よりも達観した仙人キャラとか言われているだけの薄っぺらい超人キャラでは決してないと思う。
2011-09-02 04:01:26@Hibino_Mirai 実は津上さんは(分からないので途中で考えるのやめて)あまり深く考えないで戦っていたように思われます。「居場所」という言葉がキャッチフレーズなのでそれに目がいってしまうのですが、もうちょっと違う所に焦点があるのではないかなというのが印象です
2011-09-02 04:02:47@papico_ocipap あー、確かに、そう考えるのが一番矛盾とかなさそうですね。あんまり深く考えて行ったら余計にこんがらがって理由付けに困ったけども、津上さん自身がそもそもあまり考えてなかったのなら、たまに問題に直面した時に大きく揺れたりした事にも自分自身納得出来ます。
2011-09-02 04:08:56@Hibino_Mirai 何というか、はっきりした言葉でなくて申し訳ないのですが、4話で真魚に「いてもいいよ」と言われた事で津上さんの居場所は既に確立されていて、アギトである事は津上さんの中で受け入れられて当たり前の事になったのではないかと。
2011-09-02 04:11:57