「公平な戦争だろうが、不公平な戦争であろうが、どれも同じく人殺しです」というスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの言葉に今こそ耳を傾けないといけない(沼野恭子訳)。彼女の母親もウクライナ人で、"力の時代"に、ロシア人とウクライナ人、そして兄弟同志が闘いを強いられた非人間性を訴えた。 pic.twitter.com/DbdkJp1Sbe
2022-02-25 14:02:56「私が関心を持ってきたのは「小さな人」です。「小さな「大きな人」」と言っても構いません。苦しみが人を大きくするからです。...私たちの身に何が起こったのか...きちんと口にする必要があるでしょう。それなのに私たちはそうすることを怖れ、いまだに自分の過去に向き合うこともできずにいます。」
2022-02-25 14:12:12「ドストエフスキーの『悪霊』で、シャートフがスタヴローギンと対話を始める前にこう言う場面があります。「ぼくたちふたりは無限の中で...この世の最後に出会いました。そんな話し方はやめて人間らしく話してください!」...それにしても、人間の魂に行きつくのはなかなか難しいものです。」
2022-02-25 14:19:08「戦争についての本を書いている...。なぜ戦争なのか?私たちが軍事的な人間だからだろう。つねに闘っているか戦争の準備をしているかどちらかだし、注意してみると、私たちは軍事的にしかものを考えていない。家でも外でも。だから、人間の命がこれほど安っぽくなってしまっているのだろう。」
2022-02-25 14:22:38「敵も味方もみんな可哀そう。この「敵も味方も」というのを聞いて...どういう本になるかわかった。戦争というのは人殺し以外の何物でもないということを述べる本になるだろう。女たちがいちばん頻繁に話すのは人が消えること、戦争ではあらゆるものがどれほど素早く無に帰してしまうかということ...」
2022-02-25 14:28:20「「人間の中にどれだけ人間らしさがあるか」というドストエフスキーの問いです。人間に残されたこの人間らしさをどうしたら守れるのか。この問いに対する答えを探しているのです。私は人間の魂を集めています。」 #戦争反対 #あらゆる戦争に反対します #NoWar #StandWithUkraine #нетвойне
2022-02-25 14:46:44ウクライナのゼレンスキー大統領がキエフの民間人を標的にしたプーチンを非難。ロシア軍のウクライナ侵攻のThe Guardian最新情報。 Russia-Ukraine invasion latest news: Zelenskiy accuses Putin of strikes on civilian targets - live updates theguardian.com/world/live/202… youtube.com/watch?v=Hq0kJu…
2022-02-25 15:42:22スヴェトラーナ・アレクサンドロヴナ・アレクシエーヴィッチ(Wikipediaより)
ベラルーシの作家、ジャーナリスト。「スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ」、「スベトラーナ・アレクシエービッチ」表記もある。
著書『戦争は女の顔をしていない』(У войны не женское лицо)は、2015年にノーベル文学賞を受賞。
“ウクライナ・ソビエト社会主義共和国に生まれる。ベラルーシ人の父とウクライナ人の母をもつ。父親が第二次世界大戦後に軍隊を除隊すると、ベラルーシ・ソビエト社会主義共和国に移住し、両親は教師となった。
ベラルーシ大学でジャーナリズムを専攻し、卒業後はジャーナリストとして活動。聞き書きを通して、大事件や社会問題を描く。
第1作『戦争は女の顔をしていない』では、第二次世界大戦に従軍した女性や関係者を取材。第2作『ボタン穴から見た戦争』では、第二次世界大戦のドイツ軍侵攻当時に子供だった人々の体験談を集めた。1988年にはソヴィエト連邦の介入下にあるアフガニスタンを取材し、『アフガン帰還兵の証言』でアフガニスタン侵攻に従軍した人々や家族の証言を集めたが、一般のソヴィエト国民に隠されていた事実が次々と明らかにされ、軍や共産党の新聞はアレクシエーヴィッチを一斉に攻撃した。『チェルノブイリの祈り』では、チェルノブイリ原子力発電所事故に遭遇した人々の証言を取り上げているが、ベラルーシでは未だに事故に対する言論統制が敷かれている。2003年に来日し、チェルノブイリを主題に講演を行なった。”
(以下省略しますが、自由の保証されない国で政府に都合の悪いことでも書いたために流転せざるを得なくなってなお、書くことを止めなかった人だと言うことは書き添えておきます)
「とあるユートピアの物語」~アレクシェービッチ講演(字幕付き)紹介記事
https://www.ourplanet-tv.org/38414/
以下、記事の最後を引用。
“またロシア情勢をめぐっては、アフガン戦争などが美化されつつある現状を厳しく批判。プーチン大統領の進める軍拡政策や言論封殺について、「新たな愛国主義が広がっている」「恐ろしいことが起きている」と憂慮した。そして学生たちに対し、「たった一人であっても、孤独に打ち勝ち、人間らしさを失ってはならないことを理解してほしい。」と語りかけた。”
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