SHOCKの記録2022(春)

そして博多座へ……！！！！

大好きな作品に、共に作品を大好きな自担が出たこと、これまでたくさんの人たちが演じてきたライバル役に、新たな１ページを刻んだこと、作品のファンにも、堂本光一くんにもその役作りをおもしろがってもらえたこと、なによりそれを勝利くん自身がきちんと実感して噛み締めて自信に変えたこと。MOVE ONが本当に最高だったこと。これまでコウイチや右腕たち側から観ていたSHOCKという作品を、新たな角度から見つめる機会をもらったこと、それによって考えたライバルのこと。本当に最高の２ヶ月だった。

きっとまた、勝利くんは帝劇に、SHOCKカンパニーに戻ってくるだろう。その時は是非、帝劇で、本編を。Eternalで描かれたライバルを、今度は本編に写し込んで、そこまで彼が生きてきた中で感じたものも埋め込んで、きっとまた最高の体験をさせてくれるだろう。

役者は人生を舞台に引きずり上げている。そうであってほしい、そういうものをみたい。ロボットが演じているみたいな緻密な演劇もいいけど、そうではない、役者たちの人生を投影させてくれる堂本光一くんとEndless SHOCKという作品がとてもありがたいし、これからも愛さずにいられないだろう。

最後となったが、稽古が始まる前に不安そうだった勝利くんに「勝利ならできるよ」と言ってくださったこと、「自分も似ている部分があるからわかる」としたうえで「殻を壊す」ことを考えてくださったこと、失敗を恐れる気持ちを察して「たくさん稽古場で恥をかいていこう」と声かけてくださったり、なにより、Eternalを上演すると決めた時点で、本編を体験したうえで演じて欲しいと、本編の配信も決断してくださったこと、堂本光一くんには本当に感謝している。私の知らないもっとたくさんの気遣いがあったんだろうと思う。でも、一ファンの私からも見えたこんなにたくさんの気遣いがあった。

本当に、本当に、ありがとうございました。2022年の春のこと、私は一生、忘れない。