茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2756回「風雲たけし城復活バンザイ！」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２７５６回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

TBSでやっていた『風雲たけし城』がアマゾンプライムで復活するということで、これは楽しみで仕方ない。放送されていたのは１９８６年から１９８９年の、日本が一番元気だった時。番組フォーマットのオリジナリティも高く、日本の放送文化の歴史に燦然と輝く番組である。

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『風雲たけし城』が登場する上で、やはり見逃せないのが、これも世界のゲーム文化市場燦然と輝く金字塔である『スーパーマリオブラザース』。この発売が１９８５年で、『たけし城』は多くの人に、そのような世界観の生人間、実写版と認識されていたのではないか。

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『風雲たけし城』のセットや世界観は独特で、谷隼人さんが「のりこめ〜！」と号令をかけたりというディテールに凝っていた。あれだけの障害物を用意して、もろもろに気をつけて運用、撮影するのは、当時のスタッフの並々ならぬ努力があったものと思う。

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『風雲たけし城』は、今では少なくなってしまった一般視聴者の参加番組であり、障害を乗り越えようとして失敗する生のリアクションが、予定調和ではない面白さを醸し出していた。真面目に準備して、職人技を繰り出して、ばからしい楽しみにするというエンタメの王道である。

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『風雲たけし城』はその独創的な番組フォーマットが海外でも評価されて、しばしば、Takeshi's Castleとして放送されているのを見た。その城主をやっているのが、カンヌなどで賞を得ている監督と同一人物だということも、日本文化の奥深さを感じさせていたことだろう。

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以上、連続ツイート２７５６回「風雲たけし城復活バンザイ！」をテーマに５つのツイートをお届けしました。