例えるのなら、この距離は何センチ?ミルクティーとレモンティーの間。向日葵と太陽の間。サイダーとラムネの間。 目測、きっとものすごく近い。近い、だけど遠い。だから苦しい。 #poem24
2011-09-20 00:34:32狭い軒下、肩が触れる距離で遣らずの雨に幽閉されていたかったけれど。せめて透明な傘一本分の距離に身を寄せ合うことを思った。優しくて吝嗇でない君は当然のように二本分の距離を購って。目視できる距離の二人旅さえ覚束ない。苦しいのは独り善がりで希望的な目測だというのに。 #poem24
2011-09-20 00:35:14皆に笑われた キミが好きだって 言っちゃったから 届くはずのない人 そんな事 わかってたのに 独り部屋に閉じ篭って 諦めよう そう思ってたとき 突然訪れたキミは 皆に笑われちゃった 自分もずっとそうだったって 言っちゃったから 照れながらそう言った #poem24
2011-09-20 01:13:25このまま ゆっくり深呼吸してから 振り向いて両手を延ばせば あなたに届くはずでした。 だけれど 僕の目測よりもはるか彼方遠くで 君は不思議そうな顔をしていました。 それでも そんな君のとぼけた顔がなんだか好くて 見誤った距離を 僕は丁寧に埋めるつもりです。 #poem24
2011-09-20 01:19:46君を不安にさせるものが全てなくなればいい、と君は言う。 ならばいっそ亡くなってみる? 距離を詰める、限界の加減。白い首筋、光る爪先。 君が望むなら、と笑う君。怖れるは、根絶後の代償。それならば、と落とす唇。 願わくは、不安を上回る愛を授からん事を。 #poem24
2011-09-20 01:34:44理屈じゃない。きみも気づいてるはず。はじめて目が合ったあの時に、引きあう力を感じただろう? 今この線を踏みこえるのには勇気が必要だけど、そこを越えられればきっと手に入るものの可能性は無限だよ。大丈夫、きみが思ってるほどに距離はないんだ。…さあ、どうする? #poem24
2011-09-20 04:05:07これが正しいのだと思ったの。あなたはいつも笑っていて、わたしはとても嬉しくて。だから、あなたの心の領域に土足で入っていくことが、愛することだと思ってた。今更気づいても遅いね。 ふたりの距離を見誤っただなんて。 #poem24
2011-09-20 06:22:40でも難しかった…目測。詠めりゃいいってわけじゃなく、「能力者」の人たちの目に触れるからどうせなら気の効いたヤツを…みたいなプレッシャーがpoem24の醍醐味。あとあの時刻直前の緊張感。癖になるw。
2011-09-20 00:20:39