空宙空地 「蒼ノ空」感想まとめ

トゥギャッター編集部 @tg_editor

「情緒を揺さぶる作品」名古屋拠点演劇ユニットによる長編作品 戸田恵子さんも観劇 「空宙空地 「蒼ノ空」感想まとめ」togetter.com/li/1910986 @kuhchu_kuhchiさんから #編集部イチオシ

戸田恵子 STAFF【公式】 @KeikoToda_STAFF

おおす。 ameblo.jp/toda-keiko/ent…

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

→… 一応、ビフォアシアターの感想へのリンクを貼っておきます(￣∇￣) A「お母さんをください」twitter.com/i_moto_y/statu… B「バナナボートに乗りたくて」twitter.com/i_moto_y/statu… C「4PM」twitter.com/i_moto_y/statu…

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

ビフォアシアター A「お母さんをください」#蒼ノ空（#空宙空地）#I元観劇 感想】タイトル自体が既にネタバレ的なストレートさなんだが、想像できていても俄然面白く感じる演技のノリの良さよ。速報で触れずにはいられなかった やよいさんの可愛さと、りょうちゃんの天然っぽい父親振りが堪らん(笑)…→ pic.twitter.com/9XUOo9k0tc

2022-07-10 15:12:27

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

ビフォアシアターB「バナナボートに乗りたくて」#蒼ノ空（#空宙空地）#I元観劇 感想】親密な仲間内の旅行の一幕。メインイベントを目前にそれを阻むトラブルの数々が降り注ぐ。結構な"歳の差キャスティング"にも関わらず、しっかり同級生の如くの空気が出ている収まりの良さがお見事な微笑ましさ。…→ pic.twitter.com/TmFPyBvG7M

2022-07-10 13:01:24

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

ビフォアシアター C「4PM」#蒼ノ空（#空宙空地）#I元観劇 感想】まったりとした時間の中で、患者と医師と思しき２人が織り成すセラピー的な会話劇。 冒頭からすり替えられていた問題の所在、一方の言うことを鵜呑みにすることの危うさ…そんなことが次第に顕在化してハッとさせられる時間でした。…→ pic.twitter.com/Rm1MCHJcBB

2022-07-10 14:02:57

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

@maco_og いつも翻弄する側の役回りが多いのに、文字通り全編通して翻弄され続けるのが新鮮でした。いつもと違うという意味では「残火」での八代さんも新鮮でしたけど、メンタルにくる感じではより響きました。 それにしても今年は ナシトビ、残火、蒼ノ空…と 八代さん&未奈美さんの大フィーバーの年ですな👍

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

@maco_og 俳優が「人間として染み付いている反応」を消し去る難しさってやつですね。未奈美さん、改めて凄い😆

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

@maco_og そうなんですよね、まさしく不気味。よく言う「不気味の谷」と評される人工の人間味にも似た感触だったのに、最終展開で混乱しました(笑) いや… あの壁の裏でもう一波乱あったのかも🤔

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

#蒼ノ空（#空宙空地）#I元観劇 感想】コロナ禍社会がよりエスカレートした近未来の異常性… 疲弊と正常化バイアスがシニカル＆コミカルに描写される序盤。"泣きの半年"までの一連のくだりとか、ずれていくマスク・会食に対する感覚の格差とか、今の過渡期もダイレクトに感じさせる舞台設定。…→ pic.twitter.com/YOcDqFVZz1

拡大

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

2)→… 佐川夫婦の息子カズタカをキーに、作品は次第に社会派ヒューマンサスペンスに収斂していく。空宙空地では久々の感覚でした。割と早い段階で 祐菜が写真に絡むカズタカの違和感をさり気なく呈して、その秘密単体には早々に「ああ、察し…」となったが、それ故にソコは呼び水でしかないかな。…→ pic.twitter.com/9vNzZTjxlK

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

3)→… 4人の… いや5人か。5人各々の異常性の奥底で何かしらの謎が蠢き続け… 最後まで明かされなかったモノも多々あり。纏まったシナリオに準じた物語の面白さよりも、そういった謎の集合体が醸す人間性の歪みや世相が、群像的にモヤモヤっと本作品の面白みを形作っている様な気がしています。…→ pic.twitter.com/MVtyKvO9tW

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

4)→… だもんで、ちょっと雑感的になるけど、5人各々に感じたことを書き連ねて作品の感想としたいと思います。 まずは未奈美さんが演じた２役。 疑うべくもなく、彼女が本作を掻きまわす強力なダイナモ。"受け"の主役である八代さんを… 対照的な2面から翻弄する"攻め"の主役でしたね👍…→ pic.twitter.com/DsE1wdAIDO

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

5)→… まずは市役所の後輩 祐菜は本作きってのキーパーソン。 怖い… 本当に怖い。 アスペルガー症候群の傾向があるけど、それがネガティブな方向に振れずに自尊心が高くて、職務に準じた公共の正義感は持っていても、妙なところで道徳観がすっ飛んでいる。下手をすればサイコパスそのものだ😱…→ pic.twitter.com/xbQfsu1kEX

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

6)→… しかしだからこそ、サスペンスとして話をおもしろくしてくれる。その場でただ一人だけ事態を俯瞰して、遠慮も忖度も無しに登場人物ばかりか観客にも冷や水を浴びせる。カズタカの死に周りが揺さぶられる展開の最中に… 黙々とケーキを貪っている姿には…意図を知った今尚恐怖を禁じ得ない。…→ pic.twitter.com/7wjkLU5JzR

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

7)→…男に『貴方には私は抱えられない。』と言い放つシーンもあったけど、では佐川課長なら良いのか？という疑問が止まらない。私は佐川夫人による殺害すら疑っているのだけど、佐川課長と祐菜が後腐れなく引継ぎの準備を残したことが妄想に歯止めをかける。果たしてそこに工作の余地はあるのか🤔…→ pic.twitter.com/hXXaxzTyta

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

8)→… そしてもう1役、彼女"ユカ"。その理想化された存在感にも私は違和感ありで、そもそもこのシチュエーションなら彼女の方がはるかに疲弊しているはずだが、そんな素振りが一切なくてむしろ怖い。中盤以降、彼女に佐川課長の思惑と同種の企みか… あるいは真剣にAI説を想起して観ていました。…→ pic.twitter.com/kP8nwGMopv

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

9)→…終盤の「男一人での通話シーン」で それは確定的とすら思ったのに、そこからひっくり返してくる関戸戯曲には唸りますね。ただ 返って彼女の謎は謎として残るわけで、そこら辺 彼女そのもの…あるいは男が見ていたモノ(?)には想像の余地が多くありそう。状況は単一でなく複合の可能性もある。…→ pic.twitter.com/uFXG525nMn

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

10)→… 関戸さんの佐川課長役は何か新鮮でしたね。関戸さんは大抵 軽めのダメ男役が多くて、今回みたいなちょっとパワハラチックな人間像は意外でした。呼んだくせに取り付く島もないアンチ会話力(笑)とかは ちょっとした恐怖体験だけど、それが出来ない系の人間としてはちょっと同情もする。…→ pic.twitter.com/Wk3r7y4T4s

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

11)→… 今時、飲みニケーションは殆ど無くなったけど、一方で対話のコミュニケーションは管理者には強く求められるから、義務として課されると中間管理職はマジしんどいんだわ💦 会社(役所)から何か言われてるのかね… 閑話休題。 彼の歪みも、少なくとも妻に対するモノは想像しきれませんね。…→ pic.twitter.com/EKsRVLTgKx

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

12)→…妻が言うような悪しざまな非難は、妻の状況を見るに正直言って鵜呑みにはできない。ただし、彼の中の ある種の諦めは伝わってくるかなぁ。逃避はあってもおかしくないが、結末にはどうしても本意ではない事件性を窺ってしまう。 すき焼きとハッピーバレールへの拘りと表現は最高でした笑☺️…→ pic.twitter.com/MCU48kIPoK

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

13)→… おぐりさんの佐川妻役。彼女の息子の妄想はそれとして、例えば その水難のエピソードの中ですら、夫は悪役を割り振られる。そうなるまでの経緯や積み重ねが在った故だとしても、それが然も事実として第三者に語られる事態にどんよりとした気持ちになるのは否めない。4PMを観たこともあって…→ pic.twitter.com/udfJ4CdqnQ

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

14)→… 一方の話だけで鵜呑みにしたくない感じはあるんですよね。 ただ、あの発狂シーンには、こんな演技を重ねていてメンタル大丈夫なのかと心配になるほどの迫力があって、その重さ故に… その後の顛末に事件性を窺うとすれば、「最後の愛する支えを奪われた怨み」の発露な気がしないでもない。…→ pic.twitter.com/jeqOOoQXkW

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

15)→… 互いの思い込みで会話が成立しないシーンは、他人事でも辛いな。 あと、佐川夫妻や謎のおばさんによる"ぞっこん"指摘等、本作には周囲が根拠のない謎の決めつけをして囃し立てるシーンがやたら多くてめっちゃ怖い。笑いを取るシーンではあるのだけど、やられたら恐怖以外の何物でもない💦…→ pic.twitter.com/JmOOY3NpzW

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

16)→…そして最後に八代さんの「男」役。板付き出ずっぱりで体力的にきついのもあるけど、毎回「狂っていく過程」をトレースしていく芝居は精神的に極めてしんどそう。 創造力の欠如、感覚の麻痺のくだりは唐突感があったけど、あれは自らの心理に自省するところありという伏線になるのだろうか。…→ pic.twitter.com/qStotmHzaV

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

17)→… そんな一連の流れの中… 『僕は悲しくないんだ』のシーンはめちゃくちゃ刺さった… 唐突に刺されましたね。芝居や映画漬けで感覚が麻痺している自分を見透かされているようにも思えました💦 一方で「心を動かしたくない」のくだりは、単体でなら理解できるけど、この流れの中では…→ pic.twitter.com/pC8skyrcmc

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

18)→…ついさっきまでの触りたがりは何だったん？ってなった。彼女の存在を否定すると決めた時点で触感はそれを覆すモノ、今 信じることの阻害要因となった…との想像ぐらいしかできないけど、あの抱擁と盛り上がりを拒絶しての凶行は衝撃的過ぎた。狂ったという一言では済まし難いこの世の地獄。…→ pic.twitter.com/YZalQ1NlT7

拡大

Ｉ元（観劇残留思念体） @i_moto_y

19)→… 会うことの"実感"を奪われることで失う絆がある… それは分かる。しかしそれは後からでは取り返せないモノ… そんな後味に思えて、何という救いの無さよ… と打ちひしがれる。「心を動かさない」ことで得られる平穏に果たして未来はあるのか… そんなアンチテーゼを汲み取れば良いのだろうか。 pic.twitter.com/P98rUqSHi2

拡大