【コロナについて雑感】最近マスクオフ状態で外を歩きつつ感じた事 〜鼻詰まりの時代〜

デヤブロウ @Dejavu_Raw

最近は「屋外で人が少なければマスク取ってOK」となったので、外では周りに注意しつつマスクを顎に降ろしています。口元の覆いが無いだけで蒸し暑さが減って快適ですが、それより強く感じたのは、口と鼻が開放されて、周りの匂いが入ってくる事で、今いる環境への解像度がガラリと変わること。(1/5)

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カフェの珈琲豆や焼菓子の香り、飲食店の店先から漂うスープやスパイスの匂い、道路際の熱した埃くささ、公園の花の香りや水の気配。そうした町の匂いに触れると、今まで味気なく映っていた街角が妙に新鮮に見える事もあります。「そう言えば最近この店行ってないな」と衝動的に寄ってみたり。(2/5)

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嗅覚は人間の五感のうち、想像以上に大きな割合を担っています。鼻を塞ぎ、嗅覚を遮断して食事すると美味しさ≒味覚の反応が激減してしまう事は有名ですが、これは味覚以外でも視覚・聴覚・触覚にも言えるのだと、最近は度々実感しています。ずーっと「鼻詰まり」の時間が続いていたのだなと…(3/5)

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コロナ禍以降、僕達は様々な形での隔絶や閉塞感に悩み続けていますが、その重苦しさの少ない部分が、実はこういう肉体的・感覚的な所に寄るのかも知れないですね。その意味では、屋外でのマスクオフが少しづつ広まるにつれて、世相や雰囲気も少し上向くのでは、という些細な期待もあったり。(4/5)

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とは言えコロナはまたBA5株の感染爆発で終わりが全然見えないし、一方で社会施策的にはコロナの徹底封じ込めよりも共存・弱毒化への舵取りが進む昨今。ニューノーマルの更に先の時代で、その匂いと空気をマスクせずに胸一杯に吸い込めるようになるかが気になる所です。(5/5 了)

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