北海道2022夏 (百名山登山)
前日のホテルが圏外。何となくホテルに着く前に登山口までの道順を確認していて助かった。少し走れば電波は入る。正規登山口から短縮登山口までが通行止め。おそらく2日前の大雨の影響。十勝岳しかり、このくらいは対応可能な範囲内。車移動時間の短縮と正規ルートの歩きやすさを踏まえると悪くない。 pic.twitter.com/DqYVWAIKpg
2022-09-13 16:50:106:15に登り始め、上り4h16m , 下り3h45m, 山頂滞在28mを含めてトータル8h29m。 高度差 1473 m, 距離 23.4 km pic.twitter.com/OEfEEqwSNE
2022-09-13 16:51:48後半、雪渓と大量の石ころが見える。神々の遊ぶ庭と呼ばれる所以がわかる。他にはない景色。神様が巨石で積み木遊びをしているように見えた。行程は23 kmと長いけど、樹林帯, 平らなところ, ドロドロ, 急な下り, 沢沿いの登り, 絶景, 岩場ととても変化が大きく、楽しいルート。歩き甲斐がある。好き。 pic.twitter.com/NOYY2d1KfB
2022-09-13 16:57:55終盤に、変わった鳥の羽ばたきなのか、動物の唸り声なのか、低いうなり音が聞こえて怖かった。熊スプレーを胸ベルトに挟んでさっさと通過した。調べた限りではこの日にトムラウシでの目撃情報はないようだが、森のくまさんの生息地としては有名。 pic.twitter.com/Jd0lxhcodJ
2022-09-13 16:59:33"美瑛富士の頂上から北を見ると、尾根の長いオプタテシケの彼方に、ひときわ高く、荒々しい岩峰を牛の角のようにもたげたダイナミックな山がある。それがトムラウシであった" "それは私の心を強く捕えた。あれに登らねばならぬ。私はそう決心した" 〜深田久弥 日本百名山
2022-09-13 17:00:33"その次、大雪山の最高峰旭岳の頂上から今度は南の方に、快晴の秋空に屹と立っているトムラウシを見た" "やはり立派であった。威厳があって、超俗のおもむきがある" "あれに登らねばならぬ。私の志はますます堅くなった" 〜深田久弥 日本百名山
2022-09-13 17:01:05"トムラウシという名前にも魅力がある。それは十勝川の上流トムラウシ川から来たもので、トンラウシと呼ぶのが正しいそうである" "tonra-usi のトンラは「水垢」を意味し、ウシは「多いところ」を意味する。つまり「水垢の多い川」、温泉鉱物のため水がぬらぬらしているのでこの名があるのだという"
2022-09-13 17:02:09"北海道のアイヌの山名には仲々いいのがたくさんある。それを奇妙な宛字にして、元の形をこわしてしまうのを、私はかねてから大変残念に思っている" 〜深田久弥 日本百名山
2022-09-13 17:02:42"あちこちに雪の溶けた池があり、その原が果てしなく拡がっている。この雄大、この開豁、こんなおおらかな風景は内地では求められない" 〜深田久弥 日本百名山
2022-09-13 17:02:49"私は秋晴れの東南の空に十勝連峰を眺めた。主峰十勝岳を中央にして、その右に上ホロカメットク山、三峰山、富良野岳、その左に美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ山。眺め飽きることがなかった" 〜深田久弥 日本百名山
2022-09-13 17:03:37"遊山的登山で飽き足りぬ人は、そのまま往路を引返そうとはしないだろう。主稜を南方へ向って馬ノ背の瘦尾根伝いに上ホロカメットク、更に富良野岳まで足を伸ばすか、あるいは反対に、鋸岳を経て美瑛岳の方へ行きたくなるだろう" 〜深田久弥 日本百名山
2022-09-13 17:03:42雄阿寒岳 (8/19)。12:05に登り始め、上り2h16m , 下り1h50m,トータル4h06m。 高度差 945 m, 距離 11.5 km pic.twitter.com/HMidX7ANkR
2022-09-14 12:50:34前日8/18 はオンネトー国設野営場で車中泊 (雨)。雌阿寒岳の日以来、4日振りに戻ってきた。あの日、雌阿寒岳から見た雄阿寒岳の美しさ (と日本百名山内の記述) が戻ってきた理由。あの山に登らねばならぬ (深田久弥風) と思った。 pic.twitter.com/xNWnuduT6X
2022-09-14 12:52:51翌朝もしっかり雨。気になっていた納沙布岬 (往復6時間) まで行って12時に登山開始。十勝岳のときは雨の中登り始めるのがかなり辛かったけど、この日は雨でも眺望がなくても登るぞという気持ち。経験値の差。 pic.twitter.com/CmPU9l41Tf
2022-09-14 12:53:44結果的には眺望なし、雨&風ありの修行登山になった。綺麗な花も特になし。それでも雌阿寒岳と雄阿寒岳の両方に登れた満足度は高い。 登山的には全編樹林帯の登りと言っても差支えがないくらいに変化なし。雄阿寒岳は眺めて楽しむ山だと思う。 pic.twitter.com/gicx3Abath
2022-09-14 12:55:46尻別岳 (8/20)。16:01に登り始め、上り57m , 下り44m, 山頂滞在を含めてトータル1h50m。 高度差 443 m, 距離 6.3 km pic.twitter.com/blSAu3LzX7
2022-09-15 16:31:04前日は13回目にして最後のテント泊。なんか切ない。翌朝は今回の北海道における登山と並ぶ2大切り口の1つであるドライブ、特になるべく北海道の端っこを一筆書きにすることを貫徹するためのドライブ。この1日で800 km、前日と2日で1350 km 走った。貫いた。 pic.twitter.com/jpLCEmfngK
2022-09-15 16:44:02今回の北海道で以下の大きな変更があった。 ・羅臼縦走を2泊から1日に ・旭岳〜トムラウシ縦走1泊2日+車回収1日 (計3日) を大雪山とトムラウシそれぞれ1日ずつの行程に 浮いた2日を雄阿寒岳, 尻別岳, 最東端に充てた。雌と雄を、後方 (羊蹄山) と前方を、東西南北の端すべてを制覇した。貫いた。 pic.twitter.com/EWsUe0JACL
2022-09-15 16:52:22標準コースタイムは3h40m. 雨雲レーダーと日没時間、(函館からの移動中の) 現在位置、フェリーの時間、フェリーまでにやるべきこと (洗濯, 風呂, ごはん) を見ながら最終的には登山口で判断した。 pic.twitter.com/iHZdUA7byT
2022-09-15 16:55:26最後、ちょっと晴れた (1, 2枚目)。1,107 mの山だけど、一部かなりの急勾配+ロープ (3枚目)。危険度は侮れない。 pic.twitter.com/w3pYFtiy0F
2022-09-15 16:58:37下山後に見た、前方羊蹄山と後方羊蹄山 (1,2 枚目)。残タスク (洗濯込み) をこなしたらちょうどフェリーの受付時間だった。3時に起きてから21時までのスケジュールが完璧過ぎた。 pic.twitter.com/hWvpUHZPhd
2022-09-15 17:01:51"シリ・ペツは「山の・川」の意で、後方羊蹄はおそらくこのシリ・ペツ(尻別川)から来たものだろう" "後方羊蹄山には土人の称える雄岳と雌岳の二岳がある" "雄岳は今の尻別岳(後方羊蹄山の東南にある一一〇七米峰)であり、雌岳が蝦夷富士と呼ばれる今の後方羊蹄山" 〜深田久弥 日本百名山
2022-09-15 17:05:03雲の中から利尻岳が現れる決定的瞬間を捉えた動画 (13秒)。天才カメラマンかもしれない。 pic.twitter.com/aKhkRx3sxY
2022-09-18 09:11:48利尻岳山頂 (28秒)。風がなくて静か。360° 海。シベリアも見える。 pic.twitter.com/2ge92ZA51V
2022-09-18 09:54:40