ライブアライブ(HD-2Dリメイク) ネタバレ有 感想備忘録

原作未履修(事前知識かなり少なめ)。全ボス撃破済。 感動的であり、強烈な印象も残すストーリーでした。
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げもげ @fenneloop

ライブアライブ、遂に真エンド到達しました!ラスボス戦~エンディングが本当に凄かった。泣かされるとは...。パーティーメンバーはキャラの好みで決めました! #ライブアライブ #NintendoSwitch pic.twitter.com/3ts5ICQBnm

2022-08-27 21:53:00
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げもげ @fenneloop

クリアしてから日が経ちましたが、ライブアライブ感想まとめようかと。強烈な印象を残す作品でした。 #ライブアライブ #NintendoSwitch

2022-09-04 21:38:30
げもげ @fenneloop

●ストーリー どの編も個性的で面白かったです。特に好きになったのは功夫編と近未来編、展開がとてもアツかった。あと有名なシーンがあるので知ってる方もそこそこ多いかと思いますが、ゲーム終盤の展開はとにかく衝撃でした…(自分は詳細な部分を知らなかったので) #ライブアライブ #NintendoSwitch

2022-09-04 21:38:37
げもげ @fenneloop

ちなみに7編は原始→西部→近未来→現代→SF→功夫→幕末の順にやりました。毎回セルフルーレットで決めてました。結果としていい感じの順番だったかな…? #ライブアライブ #NintendoSwitch

2022-09-04 21:38:44
げもげ @fenneloop

●バトル シミュレーション的な要素も若干あるので、慣れるまで人によっては少し時間かかるかも。僕なんて途中の隠しボス戦の中で理解する有様でした…笑 全体の難易度はあまり高くないのでなんとかなるレベル。 #ライブアライブ #NintendoSwitch

2022-09-04 21:39:17
げもげ @fenneloop

ただ、初見殺しはそこそこいる&謎に強い雑魚敵もいたりする。特に後者はリメイクとはいえ、もとがスクウェア黄金期のRPGだもんなぁって感じ。まあ個人的にはうれしいバランス。 #ライブアライブ #NintendoSwitch

2022-09-04 21:41:20
げもげ @fenneloop

●音楽 下村さん本人によるアレンジなのでとても安定していますし、格好良い曲から美しい曲、泣ける曲まで幅広いです。曲調がこれだけ一作品で幅広いのも珍しいですよね。 #ライブアライブ #NintendoSwitch

2022-09-04 21:41:32
げもげ @fenneloop

リメイク版で特に好きなのが「LIVE・A・LIVE」「CRY・A・LIVE」「鳥児在天空飛翔 魚児在河里游泳」「◯◯への序曲」などなど(◯◯は伏せてます)。 あと中世編既存曲のアレンジver.もそれぞれ好きだし、ラスボス戦の一連の曲も好き #ライブアライブ #NintendoSwitch

2022-09-04 21:42:00
げもげ @fenneloop

終盤からの展開がとにかく凄いので(スクエニ公式が特定区間については配信のみならず、個人のスクショ機能まで出来なくしているレベル)、僕もTwitterじゃ色々喋れません。実際に色々な方にプレイして欲しいなぁと。泣けるシーンも多いです。 #ライブアライブ #NintendoSwitch

2022-09-04 21:42:18

以下、Twitterでは書けないネタバレ。

●事前知識として知っていたこと
・主人公がたくさんいる&有名漫画家たちがデザインしてる
・MEGALOMANIA
・「あの世で 俺にわび続けろ オルステッドーーーーッ!!!!」
・アリシアはスクウェア3大悪女(何をしたかはプレイするまで知らなかった)
・各編ボスの名前にみなオディオの文字が含まれていること
・オルステッドが魔王オディオになること
・「我が名は… 魔王… オディオ…!」
・最終編のサンダウンが話しかけても去ってばかりでなかなか仲間にならないこと
・ラスボス戦に顔の形態があること
・ラスボス戦で各編のオディオと再戦すること
・ハルマゲドン

各編振り返り(プレイ順)

●原始編
べるがかわいい。
話が比較的明るく、死人も少なくハッピーエンドなので最初に選んで良かった。
未プレイの人が最初に選ぶにはおすすめされないそうですが、荒野に投げ出される前に旅支度(合成)をしっかりしていたので戦闘はあまり苦戦はしませんでした。むしろ装備さえ整えられるのであれば、近未来編と並んでライブアライブ入門にもいいのでは?ポゴがとりあえず強かった。
キングマンモーは別格。とはいえ2回目で倒せました。

●西部編
初見殺しの連続。一番キツかった…
罠設置1回目は時間のプレッシャーに押され人々の罠設置がほぼ間に合わず(一応10体以上いた手下は全員倒せてたけど)。2回目は手下を罠でほぼ退治できましたが、ディオのガトリング銃でマッドドッグは消えました。実質即死攻撃なので怖い。この時点では戦闘システムをまだ十分に理解できてなかった。向きがどっち向いてるか&溜めゲージがよく分かってなかった。笑
サンダウンの「…金ならあったさ」めっちゃ好き。

●近未来編
アツかった!!!!盛り上がる展開てんこ盛り。テンションの上がるシナリオでした。ブリキ大王で敵メカを薙ぎ倒していくのが爽快。てか主題歌がすごい…無法松がかっこいい…
中世編以降を除けば一番普通にRPGしてる感覚がありました。アキラ一人旅の間はテレポートで逃げた方が良い場面もある印象ですが、それ以外は普通に戦えますね。スキルが範囲技多いかつ属性も多様で良い(原作は弱かったらしいですね…) 彼だけは最終編に入った時点で既に最後の技を覚えてました。

●現代編
初戦のグレート・エイジャにだけ一度敗北しました(何やってんだ。ちなみにたまたまワタナベイベント見られました)。グラフィックが良いからか、対戦相手選択がストリートファイターっぽさだけでなく、同じロックマン(特に7あたり)っぽさも感じました。オディ・オブライトに至ってはXシリーズのシグマにしか見えなかったし。
最終戦の前のイベントは王道な台詞ながらアツかったです。森部のじーさん!

●SF編
ベヒーモスには自ら触りに行きました(^ω^)
ホラー要素より、男女関係が見ていて辛くなるシナリオだった。胸が痛くなるうえ、まさか三角関係全員死ぬとは…。レイチェルのモニターのあれは聖剣3の航海日死を遥かに超える恐怖を感じました。そんな中でもダース伍長の「人殺しの道具を作っているばかりじゃないんだぞ…!」や「今はこの味が最高だな」は考えさせられますね。エンディングに出ていた彼のその後の仕事にも涙。
探索はレーダーあると面白くなくなっちゃうなぁと思うところもあり、適宜切ってました。

●功夫編
最初は修行の関係で少々面倒そうだな…と思っていたのですが、終わってみれば一番好きな編になっていました。弟子たちとの出会い、修行の日々、敵襲による悲劇、弟子(仲間)の敵討ち、師弟の奥義…盛り上がる要素しかないですね。決戦〜エンディングで泣きました。
ただ弟子が一人を残して死んでしまうのは初見殺しでしたね…ちゃんとレイ中心に修行をつけていて良かった。笑 たぶん継承者が最終編に出てくるだろうとは思っていたので、女性主人公も欲しいな〜ということで必然的にレイになりました。(その後、作品中一番好きなキャラになるとは…)

●幕末編
シナリオネタバレ踏まないようにしつつたまに攻略を見て96人斬りでした。100人斬り、0人斬りは大変だと分かったのでやってません…
やり込み要素や小ネタが豊富な編。そのためまずどこから行こう…ということに悩みまくってうろうろしてました。その結果忍法火の鳥を早い段階でラーニング出来て楽になったり。
隠しボスについては、魔神龍之介相手に試行錯誤することで遂に戦闘システムを把握できた感じがあります。ハメ技は最初十文字斬りでやるというより面倒なパターンを見つけてました。岩間さまは尾手と戦う前に行ったら普通に倒せちゃいました。
シナリオとしては世に蔓延る悪を討つ、という感じも良かった。魑魅魍魎かつ、歴史上の人物がオールスターな感じも面白い。あとその辺は何も考えずに進めていたので、エンディングで坂本龍馬か〜ってなってました。笑

●中世編
オルステッドが魔王オディオになることは知っていたのですが、想像を更に上回る壮絶なシナリオでした。後半〜エンディングが鬱過ぎる…クライマックスからはスクショすら禁止されているのも頷けるっちゃ頷ける。最後まで信じ続けていたアリシアから信じられない言葉をかけられ、目の前で自殺するのは見ていてリアルに震え上がりました。絶望のあまり泣けてきました。魔王誕生のシーンおよび「魔王オディオ」のアレンジ曲の「魔王オディオに捧げる絶望のフーガ」のインパクトも強烈でした。
オルステッドとストレイボウの関係や「憎しみ」というテーマなどは、時田さんが当時本当に描きたかったものなんだろうなぁとプレイしていて思いました。(この記事を書いている人はFF4のストーリーはほぼ全部知っています)
戦闘のバランスはほどよい難易度だったかと思います。簡単過ぎず難し過ぎず。ナギーベアはストレイボウとの二人旅の間に撃破。向き変え技でキャンセルさせれば普通に倒せますね(魔神龍之介先生のもとで勉強した甲斐があったかも)。あとラストの魔王山の「〜フォビア」たち、ちょっと考察しどころな気もします。にしてもアクロフォビアって名前ネクロフォビア過ぎるぞ。

●最終編(オルステッドルート)
真エンドの後にこのシナリオやるのは嫌だなぁ…と思ったので、まずはこちらから。とりあえずまずハルマゲドンを見ました。
オルステッド、中村さんの怪演が光りますね。主人公たちを倒していくのはあまり苦戦せず。ガマヘビと大仏だけは少しヒヤヒヤしましたが。
エンディングは恐らくジェノサイド後のルクレチアを歩いているのかと思いますが、最後に辿り着くのはアリシアを思い出す場所なのが胸が痛くなりますね…まあ気持ちは分かるけど…

●最終編(七主人公ルート)
まず誰を主人公にするか?で悩みました。功夫編と近未来編が好きだったのでレイかアキラに絞った後、アキラに比べてレベル的にまだ成長しきっていないレイに決めました。
最終的なパーティーはすぐ決まりました。アキラ…好きだから、ポゴ…一番最初にやったシナリオだから、おぼろ丸…格好良いし技のバランスも良いから、という感じで。偶然他の仲間と会う前にこの4人が集結したため、一度真エンドを見るまでは他の仲間をパーティーに入れてません。もちろん全員会ってから魔王山には行きましたが。そしてラスボス戦へ。

①顔オディオ、ピュアオディオ…4人のダンジョンを回っているうちにレベルが全員32と正直育ちきっており、HPの少ないキャラもいないのでほぼ安定してました。左右で2,2で分かれてそれぞれぼいんビーナスで強化→強い攻撃を叩き込む、で問題なく。オディオモールは叩いちゃいけなさそうなのを感じて初見は無視してました。笑 ピュアオディオのセントアリシアはまじでびっくりした、音量がやばい…(石化はしなかった。というかラスボス戦なので状態異常対策優先してました)

②オディオ7連戦…魔王オディオに捧げる絶望のフーガからの、レイが「いい加減に… 甘えんじゃないよ!」と叫んだと同時にLIVE・A・LIVEが流れるのが演出として鳥肌が立ちました。ここでメインテーマが流れるのが最高にアツかった!!
7連戦自体はキューブ、サンダウン、高原がそのシナリオクリア後全く育っていないので、キューブ以外の2人がすごい緊張感でした。特にサンダウンはうっかりガトリング銃喰らったら即死だし。こっちの攻撃も弱いから時間かかるし。

③Sinオディオ…え?そんなの原作で聞いたことないぞ!?とびっくり。まさか追加ボスが本編内の真のラスボスとはかなり意表を突いてますよね。戦闘中の展開も含め、この追加はすごく良かったと思います。
戦闘は顔オディオ&ピュアオディオと同じような戦法で。腕をとっとと破壊して本体を攻撃。第二段階は誰も育ってなかったのでやはり焦りました。遠距離攻撃主体だったかも。
オルステッドが解放され、とどめを刺すシーン、この瞬間だけ「彼は勇者になった」そう思っています…(ハッシュの勇者っぽい装備をオルステッドは割と装備できなかったはずなので、ドラクエ的に考えるとオルステッドって中世編では戦士ポジションだったと思っています)
オルステッドが救われて、本当に良かった…

●エンディング
とても感動しました。そしてレイを主人公にして良かったと心から思いました。
レイがオルステッドに語る一連の言葉には涙を抑えられませんでした。「(前略)諦めずにさ… 頑張れば手に入るんだよ! 色んなものが…!」ちょうど私生活で酷く落ち込んでいた自分には非常に深く突き刺さる言葉でした。

中世編が物凄く重い作品ですが、最終編のアツさ、盛り上がり、そして一人一人の言葉が「この作品に出会えて良かった」と感じさせてくれますよね。

●余談
最終編、一番苦戦したのはパーティー合計レベルが相当上がったあたりで出てくるヘリオスハウントくん。攻守共に隙がなさ過ぎるし、ラスボスや隠しボスたちよりずっと強いですね…🐕(ヘッドプラッカーはウェザンブレードを一回レイが耐えてくれたので短期決戦で倒せたし、ワールダーク・ホラーシップ・イシュタールの組み合わせも問題なく倒せました)