- taigetsu1131
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柳とか乾は、頭もいいし気遣いも出来るのに変なところでめちゃくちゃ鈍感であって欲しい。女心とかあんまり分からなくていいょ😚 でも乾はそれを指摘されても素直に「ん?そうか。すまないね。」つって謝ってくれる。 柳は、ちょっとムッとして喧嘩になりそう。最終的には「…俺が悪かった」って謝る
2022-10-02 10:31:10つか立海大のヤツらって基本的にみんな短気そう なんだかんだで幸村くんとかヒロシが1番沸点低そう あとジャッカルとか淀川は怒らせたらヤバそう 赤也ですら手つけられなくなりそう
2022-10-02 10:40:22たぶんガチってくるのは跡部、忍足、鳳、滝あたり ガチってるつもりはなくてもクソうまいのはジローと樺地 ガチってるのに下手くそなのはガクトと宍戸と、意外に日吉
2022-10-09 10:00:05篤京がどれだけ辛い思いをしてリハビリを繰り返しているか、どれだけ痛い思いをしてボロボロの身体で戦っているか、彼女のワイは全部見てて分かってても止めないんだ…。あつくんが決めたこと、だから………………。(コイツ、また幻覚を……)
2022-10-12 12:07:22でもついに篤が引退を決めたとき、悲しくて寂しくて辛いのにどこかでホッとしてしまう自分もいて、でもやっばり頑張ったねって言ってあげたい
2022-10-12 12:08:46「乾汁とわたし」 乾貞治。ろくに話したこともない同じクラスの男子。わたしの印象は、背が高い、頭がいい、声が低い、メガネ。それくらいのものだった。歳の割にやけに落ち着いた物腰なので、ネクラなのかと思っていたが意外にそんなこともなく。
2022-10-14 00:53:03クラスの人間とはそこそこ上手くやっているようだし、女子にも人気があるようだ。わたしの友人も「あのミステリアスな感じがいいよね〜」と言っていた。ミステリアス。確かに。そう言われればそうなのかも…。 噂によると、殺人兵器のようなドリンクを作ることが趣味らしい。
2022-10-14 00:53:47殺人兵器のようなドリンクってなんだよ、と思いながらも…なんだかマトモそうに見えた乾の意外な一面が見えた気がして、それを聞いてから乾のことが気になってしょうがない。 授業の間も、斜め前の席の乾のことをずっと眺めて終わる。
2022-10-14 00:54:12乾は、先生が話していない間にもずっと何かをノートにガリガリと書き込んでいる。筆圧は強めのようだ。消しゴムのカスは丁寧にひとつの所にまとめられている。何を書いているのか覗いてみたいなと思うけど、乾のデカい背中がそれを阻む。
2022-10-14 00:54:36「(あともうちょい右にズレてくれたらな〜…)」 そんなことを考えていたら授業が終わった。今日も一日を乾の観察に費やしてしまった。自分は何をやっているんだろうか…と呆れた気持ちで席を立つと、目の前にぬっとデカい何かが立ちはだかっていて、気づかずぶつかってしまった。
2022-10-14 00:55:07「うわっ!…なに?…………乾?」 見上げると、目の前のデカい障害物の正体は、他でもない乾だった。 「すまないね。転ばせてしまった…そんなつもりはなかったんだが」 そう言って差し出された手は、女のわたしの手よりもずっと色白で、でも大きくて骨ばった男の子の手をしていた。
2022-10-14 00:55:27「いや、アタシが勝手にすっ転んだだけだからいいんだけどさ…何か用だった?」 そう聞くと乾はメガネをくいっ、と上げてこう答えた。 「奇遇だね。俺もそれを聞きたかったんだ」 乾のメガネが逆光で照らされる。 「俺に何か言いたいことでもあるかい?ここ最近、君からの視線が痛くてね」
2022-10-14 00:55:50「あ、やべバレた」 思ったときには口から本音が出てしまった。弁解するにはもう遅い。 「バレた、ということは俺の勘違いじゃないようだね。どうしたの?」 存外に優しい声色でそう聞かれるから、まぁ、別に本人に直接ホントのことを聞いてもいいかという気持ちになった。
2022-10-14 00:56:10「乾ってなんか凄いドリンク作るの趣味なんだって噂で聞いて…気になってて。それでずっと見ちゃった。ごめん」 素直にそう伝えると、少し驚いたような顔をした後、嬉しさと動揺を隠せない様子で「乾汁に興味が…あるのかい…!?」と詰め寄られた。
2022-10-14 00:56:30そして、あれよあれよという間に試飲をすることになってしまった。噂では殺人ドリンクなんて言われてたけど、本当に大丈夫なんだろうな。 「やあ。持ってきたよ。これが乾特製乾汁だ」 後日ニッコニコの乾が持ってきたドリンクは、なんともいえない緑と紫が混じったような色をしていた。
2022-10-14 00:56:53「あ…うん。逝ってきます…?」 いただきますというより先に逝ってきますが出てきてしまう。そんなわたしを気に留めることもなく乾はなにやらノートを取りだして嬉しそうだ。 「(乾って、こんな顔もするんだな。おもちゃを買ってもらった子供みたいな…)」
2022-10-14 00:57:16きっと部活で忙しい合間をぬって作ってきたんだろうな、とか、部活内で喜んで飲んでくれる人間とか居ないんだろうな…とか、真面目な乾のことだから栄養のこととかも頑張って調べたんだろうな…とか思ったら、なんだかわたしはたまらない気持ちになってこの乾汁とやらを飲み干してやりたくなった。
2022-10-14 00:57:35イッキだ。 イッキしかない。 わたしはやれる女だ。そんな気がしてきた。 呼吸を止めて嗅覚を効かなくさせて、イッキに飲み干す。口に入れた瞬間に広がる強烈な苦味と、その他なんだかよく分からない味を完全に感じてしまう前にごくごくと流し込んでいく。
2022-10-14 00:58:00「ご馳走様ッ!!!!美味かった!!!!!!」 できる限り笑顔でそう言い放った。 乾を見てみると…ものすごい笑顔で喜びを噛み締めている様子だった。 「コレを美味しいと言って飲んでくれるのは、不二とキミくらいだよ…」
2022-10-14 00:58:21