私の部屋からは金木犀が見えるの。その金木犀の木の下に毎日本を読みに来る男の子。私はベッドに座ってその子を見てるのが好きだったの。この部屋から出られない私は、金木犀の間近に行けるあの子が羨ましかった。なのに、ねぇなんで?なんでキミのが先にここから居なくなっちゃったの?#poem24
2011-10-10 03:16:13地下室に疎らに散った奇妙な断末魔。刑死者は脳症の羊を率いて朝顔を探す。ベルはならない、広がる扉の鍵を壊したから。悪魔の仮面しかみつからない。誰も知らない息だえて。怨念の声と紅いの川の痕に天使が生まれる。朝顔によく似た血を知らない紫紺の桔梗を携え、空へ、扉をぶち抜け #poem24
2011-10-10 03:17:42マルカブ、シェアト、アルゲニブ、アルフェラッツを束ねペガサスが舞い上がる、四角形の神の眼を背負い。視線は螺旋へ。螺旋は輪廻へ。地上に揺らめくシクラメンを探せ。淡い薄紅、篝火花は血を照らす。踊れや、踊れや、神の眼を恐れるな、命を燃やし、天上すら焦がす焔の宴へ!! #poem24
2011-10-10 03:24:56乾いた風が頬をなでてゆく きみの髪をすこし揺らして くいしん坊のきみは気づかない 目の前のマロンパフェに夢中 つやつや黄金色のグラッセ ホイップの角に甘い蜜 くびれたグラスからすくっては 期待したくちびるに運ぶ きみがそうして実ってゆくのを 見守る僕はきみに夢中 #poem24
2011-10-10 03:20:55何してるの?君は呆れ顔で言う 君もどうだい?と僕は誘う 君は呆れ顔で遠慮するよと背を向けた 呆れた?怒った?どっちにしてもやったね! 満足した僕は、体の下にある、真っ赤な紅葉の絨毯の匂いを鼻いっぱいに吸った 死体ごっこなんて、子どもっぽいと思うかい? #poem24
2011-10-10 04:07:22秋。君と出会った季節。君の周りは人がたくさん。僕も君の魅力に惹き寄せられた。君を眺める日々。ずっと眺めていたかった。君は一ヶ月で僕らの前を去った。僕は君の魅力から抜け出せないまま、1年が過ぎた。また秋が来た。今年も真っ赤に染まる君に会いにいくよ。君は紅葉だから。 #poem24
2011-10-10 06:18:11とりあえずへんかきゅーを投じることができてよかったです。多分ストライクゾーンから大きく外れて、キャッチャーもキャッチし損なうようなpoemだよ。今ごろキャッチャー必死で回収してるよきっと。打者2累くらいまで走っちゃってるよきっと。たったった。
2011-10-10 00:30:40詩会(#poem24)に参加し始めてから、じぶんは“表現すること”全般が好きなんだなーと思った。歌然りお芝居然り詩会然り。
2011-10-10 01:09:47