【平凡社】『新訳ラーマーヤナ』感想というか雑感【東洋文庫】

東洋文庫版『新訳ラーマーヤナ』を読んでわいてきた雑感メモ 流さないためのまとめです
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壱岐津 礼 @ochagashidouzo

タイミング的に、これを消化すべき時が来てるんじゃないかと思ってる。 ちなみに二巻までしか出なかった旧訳は読んでて、ラクシュマナが兄好きすぎてて心配になったりしていた。 なお、これ、尼の欲しいものリストにとりま入れてたらある日ドサッと届いたやつで、マジで消化しないとバチあたるやつ。 pic.twitter.com/C423XkxGFl

2022-12-09 17:12:25
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壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 というタグを作ろう。どうにもいつものように一気読みはできなさそうなので。あと、巻末確認してみたけど、注釈いっぱいあるみたいなのに各巻末にはその頁が存在しないので、最終巻にまとめられてるのかも。今はとりま無視して読んでる。

2022-12-13 11:02:12
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 『ラーマーヤナ』というのは「ラーマの行状記」という意味らしいけど、しばしば脱線して違う話が始まる。だいたい「あ、これ、インド神話入門の本で読んだ」みたいな話。出典、これやったんかー。

2022-12-13 11:08:49
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 まず前置きがむちゃくちゃ長く、ストーリーものとしての脈絡は整っていない(小説ではないから仕方ない)100頁過ぎてもラーマ登場しない。

2022-12-13 11:03:52
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 小説家としてはヴァールミーキさんをちょっと詰めたくなるんだけど、ラーマーヤナは小説ではなく、「ラーマを称える歌」みたいなものなのでいたしかたなく(ヴァールミーキさんは、『ラーマーヤナ』を作ったと伝えられる人。インドのホメロスみたいな)

2022-12-13 17:19:58
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 旧訳の時は気づかなかったけど、「夜叉」と「羅刹」が文脈で使い分けられている。日本のカジュアル仏教徒にとってはどっちも同じ印象だったけど?実は違うんだ?「夜叉」は部族として異なる存在みたいな?阿修羅よりも人に近いみたいな?

2022-12-13 11:11:52
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 一方「羅刹」は夜叉であっても人であってもなる時はなるものみたい?(元夜叉女で、羅刹になってしまった者の話とか出てくる)

2022-12-13 11:13:46
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 ではないんだけど、旧訳の解説で「魔王ラーヴァナはバラモン」と書かれていたと記憶しているんだけど、この世界ではバラモンはすごい力持ってて、しかも殺すと祟り半端ないみたいなので、ラーヴァナが「人間のみ侮」ったのは「バラモン殺しするやついないだろう」という?

2022-12-13 11:17:08
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 「牟尼」という言葉が説明無しに頻繁に出てくるけど、えー、「釈迦牟尼」ていう言葉をたまたま知ってたので、「尊敬すべき修行者」ていう意味かなー、と、ここまで注釈読まずにきている。

2022-12-13 11:19:13
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 ラーマたちは生まれるとすぐ成長する。でも16歳はまだ成人ではないらしい。ラクシュマナは生まれた時からラーマ好きすぎで心配になる。だいたいラーマの居るところにはラクシュマナも居ると考えてよいみたい。

2022-12-13 11:06:25
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 ヴィシュヴァーミトラ仙のエピ終わって今281頁。 今日は1巻読み終えるとこまで目指そう。

2022-12-13 11:21:47
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 ヴィシュヴァーミトラ仙というと、クシャトリヤ出身だけど、めちゃくちゃ修行しまくって神々も恐怖するほど修行しまくってバラモンの地位を勝ち取ったらしい。そういうこともあるのか。

2022-12-13 11:23:12
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 インドラは基本的にやってることが小悪党ですなぁ(神々の王なのに)そして、そうか、ふぐりは一遍失くして羊のを付けたのか。

2022-12-13 11:26:06
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 インドラがふぐり失くす話、シチュ的には、体中女陰だらけにされた話と同じなんだけど、ヴァージョン違いなのか、同じ失敗を何度もしてるってことなのか?

2022-12-13 11:29:08
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 1巻読了。シーターと結婚してめでたしめでたしまで。 ところで全般に「誰々の子の誰々の子の誰々の子n(中略)の誰々」みたいなお経パートが頻発する上に「徳の高い誰それが徳の高い誰それに如何にも徳の高い振る舞いでこう言った」表現が多くて初心者にオススメできない。

2022-12-13 17:17:30
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 2巻、冒頭からラーマの威徳を称える言葉がずっと並べられていてこれが長い長い。その話、前にもしたよね?でも繰り返すんだ。 んで、そんな徳の高い素晴らしいラーマを立太子しようという話にようやくなって、ここでも「それは素晴らしい」という表現が延々続く。

2022-12-14 11:12:05
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 ようやくカイケーイー妃(ラーマの父の第三の妃)が「もしかしてラーマ邪魔なんじゃ」という流れになって、ラーマ放逐を思いつくけど、カイケーイー妃を焚きつける悪い侍女のセリフがまた長い。だいたいにおいてこの話の登場人物は長台詞を喋る法則があるみたい。

2022-12-14 11:15:39
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 カイケーイー妃と王の「ラーマを放逐してほしい(そして王座は我が子に)」「そんな無体な」という掛け合いがまた長い。この世界の人々は何か言うのにいちいち大仰に言葉を飾らなきゃ気が済まないのか、いや、叙事詩だからですね。

2022-12-14 11:19:13
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 そして100頁かかってまだラーマは放逐されてない、というか、これから「出ていきなさい」と言われる手前。 ラーマの立太子は国中が大喜びなので、その様子がかなり長々と描写される。こんだけ上げておいて落とすんだぁ。

2022-12-14 11:21:54
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 『ラーマーヤナ』については昔ダイジェスト版読んだことがあるので何が起きるのかはだいたい分かってるので、「うむ、進展が遅い」と思いながら読んでいる。進展を遅らせてるのは膨大なラーマ(時に聖仙や神々)を称える言葉と、げっぷが出るほど用いられるレトリックのせい。

2022-12-14 11:31:10
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 レトリックに疲れたので休憩中だけど、先を知ってるので、このお祭り都城が一転してお通夜モードになるんだよな……。て、前もってつらくなってる。ラーマはヴィシュヌなので大丈夫なんだけど、父王が可哀想だよね。

2022-12-14 11:33:53
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 カイケーイー妃がボロクソに言われている。元々はそういう性質ではなく奸計によって歪められた人物を悪し様に罵るのはいかがかと思うよヴァールミーキさん。そして、父王、メンタルが豆腐すぎる。

2022-12-14 17:07:49
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 母后とシーターとの会話、繰り返し「妻とはかくあるべし」と説いているのだけれども、昭和価値観だった頃はさらっと流せたと思うのだけど現代にはそぐわない思想だよね。「その時代の価値観を尊重」せよ、とはいうけど、『ラーマーヤナ』映像化ではそのまんまきついのでは。

2022-12-14 17:12:25
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 常は影の薄いラクシュマナが、(ラーマのために)大いに怒って長台詞を喋る。長台詞を読むのはしんどいけど、この部分は楽しい。 そう、私の推しはラクシュマナ。

2022-12-14 17:15:03
壱岐津 礼 @ochagashidouzo

#完訳ラーマーヤナ感想 ところで、ラーマはシーターを連れて行くけれどもラクシュマナはウールミラーだったっけ?妃居るのにその辺全く言及されず。ヴァールミーキさん失念なされた?

2022-12-14 20:52:32
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