後藤氏10月26日事前準備解説「福島原発事故の地震によるスロッシングについて」」

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後藤政志氏10/26の事前解説「福島原発事故 地震によるスロッシングについて」　待機中。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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澤井氏：事故から225日目。原発の状況は100度以下になっているという事。収束に関しては不透明な状態。事故原因に関し、国会にも調査委員会設置が決まった。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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澤井氏：来週何人か専門家を集めた衆議院会館で集会ある。原発事故解析に関し地震の役割を解析すべきと。田中三彦氏、渡辺アツオ氏、後藤政志氏の3名。議員向けだが市民も入館可能。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：この間に事故原因について不明な点あり、今までの発表だと地震で鉄塔倒れ外部電源喪失し、津波で非常用ディーゼルやられ、メルトダウンと。格納容器が何故圧力が設計圧の2倍まで上がったのか。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：地震の影響無視出来ない。検証は何年の先になるが、待てない。地震なら徹底的にやらないと行けない。津波が主たる原因としても、今回と同様となる保証はない。26日、是非見て頂きたい。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：スロッシングについて、事前に話した方が早いため今日説明する。タンクが地震で揺れると水面動揺、それをスロッシング。格納容器機能喪失にスロッシング関係する可能性ある。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：液体を貯槽する容器は、自重の他、地震起こると動的荷重かかり、考慮する必要ある。容器が液体の表面の比較的低振動（ゆっくり）で動揺する。それをスロッシングと言う。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：液面の水面の揺れはゆっくりのため周期が長い。振動数は小さいが、大きく揺れる。壁面の高振動数（周期短い揺れ）をバルジングと言う。液体タンクはスロッシングとバルジングの両方の現象が起こる。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：以上、日本機械学会でも説明されている。スロッシングが問題となる対象　タンカーの原油タンクの液面動揺による損傷。船と揺れが共振起こすと大きな揺れになり、タンカー構造を損傷した事故があった。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：震源がM6の地震だが、離れた所で6割のタンクが破損した。2007年7月柏崎刈羽原発で中越沖地震。変圧器壊れ漏れ火災発生。本体は壊れなかったが、3000箇所破損が起こった。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：使用済み燃料プールのタンクからスロッシングで水がじゃばっと出た。この時既にスロッシング問題が出ていた。原子力プラントの液面動揺の影響、圧力抑制プールの機能喪失・・・26日に話す。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：スロッシングとバルジングの振動について、ハウスナー理論という理屈がある。流体に衝撃的力が掛かる等振動の計算をする。モデルを作って計算。数学的に微少変形で表す。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：工学系では、速度ポテンシャル理論。振動により、１次、２次と振動。ハウスナーだと壁面計算出るが水面はちゃんと出ない。先ほどは矩形だが、円形の場合での計算は異なって来る。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：バルジングは壁の強度を計算する時に使用。円筒容器を集中的に話す。南北と東西、上下３つの方向で見る。直角だと固有振動数、モードが存在。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：線形なら２方向、非線形で２方向で振動が干渉し、回転運動に移ったりする。またそれが止まったりと。結構複雑な計算となる。増幅する可能性を考えるべき。　　難しいです～ ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：柏崎刈羽の燃料プールのスロッシング解析。新耐震基準モデル。（建屋の４階の図を示し位置を説明）問題になったのは使用済み燃料プールの水面が揺れた事。時間とともに、縦横の揺れを計算。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：水がどれだけ出てしまい、燃料が露出しないかが問題。中越沖だと90㎥位と言っている。水位11.5m、NS方向1.8ｍ、ＥＷ方向だと2.9m。ｍ単位で水位が低下している。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：下から4.49mが燃料の先端のため露出しないという評価結果。だが、相当揺れているから水が出ている。プールの水面が揺れる事は通常と異なり、大きく揺れるという事。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：地震で、アスペリティーという地下の地盤破壊が進展する領域。伝わる波によるが、どう破壊されるか異なる。波は非常に個性がある。柏崎の地震で壊れたり壊れなかった部分が他でも同じとは限らない。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：ものには固有の振動数がある。微少な周期から長周期まである。１とは1秒で1回の揺れ。0.1は1秒で10回。配管等は0.05とか細かい周期。構造物が大きくなると、ゆっくりした揺れになる。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：ものには固有の周期がある。十勝沖はゆっくりした周期のため、苫小牧の石油タンクが損傷した。長周期によるスロッシングにより石油漏れ火災発生。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：苫小牧は十勝沖地震の時、150km位距離が離れていたが、ピーク時4mまで液面が動揺している。300km離れてもそれは起こり得る。液面動揺により火災起こると問題となる。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：日本建築学会、阪神大震災があり検討。超高層ビルは長周期を考慮しなかった。長周期だと超高層ビルは共振起こる。怖いのは非常に遠くでも同調するという問題。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：大型石油タンクは２方向の解析を行うべき。細長い建物について、両方向から解析すれば問題ない。両方向で計算し、厳しい状態を問題視する必要がある。　理解しきれていない・・・ ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)

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後藤氏：スロッシングは液面動揺。長周期や方向性等不確定だが問題ある。格納容器がそれにより機能喪失するなら大変な問題となる。26日にその話をしたい。 ( @cnicjapan live at http://t.co/MXx2a46R)