メタボリストたちの理論は、通天閣に住み着いた情念たちのような高エントロピーを海上に、または空の上に、吸い上げることができるだろうか?それを培った、絶望的なほどに絶対にしか見えない土壌を離れて…。そこにこそ、メタボリズムの挑戦すべきがあるだろう。又はその葛藤こそが重心、と見つけたり
2011-10-23 19:47:00東京タワーもそういう要素はあろうが、あの通天閣、タワーの生えている根っこの土の質があまりにも違いすぎる。おもしろいくらい違う。そら、あの新世界の土から生えてりゃ、鉄の塔もいきものにならざるをえんだろう。拒絶し難い強迫的な生命力の密度から逃げられるわけがない。
2011-10-23 19:39:18ちなみに、一応、通天閣と東京タワーは同じ作者、という、奇妙な事実(内藤多仲。タワーおじさん)。通天閣も大好き。あっちはもはや真下に棲息する人々の汗と血と吐息がじっとりと染み込んで、作家がどうこう言うものじゃなくなってるからこその、奇妙さ、だろう。
2011-10-23 19:33:23久々にみた三田からの東京タワー。世代的哀愁も含まれてか、やっぱりどうしたって東京タワーは永遠を感じてしまう。黄昏時のセンチメントに数秒埋もれる。 http://t.co/fp0xiUzv
2011-10-23 19:26:48六本木ヒルズ、いままで入り口付近とアリーナしかいったことなかったが、タワーと、その入り口のある3階(だっけか)のテラス通路を含めて初めて完結するタテモノと実感。タワーを出たとき、特有の瑞々しさを感じた。あの敷地の広さの限界に対するストイックさ故、なのだろうか、と。
2011-10-23 19:20:38メタボリズムを下支えするロマンティシズムは、戦前の少年誌、「日本少年」「少年倶楽部」の科学観、SF観だと感じる。手塚治虫以降の、また一連の特撮のSF観と同遺伝子、だからこそ宮崎駿がアゲンストとなる世界観なのではなかろうか。全然本人たちの口からでないが、世代的にはそこがルーツでは?
2011-10-23 19:13:40メタボリズム展、六本木ヒルズ開催は象徴的ながら、それだけに、あの一群の多面性は読み違えてはならないと思う。多次元に伸びるレイヤー。他生物との共存と乖離(または現実との)。象徴界と物質界両面からの読解を並行する必要あり。菊竹、黒川と、大高、槇の対比、そして丹下、磯崎の多面性。
2011-10-23 18:55:27一昨日、森美術館メタボリズム展。四時間かけて半分位しか消化できない情報量。菊竹先生、あのなかではもはや色物だな。黒川とともにあのアクロバットさ故のメタボリズム旋風だったのだろう。川添登のインタビュー映像にて、ほとんど爆笑しながら「トンチ絵」と呼ばれてた(笑)
2011-10-23 18:46:48