舞台『リコリス・リコイル』公演関係者ツイートの時系列まとめ

乙女サクラ視点・メイキングストーリー

サクラ役の彩木咲良さんはTwitterにアカウントがありません。

舞台リコリコについての咲良さんご本人目線の投稿はInstagramのストーリーズになります。
https://www.instagram.com/stories/highlights/17954119019246191/

ロボ太はどこに？

キャストの方から「アカウントがない」ことを何度か突っ込まれていましたが、2023年1月17日時点ではロボ太役の竹内凛太郎さんの情報はこちら　（https://www.sui-inc.net/takeuchi-rintaro）になります。

凄腕ハッカーだけあって、劇中での印象的なお姿とは裏腹に、中の方の情報はほとんど見つかりませんでした。

「映像見たい！パンフ欲しい！」

01/21 (土) 12:00 - 01/23 (月) 23:59限定で、1月15日の千秋楽の昼公演（マチネ）と夜公演（ソワレ）のディレイ配信が有料で視聴できます。
期間中は何度でも見られるので、内容が気になる方は是非。（画質は1080が最大。23インチのモニターの全面表示で少し荒れます。）

パンフレットはA4フルカラーで表紙除いて32ページ。
キャスト全員の写真と、プロフィールが載っています。

銀河劇場ロビーの攻防

毎回、終演後の物販は数十人の行列ができていて、パンフレットを買う人も続出でした。

パンフレットは2回売り切れ情報を見た覚えがあったので関連ツイートを全部拾ったら、ぎりぎりの補充劇が繰り広げられていました。

他のブロマイド（千束、たきな、真島など）も売り切れたり入荷したりで激しく動いていました。

※入り乱れるので今回は割愛しました。気になる方は公式（@lycoreco_stage）の物販ツイートを参照。
かなりの多忙ぶりが見えてきます。

まとめ作成の反省など

・ツイート収集の手法
公式告知アカウントのフォローリスト、パンフレット、それからアニメイトニュースのまとめツイートで抜け漏れをチェックしました。ただし、今回に限っては"#リコリコ幸せの輪"　タグからの芋づる式が早かったです。

対象を誰にするか？も今回は手探りで、作りながら決めていました。具体的には原作関係の方をどういう位置づけにするか。最終的に、ゲネプロ感想に着手した時点で今の基準に落ち着きました。

次にやる場合は、メンバー発表の段階からメンバーのアカウントを確認して追いかけていけば大幅な効率化ができると思います。

・所要時間
千秋楽後に個人で一気にやろうとしたら15時間くらいかかりました。
今後やる場合の対策としては、上記のように対象を絞るとか、チームで分担してそれぞれにまとめを作り、あとで合わせるとか。

事前にやりたいことや時間を食いそうなところをリストアップし、基準を確定させてリアルタイム対応できるように役割分担をすれば、都度都度の作業時間も、合計の時間も、大幅に短縮できると思います。

逆に、日を置けば置くほど作業難易度も所要時間も増えてしまうはずです。

・情報のムラ
今回、役者の皆様のツイートによる舞台裏の情報はたくさん出ていて、舞台への親近感が大きく変わりました。
一方、衣装のメイキングや舞台美術の裏話など、一切情報が見つからなかった分野も多くありました。

そういったメイキングの情報もあると、文化のすそ野が広がったり、マナー周知のプラスにすることはできたように思います。
例：音を立てることや光を出すことが何に干渉し何を壊してしまうか、の理解を得やすくなる。

・原作関係者ツイート、反響ツイート
今回は混乱を避けるために原作関係者のゲネプロ感想や観劇感想、"#リコリコ舞台"タグに集まった来場者全体の感想にはほとんど触れませんでした。
情報量的にはゲネプロ感想だけで1本まとめが作れて、開演後の関係者感想で更に1‐2本、全体の反響となると更に別の工夫が必要になると思います。（これを書いている2023年1月17日朝5時の時点で"#舞台リコリコ"タグのツイートが3万を超えています。）
個人レベルでやるなら、公演ごとに集計期間を決め、兎に角機械的に集計していくしかなかったと思います。それでどうにか14日昼の13公演目直前まではリアルタイムがいけるかな、くらい。
どのみち、千秋楽の15日の集計は最速でも16日の夜までかかっていたと思います。

ただし、どんなに膨大な量であっても、集計の価値自体はあると私は思っています。今回の熱気をそのまま次に生かせるから。

・導線設計
まとめる作業を通じ、Twitterだけでも膨大な量の情報があることがわかりました。舞台のパンフレットを読み返すと、味わいがとても深いものになります。
裏を返せば、パンフレットからSNSへの導線があれば、#舞台リコリコ　は更に一段、広がることができたように思います。

・次回へ向けて
役者の方が発信される舞台裏情報のありがたさと、その情報の観劇上の効果を実感したことが、このまとめを作る動機になりました。
こうした制作サイドの記録を残すことは、次回のリコリコ舞台を超えて意味を持つと思います。

次の記録は、可能であれば制作側によって組織的に行われることが精度的にも速度的にも望ましいと思います。情報を取る過程で色々な方のタイムラインを見た限り、需要はありそうです。そもそも私がほしいです。

以上、今後同じ試みをされる方の参考になれば幸いです。

謝辞

一個人としては、まとめることで得難い経験をさせていただきました。あの空間を作り上げてきた皆様の思いに改めて触れ、足跡を辿っていける。。。それは観劇の喜びをより深くするものでした。
記録に日付ごとの見出しをつけていくとき、開演日が近づくにつれ、私にも皆様のワクワクや決意が伝播したように感じました。

その時間を頂けたことと、そして、そういう時間を持とうと強く思わせるようなあの素晴らしい空間と日々を作られた皆様に、改めて御礼を申し上げます。