世界樹の迷宮Ⅴ ロールプレイ記録『神追いのエトランゼ』2日目

おおば(世界樹5) @oversunSQ

【2日目】【皇帝ノ月 2日】【第1層 1F】 僕だって、世界樹には神秘を感じている。 信仰だとか、伝統だとか、植え付けられた価値観もある。 けれど、･･･あれに、何らかを思わない人がいるかい？ それは、畏敬だったり。 それは、恐怖だったり。 #SQ5神追異邦人

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僕は、･･･好奇心。 科学的に。神学的に。政治的に。民俗学的に。地学的に。歴史的に。文化的に。産業的に。経済的に。哲学的に。 『あれ』は一体何なのだろう？ 誰かが知っていることもあるだろう。 誰も知らないこともあるだろう。 じゃあやっぱり、踏み込むことが一番の近道のはずだ。 ウォルト

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タソガレ「･･･ここ･･･あぁ。ジェネッタの宿か」 ウォルト「お。良い目覚めだねタソガレ。必要な話ある？」 タソガレ「おはようウォルト。･･･顔色を見るに、みんな無事なのかな」 ウォルト「言葉はいらないって？ 早くも仲間って感じじゃないか」

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タソガレ「昨日は世界樹の迷宮に挑んで、探索が夜に及んだ。ミッションで要求された根と土を揃えて、地図もざっくり埋まった。その後初めて見る魔物に一撃でノックアウトされた･･･それ以外に必要な話があったら教えて」 ウォルト（･･･木の実の話は黙っておこう） タソガレ「ウォルト？」

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ウォルト「ああ、何でもないよ。強いて言えば、朝イチでそのミッションの報告に行こうって話をしたくらいかな。僕は女子部屋に声をかけに行くから、タソガレは身支度しておいて。･･･このお茶も淹れたやつがまだ残ってるから、良かったら飲みなよ」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

テーブルの方に視線を送る。 ティーポットがあるのが見えるだろうことを確認してから、手に持っていた、まだ湯気の上がるカップの中身を飲み干す。 ウォルト「焦らなくていいよ。冒険は始まったばかりなんだし、少しずつ慣れないとね」 タソガレ「･･･お言葉に甘えて。ロビーにでもいてよ」

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･･･部屋を後にしてすぐ、小さく悲鳴が聞こえた。 あぁ･･･ブラニーに伝わるあのハーブティーは、他の種族はあんまり飲まないんだっけ。僕は慣れちゃったけど、初めて飲んだ時は苦かったっけなあ。

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レムス「無事ミッションを達成してくれたようだね。これで君たちは一人前の冒険者として認められたことになる」 アルカディア評議会。 ミッションの報告を受けて、レムス様から言葉を賜る。相変わらず王族と思えない気安さで出て来られるよなあ。本当に、評議会の中では地位が低いのかな･･･？

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アリス「ありがとうございます。これからアイオリスの冒険者として、邁進していけたらと思います」 レムス「うん。ただ、これに慢心せず、これからも注意深く探索をして欲しい」 アリス「･･･はいっ。肝に銘じます」 ウォルト「気持ちがこもってるねえ」 アリス「正直、久々で侮っていたかと･･･」

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レムス「それでは、頼んでおいた物を渡してくれるかい？」 根と土か。 ･･･本当に欲しがっているのかは、疑問ではあるんだよな。 だって衛兵が鶏を飼育していて、フロア中に餌場があるくらいだ。長らく立ち入りを禁じていたと言っても、管理していたのは評議会でそれだろう？ 絶対取り放題だったよ？

おおば(世界樹5) @oversunSQ

レムス「･･･どうかしたのかい？ ふざけていないで、渡してもらえないか？」 アリス「ウォルトさん、ウォルトさん！」 ウォルト「あ、ああ。申し訳ありません。この通り、お納めください」 レムス「ありがとう。それでは私からも君たちにこれを渡しておこう」

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アリス「500･･･エン。ありがたく頂戴致します」 ふむ。支度金･･･装備を揃えたらすぐになくなる額だと思ったけれど。 レムス「それから、これらの装備もだ。生憎と人数分は用意できないが･･･サイズくらいは選べる。ひとつずつ持っていくと良い」 金属鎧、皮鎧、ローブに盾帽子小手靴、か。

おおば(世界樹5) @oversunSQ

意外と色々とくれるものだ。さすがに恩に着ると言うべきところだろう。 それはそれで、数多来るだろう冒険者に施し切れるのかと気になってしまうけれどね。民の心も表裏一体、申し訳なくはある。

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@oversunSQ 公式サイトのQRコードで配布されてる初心者向け装備のやつです。確かこの後読み込めるようになるはずだ

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レムス「これでミッションはクリアになる。君たちはこれから、この街で冒険者として過ごすことになるだろう。このお金で準備を整えて、これからもこの街のため探索に励んで欲しい」 ･･･この街のため。って言ったね。 それが世界樹を解放した理由だって言うのかな？ 産業的発展？ まさかね。

おおば(世界樹5) @oversunSQ

確かにセリクも言っていた。樹海には珍しい素材が沢山ある。 それによって今までになかった技術が生まれることもあるだろうし、何よりこの街自体が潤うだろう。 ひとつの狙いではあるだろうけれど･･･聖地に俗人を踏み込ませる理由としてはね。表向きのもの、かもしれないな。

おおば(世界樹5) @oversunSQ

レムス「おっと、そうだ。その前にもう一つ話があったんだ」 アリス「？ 何でしょう」 レムス「君たちにはこれから世界樹の探索を進めてもらう訳だが、その探索で得た知識を評議会にも報告してくれないだろうか？」 アリス「もちろんですともお！！」 タソガレ「出たね。モンスターマニア」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

アリス「ちが、違いますぅ！ 世界樹の生態系や謎全般に興味があるのであって！ 別にモンスターだけが大好きなわけじゃないですぅ！」 おや。 ウォルト「奇遇だね。僕も世界樹に纏わる謎全部が気になってここに来たんだ。まあ･･･知の独り占めをしても仕方ない。無償で提供と言うのも悔しいですが。→

おおば(世界樹5) @oversunSQ

せっかくですから、共同研究と参りましょう。レムス様。ぜひ良き編纂を期待しております」 レムス「うん。私としても、そちらの女性の付ける名前に期待をしている。ぜひ探索の楽しみを分けてくれ」 アリス「アリスと申します。ええ、応えて見せますとも！」 タソガレ「モンスターマニア同盟、かな？」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

レムス「そちらの眼鏡のブラニー殿は無償でと言ったが、勿論、評議会としても君たちの働きに応じてそれなりの報酬を与えるつもりだよ。魔物に限らない。地図、素材に至るまで。可能であれば報告して欲しいと考えているが私たちから強制することはできない。後は、君たち次第さ」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

レムス「だが、地図を報告してくれれば君たちにとっても役に立つ機能を利用させてあげられるはずだ。こちらも期待しているよ」 アリス「もちろんです。ウォルトも言いましたけれど、知は独占するより広めて役立てるもの。まぁ･･･それで他のギルドに先を越されてしまったら悔しいですが。→