エブエブ（Everything Everywhere All At Once; EEAAO) スペース関連まとめ

tricken（まだ術後だるい週末研究員） @tricken

ふたりとも確定申告しないでエブエブみたって話

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ff: まずカンフー抜きでも序盤の立ち上げからもおもしろいじゃないですか。 tr: 『ファミリーズ！RPG』でいうとミッションが4つもある。そのまま47分ドラマを10回転がしてもいけちゃいますよね。

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ff: ジョイとパートナーの関係がとってつけた感じでない、普通に好いものとして描かれているのがとてもよい tr: まったくそのとおりですッ ff: 今回の家族、アジア系じゃないですか。英語じゃない言葉も……中国語？ 喋ってますね。最初混乱した。 tr: あれは明らかにチャイニーズですね。

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ff: おじいちゃんの英語がマルチバースもののアクセントとして使われるのが面白いな、と。全部字幕でみてるから……。

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tr: 夫（ウェイモンド）の大半の世界における【マルチバース愛情】と、まれにディアドラとの【マルチバース愛情】があるおかげで、起点世界においても二人の愛情/友情を受け止められるようになり、ようやく娘と向き合えるようになるというのがいいっすよね。

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tr: あの夜のセレブ同士のシーン、ウォン・カーウァイ監督の『花様年華』リスペクトのところらしいと聴いたが、実際どうなのか。（未見） ff: SFと家族の話。

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tr: 象徴レベルでの記号操作（夫の遊び心としての目玉がエヴリンに継承される）、というところ、いいっすよね ff: そうかー、あの必然性のないように見える目玉も……。 tr: あとSPY×FAMILYの「家族の危機は世界の危機」的な課題の接続とも通じますよね。

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ff: 「優しくなろうよ」というウェイモンドのセリフ、ヒロインだもんな…… tr: まじウェイモンドはヒロイン。スーパー正妻。

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tr: マルチバースが実存として切実である、ということを中盤まで仕込まれる、それが「このカットアップは漫然と見過ごしていいカットアップじゃないんだぞ」という構えをつくり、感動をつくる。これが今日未明のふせったーで書いた話 ff: や……っとわかった、かも

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ff: 私は伴名練『なめらかな世界と、その敵』も想像して。多元宇宙を同時に経験する描写が美しかった。 tr: 読む！

Mayo ARITA @arimayoco

聞いてる。NOPEが今回ぜんぜんノミネートされてないのまだ許してないよ…（ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ… twitter.com/i/spaces/1rmGP…

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monadoのドラえもん宝島問題を聴いている。

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2200時から始めて0030時まで喋ってましたね。たのしかった>エブエブネタバレトーク

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mo: 最初の世界だけでも成立する話なんじゃないか、あるいは最初の世界が一定度救われても他の世界はどうなんだ tr: 他のマルチバースと違うのは「良い行いが他世界にも波及するようにできていそう」と思わせるところ。なので必ずしも他の世界が無関係で終わるわけでもなさげ。例示不足問題はその通り

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tr: ffiさんとは起点世界（starting world) というよび方で共有はしたけど、どの世界が基底世界（primary/basic world) と言えるかという点は特に明示されてないからな mo: 認知的に彼女が想像しているだけ、というみなしは可能か tr: スキル召喚技術は他者も共通で繰り出してくるからなあ、実在してる

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昨晩未明に描いた「パラレルワールド/マルチバース/可能世界実在とてのエブエブのこの点が更に効果的である」というための前提トークふせったーはこれ。twitter.com/tricken/status…

tricken @tricken

映画エブエブ（=Everything Everywhere All At Once）を、分離された虚構世界（シノハラ2021）を参照しつつ、【分離された虚構世界】がほぼ画面中になかったと感じた件（ネタバレというか思いつきのメモ） fse.tw/FDbPCwyL#all

2023-03-13 04:09:59

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tr: 『エブエブ』が「見ようとしていないものを愛あるまなざしでしっかり真正面から見つめようとする」と、眼差し＝愛という観点から記号操作する映画だったのに対して、同年の『NOPE』が眼差し＝暴力とした上で、視線に対する抗戦を描いた物語だという対比はもっと考えられていいんじゃないの

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mo: でも『NOPE』は（エブエブとはまた違った側面で）扱いにくさがあるかもしれず tr: キーホイクァン的キャリアの闇落ちと取れなくもないアジアン男性がいるなどしますし、同時に語ろうとするとかなりセンシティヴでもあるかもしれず、うーん

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とりあえず次は『エゴイスト』見に行こうと思うけど、エブエブ経由で次何を見るかといえば、ウォン・カーウァイ監督作品『花様年華』かな……

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映画としての『NOPE』には、（アトロクで強く推されるのを聴いてもなお）個人的にオブセッションが芽生えなかったんだけども、エブエブにおける「眼差し」の象徴的扱いや不遇な人々の扱いのことを思うと、やはり2022年の映画として大事なものをしっかりと映していた映画だったかなと再評価したくなった

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tr: 「この世界でヒーローになっていれば他の宇宙でも私の同一存在がべつの形でヒロイックな貢献や活躍をするはず」と仮定する作劇事例、日本だと『高機動幻想ガンパレードマーチ』以降しばらくの芝村裕吏/アルファシステムの「無名世界観」なんですが、エブエブの主人公にもその要素がちょいある。

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tr: 開眼してからは護道なんですよ。 ff: 護道？ tr: NHKでやってた岡田准一の武道紹介番組『明鏡止水』で紹介されてた武術です。創始者が発達障害の息子が暴れるのを安全にかつ愛を以て食い止めるために発明したという凄い出自を持つ武道で、攻撃技が存在しないんですよ。終盤はカンフーから護道です

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tr: 2023年03月にジョイ役のひとがアカデミー賞獲ったわけですが、その一月前のグラミー賞（音楽の祭典）ではビヨンセ等競合に並びつつ作品賞を取ったリゾ（Lizzo）がいて、このリゾのアフロアメリカンかつプラスサイズながら威風堂々と魅力的。ステファニー・スーと同時代的で、共に祝福したくなる。

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Lizzo. 2022. About Damn Time. m.youtube.com/watch?v=IXXxci…

Mayo ARITA @arimayoco

@tricken 鑑賞帰りどんぴしゃの配信でたのしく拝聴しました！ 意地悪く考えると、猿人類レベルの進化の分岐をしてもなおパートナーはオリジナルバースでエンカウントする範囲の人なの？という点を加味すると、あのラクーン・コックって意外にすごいキャラなんじゃ……と思うなどしました……