件の停戦呼びかけ声明。呼びかける相手はG7ではなく露であるべきというのが最初の印象。この戦争が露の侵攻で始まったという正しい認識をしているのであれば、露に撤退を求めるのが先決では。そのうで、「我々にも被害が及ぶから停戦しろ」というメッセージに聞こえるのは彼らの本音なのか。
2023-04-06 00:05:12- 東野篤子氏の見解
この記者会見に対しては「停戦をG7に訴えるのではなくロシアに訴えろ」という声が上がっており、私もそれには100%同意します。 一方、公正を期すため申し上げておくと、この先生方の一部は開戦直後に、ロシア大使館に侵略を辞めるよう陳情に行ってはおられるようです。asahi.com/articles/ASR45…
2023-04-06 00:57:39…ですが、この記録を見ても、ほとんど話し合いが成立していなかったことが伝わります。 とはいえ、ロシアに話を聞いてもらえなかったからといって、ウクライナおよび同国を支援するG7に停戦を求めるのはお門違い以外の何者でもありません。 wadaharuki.com
2023-04-06 00:57:40私がさらに違和感を覚えるのは、この声明と記者会見は、①昨年11月にウクライナが終戦・平和のための10条件である「平和の公式」を、②今年2/24に中国が「12項目」を、③(より非公式な扱いですが)3/29にロシアのガルージン外務次官が終戦のための10条件を、それぞれ出しているにもかかわらず→
2023-04-06 00:57:41→この①②③のどれにも実質的には殆ど触れていないことです。 提案者の先生方の多くは国際政治学者や地域研究者であり、これまで当事国や、仲介を(一応)申し出ている国の立場がどのようなものであるのかを分析した提言を行うことも可能であったはずです。
2023-04-06 00:57:41少なくとも、(中国に仲裁の意思があるのかどうかさえ疑問の声をが出ているという文脈を踏まえ)中国に仲裁への参加を求めるからには、上記②に関する詳細な検討ぐらいはあってもよかったのではないでしょうか。
2023-04-06 00:57:42これに対し、今回の会見時に配られた文書は以下のものだったそうです(@okame8mokutyuu様、お借りいたします)。中国案について「よい兆候」と一言触れていますが、これでは中国案のどこをどう評価するのか、具体的に中国になにをしてもらいたいのか、そもそも→ twitter.com/okame8mokutyuu…
2023-04-06 00:57:44@rockfish31 ここで「ロシアによるウクライナ侵攻に対して日本が停戦交渉の仲裁国となるよう求める声明」の会場で配布された宣言文を紹介しましょう。 pic.twitter.com/zusXQ3IpA9
2023-04-05 23:49:51→中国に仲介を行う気があると、本気で思っていらっしゃるのか、そのあたりは全く詳らかではありません。
2023-04-06 00:57:44私自身は、停戦をロシア以外に要求するのは間違っていると考えますが、それ以外の様々な立場があることも理解します。 しかしそれとは全く別問題として、国際政治学者の先生方の手によるこの声明が、この戦争を巡る重要な事実関係や当事者の声を殆ど踏まえていらっしゃらないのは、非常に残念です。
2023-04-06 00:57:45@AtsukoHigashino この方たちの文書に「代理戦争の様相を呈している」とあります。ロシアは「代理」ではなく侵略の当事者そのもので、違和感があります。そういう構図でも、国際政治学的には「代理戦争」と言ったりするのでしょうか…?
2023-04-06 09:16:56@amneris84 この戦争を代理戦争という研究者も、それを否定する研究者もいます。私は後者です。 代理戦争という見方をとる研究者は「この戦争は米欧が自らの利益のため(この場合はロシアの弱体化や、自らの軍需産業の利益のため)、ウクライナに自らの身代わりとなって戦わせている」と考えます。しかし→
2023-04-06 10:20:15@amneris84 →しかしなによりこの戦争は、当初米欧が全く手出しをせず傍観するなか、ウクライナがまずは自らが勇敢に戦って進行に持ちこたえた上で、米欧に兵器供与を文字通り懇願し、米欧諸国がしぶしぶそれに応じてきたものです。上記の「身代わりとなって戦わせている」という構図とはかけ離れています。
2023-04-06 10:20:37- 現状のウクライナ戦争に対する世論は平和教育の成果
「露助絶対つぶす。ウクライナ頑張れ」って言う世論。戦後日本人が78年間「戦争は悪。侵略は絶対悪」という教育を真面目に受けて魂に染み付いた結果なのでリベラルの皆さんは誇るべきなんだよ
2023-04-05 22:28:26