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ーーーー数日後ーーー 「はい、東ちゃんログボちょーだい」 「わかったわかった、でもそろそろ無しにしてもいいんじゃない?」 「やだ、無しにするならもう学校行かない」 (はは、面倒臭い事になったな…)
2023-04-16 16:38:14「…ならさ、ログインボーナス付けてみる?」 「ログボ?」 「そうそ、学校にちゃんと行く事に私がちゅーしてあげる」 「えっ、ほんと?」 「ほんとほんと」
2023-04-16 16:36:49「学校行くの面倒臭い」 「唐突だね」 「通学路意外と時間かかるし歩くの面倒」 「え〜そんなこと言ってたら留年しちゃうよ」 「いいし、出席日数計算して単位とるし」 「あはは、冗談に聞こえないや」
2023-04-16 16:35:26ハイドリしてる伊南ちゃん白鳥沢(ノーマル)クリアする度に「白鳥沢はこんなに弱くない!!!ゲームバランス崩壊してるでしょ!?!?」ってなってる
2023-04-16 11:35:12「ありがとう。八佳」 「一番最初に一番近くでおめでとうって、言いたかった」 「今は八佳が一番近いぞ」 更にギュッと抱き締める力を強める それが何だか幸せで、私も抱き締め返す 「プレゼント明日でいい?」 「いいけど」 「今日は早く八佳と寝たい もちろんくっついてな」 「っっ!!うん!」
2023-04-15 00:33:37「あぇ、とちょっとまってて」 抱きしめている腕を振りほどこうにもがっしりと掴まれていて身動きが取れない 「ちょ、太一?」 「色々準備してたんだろ?なら一緒に見せてよ」 頬につたっている涙を親指で拭う そんな彼の優しさにまた涙が出る。 「うんっ、私こそごめん 誕生日おめでとう太一」
2023-04-15 00:33:37情けなくなる 目尻が熱くなってっ、泣く資格なんて無いくせに涙が溢れてしまう それに気づいた太一は「泣くほど、、まじ、ほんと、ごめんなさい。」と真剣に謝ってくる 「違うのぉ、違くて、」 すると太一が「あ」となにかに気づいたように呟く 「っ、どうしたの?」 「日付変わった」
2023-04-15 00:33:36ガチャりと鍵が空く音がする 驚いて玄関に走ってしまう 玄関が開くとまだ肌寒いというのに、汗をかいて、息を切らしている太一がいた 「ごめん、ダル絡みされて帰るの遅くなった」 ほんとごめん、と強く強く抱き締めてくれた 私はこんな彼を理解した事にして、信じないかった そんな自分に嫌気が刺して
2023-04-15 00:33:36もう少しで、太一の誕生日である4月15日を迎えようとしている 「日付が変わったら、おめでとうって送ろうかな」 呟きなのに、静かな部屋では大声のようなものだ 今頃はきっと、友達に囲まれて幸せなんだろう。 たまには彼女じゃなくてもいいもんね (冷蔵庫のケーキ、何時食べよう...) なんて思った矢先
2023-04-15 00:23:45誕生日おめでとう その言葉を一番最初に、一番近くで言いたかった 日付を越す前には帰って来れると言っていた彼はまだ来ない 連絡しようにも、きっと飲み会が盛り上がってるのだろう 重いとか思われたくないし、LINEも送る気になれない 物静かな部屋の壁にかけられた時計を見ると11時を過ぎていた
2023-04-15 00:20:47