山田右衛門作に肩入れしすぎてパライソで疲れた心を癒すべく、初見『5 Guys Shakespeare Act1:[HAMLET]』

5 Guys Shakespeare Act1:[HAMLET]のキャスト
岡宮来夢氏（刀ミュ鶴丸）、立花裕大氏（刀ミュ豊前江）、橋本真一氏、法月康平氏、中村誠治郎氏（刀ミュ山田右衛門作）
３／５がパライソキャストだった

中村誠治郎氏が『ハムレット』のハムレを省いた三大推し（ホレイショ、ガートルード、クローディアス）の一人であるクローディアス王を演じていることにテンションがおかしいオタク

岡宮来夢氏演じるハムレットが中村誠治郎氏演じるクローディアスに言った「凡百で欲深い」という台詞へのつっこみ

ハムレットざっくり事情説明

ハムレット
……デンマーク王だった父親が事故に見せかけ毒殺されたと知ったので、犯人に復讐したい
復讐のために狂人のフリをし、恋人だったオフィーリアを巻き込まないために手酷くフった

ガートルード
……ハムレの母親、元々の夫（ハムレの父王）亡き後、義弟である新王クローディアスの妻になった
先王への愛はハムレ視点でもガチだったらしいが、一ヶ月で義弟に再嫁はどうなんだとハムレに散々詰られる
本人もめちゃくちゃ罪悪感は抱えているが、「仕方無い」と逃げの姿勢が強め

クローディアス
……ハムレの叔父さんで、兄王亡き後デンマーク王を継承したが、実は兄王を殺した犯人
作品によって解釈が分かれるが、ガートルードと不倫関係
（今作では兄への嫉妬と権力欲で王威簒奪した結果、ガートルードが附属してきたみたいなこと言ってたけど、でもオフィーリアがクローディアスに渡した花の花言葉「不倫」なんだよな……）

ホレイショ
……ハムレの大親友、彼が狂人のフリをしている間もそれを唯一知っていたし、何かとハムレに困ったことがあったら兎に角助けてくれる有能な男

オフィーリア
……ハムレの恋人、超絶美人
ハムレに対する愛情は本物だったが、復讐に巻き込まれないためにと手酷くフラれた上、ハムレが勘違いでオフィーリアの父親であるポローニアスを殺しちゃって発狂した

レアティーズ
……オフィーリアの兄でハムレの友人
正義感に強く、妹のことをめちゃくちゃ大事にしている
ハムレがオフィーリアを手酷く振り父親を殺した（そしてその経緯についてクローディアスにあれこれ吹き込まれた）せいで復讐の鬼と化す

あそこで一度衣装脱ぐの、他のシーンで衣装脱ぐのは「他のキャストとその役を交代する時」か「死んだ時」だけだったから、完全にそういうことですよね
しかも、基本キャスト自分の役の衣装は自分の待機椅子に掛けて待ってるのに、わざわざクローディアスの服とガートルードの衣装を同じ椅子に重ねて掛けてたの絶対わざとだよね
口ではあれこれ言ってたけど、絶対クローディアス何だかんだガートルードが欲しかったも王威簒奪の理由に入ってるだろあれは

確かこのシーンのポローニアスは立花裕大氏だったはず