ラムネ&40管巻話
- izakayayaochan
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ちゃっきーさんのテキスト更新されてた。@chakkiee テキスト 「EX2」における「勇者」の必要性 http://t.co/HxOYZLqC #lamune40
2011-11-13 19:28:20ラブコメに舵を切った風に見えたラムネが、その実それ以降はラムネス伝説という設定に頼るようになっていったのは何故か?という問題提起が狙いなのかなあ。「だって元々ファンタジーだし」でFAという気がしないでもないけど。
2011-11-13 19:37:35こう言い換えてもいいかなあ。「馬場ラムネは世界を救う為に勇者ラムネスになる必要はなくなったが、ミルクというRPG(ファンタジー)世界のお姫様と結ばれる為に勇者ラムネスでなくてはならなかった」。ラムネス伝説はその為の前提条件なんだろうね。
2011-11-13 19:42:02EX3はその最たるものだし、DXはまあ単純に比較対象というか当て擦りみたいなもんだろうけど(「元カレは~だった」みたいな)。外部キャラを入れずに身内だけで話を回す分には都合がいいからねえ。「理想の相手は今カレの前世です」なんてのは。
2011-11-13 19:47:26サブキャラクターを逐次投入して丸ごと肯定してしまうるーみっくわーるどとはそういう意味では対照的ではある。まああかほりが受容したのはあたるとラムネの関係性、もっと言えば「空から落ちてくる女の子を受け入れられる僕」という部分だけという気はするけど。
2011-11-13 19:59:23ここは「あたるとラム」が正しい。
結局の所、ラムネス伝説というギミックは「ラムネス伝説に関係するキャラに必然を、関係しないキャラに断絶を」与える実に都合のいい設定でしかないんだよね。あかほりにも一応自覚はあったっぽくて、外伝小説(少女漫画風ミルクの~だっけ?)でイケメンの当て馬登場させてたりしてたけど。
2011-11-13 20:06:46まあ小説の場合はあくまで「外伝」なので、一スタッフに過ぎないあかほりが勝手にレギュラーキャラ増やす訳には行かなかった、という事情もある程度斟酌して上げる必要はあるかもしれない。したくないけど。
2011-11-13 20:10:17そういう意味では、ラムネという物語がVSという新世代に至った(至らざるを得なかった)理由は、ラブコメ的な観点からでも説明できるのかな。新キャラ入れずにラブコメ続けるなんて、制作側からしたら拷問以外の何者でもないw
2011-11-13 20:18:15今ラムネ作るんだったら主人公女の子に周りイケメンだらけのイケメンパラダイスか、男が存在しない百合アニメにした方がラブコメの袋小路に嵌らずに済むかもしれない。つうか百合アニメはフレッシュでやったか。
2011-11-13 20:26:22二本目のワインを買ってきて気分が良いのでもう少し続けよう。そもそもラムネがラブコメに、ラムネス伝説に頼らざるを得なかった根本の所は、「馬場ラムネに勇者ラムネスになる理由がない」というその一点に尽きるんだよね。
2011-11-13 21:08:49TVシリーズでは「ハラハラワクワクするような冒険がしたい」という願望が馬場少年の心にあり、それを叶える形でハラハラワールド=異世界の扉は開かれた。「勇者ラムネス」とはその願望を具体化するための容器でしかなく、実際異世界に行っても馬場少年のメンタリティは何ら変わる事はない。
2011-11-13 21:15:22馬場ラムネは「勇者ラムネス」役として物語を楽しみ、無事に現実へと帰還する。一夜の夢、「行きて帰りし物語」としては極々ありふれた結末である(「行きて帰りし物語」自体はリスキーなものが多いが、ここではさておく)。所が、EXになると話が変わってくる。
2011-11-13 21:23:41三年後、中学生になった馬場ラムネは極普通に日常を満喫していた。どこか物足りなさ(OVAのゲーム研、小説版の奈緒との件等々)を感じていたものの、日常を脱却する必要は感じていなかった。つまり、ここでの「馬場少年に勇者ラムネスになる必要はなかった」。
2011-11-13 21:28:38必要があったのは「物語の住人たち」足るミルク達だった。彼女達の願いを受けて馬場ラムネは勇者ラムネスとなり、以後彼が勇者として振る舞う行動原理として確立されていく。
2011-11-13 21:31:45だが、そこに馬場ラムネ、勇者ラムネスとしてではない一人の少年としての「願い」はあるのか。馬場ラムネと勇者ラムネスの境界線が曖昧になってしまった以上、それを知る術はない。だが、もしラムネにオチをつけるならば「勇者ラムネスが馬場ラムネに戻る」物語が相応しいと思うのは自分だけだろうか
2011-11-13 21:39:51まあ一応EX3はそれに取り組もうとした形跡が見られなくもない気がしなくもないといっていいかもしれない。と一応言っておく。中途半端もいいとこだけど。
2011-11-13 21:42:41ラムネのラブコメがあんまり好きになれんのは、先代設定を当てにしたその前提の危うさとか、あまりにヒロイン側の主観で王子様として(或いは諸星あたるとして)振る舞う事を強いられる男側の弱さとか、まあ色々あるけど、結局の所、「男の主張」が見えない所にあるんだよなあ。
2011-11-13 22:13:01要求と言い換えてもいいけど。他所の女に鼻の下伸ばすようなマネをするのも結局(喧嘩の後で)「お前が一番だぜ」と言わされる為の前フリにしか見えない。「女の尻に敷かれるのが僕達の願望です」というのは・・・主張としては、ねえ?
2011-11-13 22:19:49そういう意味では良い線行ってたのがDXかなあ。下心にカモフラージュされてたけど、結局男側が望んでいるものが冒険であるという事を浮き彫りにしたストーリーだったし(最終的には王子様として回収されているけど)
2011-11-13 22:29:26VSは・・・正直よーわからん。馬場ラムネ君以上に「勇者ラムネスとして戦う理由」が見えてこない。現代っ子的な成り行き思考でした、というのは理由にはなるかもしれんが、物語の文法としては理由になってないだろそれ。
2011-11-13 22:43:53まあそういった現代っ子が友情や恋を知る事で「現実」を知る、というのは物語のセオリーとしてはむしろ常套なんだけど。問題は友情や恋がサブイベント扱いで本筋に全く絡んで来なかった所にあるんだよねえ。
2011-11-13 22:50:59