アレクサンドリア王国の社会情勢とスタベア（特にベアトリクス）についての雑談まとめ

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

先月だったかな、スタイナーとベアトリクスは結ばれる以前に性体験があったのかどうかという話題がTLを駆け巡ったのだが、深夜だしTwitterがいつ滅ぶかわからないので、思ったことを書き記しておきたいと思う。1/

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私の妄想だが、ベアトリクスの実家はアレクサンドリア王国の名門武家で、しかも彼女はその家の跡継ぎまたは当主だと思うので（そうでないと、戦争のなかった時代に28歳で将軍になれるはずがない）おいそれとそこらへんの男に性行為を許すとは考えられない。よって、彼女には性体験がなかったと思う。2/

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スタイナーは、あの振る舞い方からするに、どう考えても童貞である。素人童貞かもしれないが、女性優位の社会であるアレクサンドリア王国で、首都に風俗店があるとも思えないので、本物の童貞である可能性が高い。となると、スタイナーとベアトリクスの初夜は得も言われぬものとなろう。よきかな。3/3

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先日呟いたスタベアが童貞＆処女だったのか案件（直截的な言い方よ）の続き。アレクサンドリア王国が女性優位の社会であること、外国との戦争がなく、軍の任務がもっぱら盗賊・暴徒鎮圧や魔物討伐となり、軍功によって急激に昇進することが叶わぬ時代において、1/

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20代の若さで将軍となったベアトリクスの出自を、私はアレクサンドリア王国の名門武家の当主であり、親が将軍の地位を退いたため（彼女の年齢を思うと、その親はまだ生きていると思う。何か事情があって隠居しているのではないか）、その地位を引き継いだものと考えている。2/

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私は古い人間なので、家族制度というと、どうしても男系の家制度しか頭に思い浮かばない。アレクサンドリア王国の女性優位の社会、そしてその社会における家制度がいかなるものか想像がつかない。ただ、女性というジェンダーの大きな特徴である妊娠のことを考えると、3/

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20代の若さで女性が将軍職を務めるというのは、かなり難しいものがあるのではないか。アレクサンドリア王国の君主は女王だが、女王が産休に入るときは、政務は大臣が、軍務は将軍が補佐する。もしくは摂政が立てられ、王権を代行するということが考えられる。4/

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では、君主を補佐する女性将軍の産休はどうなのか。女性優位の社会なので、軍の重職である将軍が産休に入った時の職務代行制度は、当然あるのだろう。将軍職にある者もベアトリクス一人だけとは限らない。複数いる将軍たちが、産休に入った将軍の仕事をカバーするというのはあり得る。5/

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とはいえ、将軍職の責任の重さのことを考えると、言い方が悪いが、おいそれと妊娠することは出来ないであろう。ベアトリクスが武家の当主であるのなら、家の相続のことも考えなければならない。となると、彼女は自由に異性との恋愛を楽しむことができる立場ではなかったと言わざるを得ない。6/

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FFⅨでの描写を見るに、ベアトリクスは28歳の女性として人並みに恋愛に関心がある。しかし、その立場から、自由に恋愛ができなかった。妊娠のことを考えると、彼女は性体験に興味があってもそれが出来なかった。以上がベアトリクスについての私の見解である。7/

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一方、スタイナーである。彼は童貞である。アレクサンドリア王国が女性優位の社会である以上、この国には風俗店はないと私は考えているので、彼は素人童貞ですらない。ということを先般呟いたのだが、8/

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

よく考えると、アレクサンドリア王国の領内にあって、中央政府も介入を控えていると思しき貴族の自治領トレノには風俗店がある可能性が高い。そうであるなら、この国の女性優位の考え方が浸透しているのは、王都周辺だけなのかもしれない。9/

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

アレクサンドリア王国にも中央と地方の格差があって、女性優位の考え方の浸透度合いも地域によって差があるとすると、地方には意外と風俗店があるのかもしれない。以上の見解を踏まえると、スタイナーが僚友に（恐らく無理やり）連れられて風俗店を訪れたことがある可能性は否定できない。10/

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とは言えである。彼の性格を鑑みるに、お相手の女性従業員に対して「こんな仕事をしてはいけないのである」などと説教し、店から叩き出される姿が容易に想像される。ということで、彼が童貞であるという結論は揺るがない。11/

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

恋愛には奥手で性体験もなかった、肉体的に成熟した33歳男性と28歳女性が初めて恋愛するようになればどうなるか、この後はスタベア三連星の夜担当の方を始めとするスタベア勢に委ねることにしたいと思う。結論を言うと、夜のスタベアをもっと読みたいです！（朝から何を言っているのだ、私は）12/12

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

よく考えると、FFⅨのベアトリクスの「百人斬り」の異名も凄いよな。アレクサンドリア王国は、ベアトリクスが将軍になった頃は対外戦争をしていないのよ。ということは、この「百人」とは恐らく盗賊・暴徒でしょう。アレクサンドリア王国、FFTの中世イヴァリース王国並みに治安が悪そうだ。

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

ベアトリクスの「百人斬り」が盗賊・暴徒鎮圧の戦いの結果で得た異名だとすると、クジャに籠絡される以前は「賢君」と謳われたブラネ女王の治世は暴動が相次ぎ、決して安寧なものではなかったといえよう。「賢君」という評価そのものも揺らぐと私は考える。1/ twitter.com/Ryu_Yas0417/st…

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

しかし、王都アレクサンドリアの市民がブラネの死を悼んでいたという描写がFFⅨ本編にあった。これは、ブラネの治世を評価する民がいたということを示している。暴動が多発する治世を評価する民。この矛盾をどのように考えるべきか。2/

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

この問題点を考える鍵は、王都アレクサンドリアと辺境の村ダリの格差である。富み栄える王都と、寂れた辺境の村。農業以外に見るべき産業のないダリの人々は、女王に言われるがまま、生活のために黒魔道士兵の生産に手を付けた。3/

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こうした格差を考えるに、ブラネ女王統治下のアレクサンドリア王国は、中央が地方を搾取する構造の上に成り立っていたと思われる。そして、このような状況に地方の人々が反感を覚え、中央政府に反旗を翻すということがままあったのであろう。当然、政府は反乱鎮圧のために軍を派遣する。4/

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

数度に渡る反乱の鎮圧で武功を挙げたベアトリクスは昇進を重ね、20代で将軍に抜擢されたのであろう（私は彼女を名門武家の当主と考えているので、それも重要なファクターであると思っている）。5/

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

地方反乱が鎮圧され、中央政府による地方の搾取構造が強固になり、その結果更に富み栄えることになった王都の民がブラネ女王の強権支配を高く評価することは納得できよう。6/

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

その結果、支配者層（中央政府を構成する貴族や官僚、軍部、王都の民）にとってブラネ女王は「賢君」となり、ベアトリクスは王国全国民にとって良きにつけ悪しきにつけ畏怖される女将軍となったと私は考える。7/

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

以上の観点が妥当であるならば、クジャに籠絡される前のブラネ女王を「賢君」と評価することは、「アレクサンドリア史観」に強く影響を受けていると言わざるを得ない。8/

Kaiser Matthius @Ryu_Yas0417

ブラネ女王、ベアトリクス将軍、そしてアレクサンドリア王国の実態を明らかにするためには、「アレクサンドリア史観」に左右されない考察が必要である。9/