🥦,🍰,💜まとめ

レダ @Le___da

#hrakプラス　💜 ヒーロー科の編入を狙ってる💜くん。👀先生と特訓をしているらしく、ぐったりしている姿をよく見かける。廊下で見かけて一目惚れしたはいいけど絡みなんてないし、そもそもヒーロー科にいる私が声をかけるのもどうなんだろう。「何かしたいのに…」今日も結局声すらかけられなかった。

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力になりたいけど、嫌われたくはない。恋愛ってもどかしくて面倒なんだなって思っていると、珍しく木の陰で昼寝している💜くんを見つけた。「あっ、寝てるなら…」急いで飲み物を買い、息を殺して近づく。 （音をたてないように…！）緊張しながらもなんとかミッションクリア。

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💜くんの好きな飲み物なんて知らないから無難に水を買ったし、応援してるのをとにかく伝えたくて“よかったら飲んでください”と付箋をつけておいた。頑張ってる人に“頑張れ”はどうなんだろうとか、“応援してる”はプレッシャーかなとか、考え出したら何書けばいいのかわからなくてあたり感触のない言葉を

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並べるしかなかった。「寝てる時だけど、一歩前進だよ🌸」頑張った自分を褒めて、ニコニコで教室に帰る。「まただ」最近昼寝することが増えた💜くん。👀先生そんなに厳しいんだ。“風邪ひかないようにね”って書いてから気付いたけど、なんだかお母さんみたい。やめとこうかなと思ったけど、

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せっかく書いたし…と言い聞かせる。（💜くん、まつ毛長いし肌綺麗）置く一瞬の時間で💜くんを目に焼き付けるんだけど、見るごとに好きが増す。同じヒーロー科になったらたくさん話したいな。想像しただけで幸せで表情筋が緩んでいるのが自分でもわかる。「何笑ってるの」「えっ」

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初めて自分に向けられた声は寝起きとは思えないほどはっきりしていた。「水、いつもありがとう」体を起こした💜くんは、私が置いたばかりの水を手に取って揺らす。バレてたんだ。そう思ったら恥ずかしくなるんだけど、逃げるのは失礼だから俯くことしかできない。「名前聞いてもいい？」「🌸、です」

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「🌸さんね。今度は置くだけじゃなくて声かけて」「え、あ、うん」それだけ言い残して去っていく。「話しちゃった。💜くんと、💜くんと話しちゃったよ。しかも名前呼ばれて…うわぁああああ」膝抱えて蹲る。「顔…熱い」この熱を冷ます水欲しいな、と心の中でつぶやいた。

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その場から離れた💜が、奇声を発して蹲る🌸を見て「可愛い」って呟くんだよね。知ってる。 ちなみに名前は👀から聞いて知ってるし、なんなら🌸よりも先に一目惚れしてたらいいな。

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こちらのリクエストを元に書きました！送ってくださった方、ありがとうございます💜 pic.twitter.com/H1DrxStxRb

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#hrakプラス　🥦　プロヒ設定 ファンサもしてくれるし、物腰柔らかくて、人当たりのいい街の人気者。それがプロヒーロー、デクだ。危ない！って思った時には助けられてて、怪我はない？と優しく微笑んでくれるらしい。助けられた友人もその笑みで落ちた。 「あ、デクだ！」 「撮れそうな雰囲気？」

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そう声をかければ、うーん…とデクの周辺と本人を見て「大丈夫そう！」と言った。前に写真撮りたい！と明らかに真剣な顔してるデクに近寄ろうとするので首根っこ掴んで止めたのだ。ヒーローはヒーローであり、マスコットではない。ファンでもそこはわきまえなさい、とファンでもない私に言われて

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ごめんなさーいと涙目になった友人は本当に素直で可愛い。 「デク！写真いいですか！？」 『ん？いいですよー！』 今日も今日とて柔らかい。ふわふわした髪の毛に似つかわしく、雰囲気もふわふわだ。 「🌸、お願い！」 「はいはい」 本人に許可を得て、アップと全身で写真を撮る。お礼を言うのも

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忘れない。満足げにスマホを眺める友人が通行の妨げにならないよう気にしながら側に立っていると、少し離れたデクと目があった。 （よ・る・い・く・ね） 浮かべる笑みは友人に向けていたものと同じなのに、どこか熱を含んでいるように見えるのは錯覚か。

レダ @Le___da

「デクって優しそうだから、付き合っても色々甘やかしてくれそうだよねー！」 「そうかもね」 「ニコニコしながら頭撫でてほしーい！」 「ほら、行くよ」 妄想が止まらない友人の手を引いてその場を離れる。“優しくて甘やかしてくれそう”確かにその印象は強いし、間違っていないと思う。

レダ @Le___da

「🌸ちゃーんただいまー。疲れたー」 「頭？ぎゅー？」 「どっちも、かな」 「はいはい」 家に来るなり私のいるソファに転がり込んでくる🥦昼間にあった時とてんで違う彼に、笑みが溢れてしまう。 「🌸ちゃんの友達、いい子だね」 「ちゃんと躾けました」 「あはは。ありがとう」

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付き合っていることは誰にも言えないし、ヒーローという職業だから危険なことも沢山ある。仕事や街の人優先だし、ファンだって物凄い量だ。 「甘えん坊のいずくを知っている数少ない人物になれて嬉しいよ」 「🌸ちゃんもクールな見た目だけど甘えん坊だもんね？」 「いずく？」 「ギャップが可愛い」

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「いーずーく？」 「褒めてるのにー」 耳の近くでクスクスと笑う🥦頭を撫でられて気持ちいのか話すスピードは普段より遅めでホワホワしている。一歩外に出ればプロヒーローデク。二人きりだと甘えん坊でいずくという一人の人間になる。それを見れる自分は幸せだ。 「好きだよ、いずく」 「僕も好き」

レダ @Le___da

#hrakプラス　💜 編入を目指す💜くんは最近👀先生に捕縛布の使い方を教えてもらっているらしい。だから時々外の空きスペースでペットボトルとか何かしらを離れたところに置いて巻きつけたり、引き寄せたりして沢山練習している。捕縛布を使う基礎的なものなんだと思う。思うんだけどね？

レダ @Le___da

「ひとしくーん。ひまー」 隣に彼女がいるのにずっと練習してるって何事？同じヒーロー科になれたら嬉しいけど、ほんの少しぐらい構ってくれてもいいじゃないか。応援する気持ちもあるけど、彼女としてはちょっと寂しい気持ちもあるわけで。 「ようやくコツ掴めたからもうちょっと待って」

レダ @Le___da

横顔は真剣そのもので、正直凄くかっこいい。本気さが伝わってくるからあまり構ってとは言いたくは無いけど、我慢するのも違うと思うからダメ元で口にしただけ。寂しいのは本当だけどね。 「はーい」 鋭い眼差しを横目でチラリと盗み見みて、何度めかわからない“かっこいい”を心の中で呟く。

レダ @Le___da

しばらくかかりそうだな、と思って最近ハマっている推理小説を読み始める。犯罪を犯した息子を両親が庇うお話で、警察が何度も家を訪ねてきたりとハラハラする場面が多い。ど、どうなるの？刑事さん凄いよ！いい線いってるよ！と思わずのめり込んでしまう。 「ねぇ」 うわー！息子反省の色なしかい！

レダ @Le___da

「ねぇ、🌸ちゃん」 ちょっとまって。お父さんその発想はどうなのよ。 「さ、く、ら」 興奮のあまり本当の距離が近くなり始めた所で体が傾いた。そして大きな声で名前を呼ばれる。さっきまで体二つ分ぐらい離れていたはずなのに、今はキスできそうなぐらいの距離。

レダ @Le___da

え、何が起こった？お腹に巻きついてる物は…捕縛布？もしかして練習がてら引き寄せられた感じですかね？ちょっとペットボトルは飽きてきたからもっと重みほしいなって？ 「れ、練習台でしょうか？」 目の前にある💜くんの顔をドキドキしながら聞けば、不機嫌そうな顔で「違う」って言われる。

レダ @Le___da

え、じゃあ何だろう？と頭にハテナが沢山浮かんだ。 「…何で本読んでるの」 「ん？邪魔しちゃ悪いと思って」 「…ちょっと集中しすぎじゃない？何回も呼んだんだけど」 捕縛布を引っ張ったのか、更に距離が近づいて💜くんの胸に頭がぶつかる。これはもしかして、もしかするのでは？

レダ @Le___da

「ひとしくーん、拗ねてる？」 モゾモゾと手を動かして本を閉じ、地面に置いてから顔を上げる。コツ掴んでキリが良いところまでいったから私を構ってくれようとしたのに、当の本人が本に夢中で一切自分を見てないから不機嫌になっちゃったの？そうなの？