劇団印象『犬と独裁者』感想まとめ

ＡＫＩＲＡ/アキラ @akira_0630

ブルガーコフとスターリンは、｢言葉」の両側から互いを見つめ合っていた（「目」）のではないだろうか。 互いを見つめ合っていた作家も独裁者も、それぞれの理由でそれぞれの暗闇に入っていく。 やっと見られた「印象」、こうなると別の作品も観たくなる。

ＡＫＩＲＡ/アキラ @akira_0630

もちろんブルガーコフは、「言葉」を信じているが、やはり「言葉」に裏切られてしまう。 彼は自らの言葉により文字通り暗闇の中に入るのだが、それは「見ない」ことを意味するのではなく、さらに内面に視線（意識）が向かい「暗闇の中に見えるもの」を見つけるることを意味している。 ↓

ＡＫＩＲＡ/アキラ @akira_0630

それはロシア語ではない。 よって犬扱いをされてしまう。 彼は「言葉」を信じ、「言葉」に裏切られてもいるのではないか。 しかし彼は、それでも「詩は国」であり、「ソ連はロシア語で書いた詩」と言う。 スターリンは、ブルガーコフにこだわり、言葉を使う者を恐れ粛清したのもそのためだろう。 ↓

ＡＫＩＲＡ/アキラ @akira_0630

（ブルガーコフをはじめとする国民）へ向けられているということだけでなく、ミハイル・ブルガーコフ自身が「目」を意識しつつ、自らの内面と向き合っていることを暗示している。 詩人であったスターリン。 また、スターリンはグルジア（ジョージア）出身であり、グルジア語を話す。 すなわち ↓

ＡＫＩＲＡ/アキラ @akira_0630

#劇団印象『#犬と独裁者』配信。 質と量の伴う硬派で骨太な作品。 スターリンの評伝戯曲を書くことで、ブルガーコフの心は救われるのだろうか。 しかし、それは劇薬でもある。 「目」をイメージしたセットの前で物語は進む。 ソ連政府（スターリン）からの「目」がいつも、こちら側 ↓

北田斎 @beyondrats

演劇一本観たら気力と体力を全部持っていかれたので、今日は諦めてもう寝ます　ブルガーコフやっぱ惹かれるな inzou.com/works/theater_…

くろすけ @kurosukekuroiyo

ブルガーコフのバトゥーム読んだが、つまらんな。初めから指導者スターリンという人物が完成されていて、若きジュガシビリとしての失敗も成長もない。暗喩的な批判があるとすれば注釈がほしい。なんでこれが上演禁止になったかわからん。

アクティブ笑顔の挑戦やん🍀 @rv68SqkoDVoe0CS

（演劇）劇団印象ｉｎｄｉａｎ　ｅｌｅｐｈａｎｔ『犬と独裁者』／圧制下で芸術家の苦悩描く #公明新聞電子版 2023年08月11日付 komei.or.jp/newspaper-app/ pic.twitter.com/syig9EoUYD

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今野裕一 @pkonno

『犬と独裁者』は凄く面白かった。原作というかモデルというか…のブルガーコフも面白い作家だ。詩のこととかまだまだ着目点はあるのだが、まだ力量がとどいていない。しばらく読書に耽る。＃劇団印象 #鈴木アツト #ブルガーコフ# スターリン #ウクライナ #ロシア滅亡

今野裕一 @pkonno

演劇零年／『犬と独裁者』劇団印象　下北沢・駅前劇場｜pkonno @pkonno #note note.com/pkonno/n/nb9fc… 病院に入る前に見ておいた作品。本編は、公明新聞に掲載されている。思えば公明新聞で50年以上も演劇評を書いているが､誰にも評されることもなく、本にもならず今日まで来ている。力量そんなもの

たっくん😊☺️😀😃😄😁😆😅😂🤣🥹😇😼😺😸😹 @hofu_tk

2023年7月27日付朝日新聞大阪版夕刊3面 劇団印象「犬を独裁者」 芸術家 pic.twitter.com/xKZlq6vpTh

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くろすけ @kurosukekuroiyo

あーくそー実演が見たかった。アーカーイブでこれだけすごいんだから。

くろすけ @kurosukekuroiyo

戯曲の言葉選びも素晴らしいので、元本をぽちりました。 犬と独裁者 honto.jp/netstore/pd-bo… 主語は消せ、主体を出来事の中に埋没させろ ーロシア語は霧のような言語なのだから。

くろすけ @kurosukekuroiyo

優れた詩は書き手と読み手が同じ夢を見られる詩だ。だがロシア語の語感を感じられるグルジア人はほとんどいない、詩は民族を超えられないんだ！ おれは民族を超えた詩を書きたい！ 民俗を開放し世界に幸福をもたらすことのできる詩！ ーソビエト社会主義共和国連邦という詩だ！

くろすけ @kurosukekuroiyo

プーシキンとプーチンを何度も間違えるのは今まさに起きている戦争に会っているのよね、プーチンがプーシキンのロシア民族主義という夢の継承者であるという点で。もっとも悲しいかな、それは今や夢の残渣に過ぎない、ハルキウのプーシキン象撤去の記憶も新しい今では。 asahi.com/articles/ASQ4B…

くろすけ @kurosukekuroiyo

peatix.com/event/3648961 「犬と独裁者」アーカイブにて視聴しました。素晴らしい！今年入って私が見た中では間違いなく圧倒的に1位の上演。 ブルガーコフの「目」を通じて彼の心の中の犬ソソとの対話を通じて掘り起こされるスターリンという詩人の夢。

三浦瑠麗 Lully MIURA @lullymiura

先日、犬と独裁者を下北沢でみてきたのだが、今だからこそむしろ、ロシアに対する愛を抱えながら密告や猜疑心のなかで苦しむ劇作家というモチーフを演じる価値があると思いました。詩を愛する若き日の（少数民族としての）スターリンへのイマジネーションも興味深かった。inzou.com/works/theater_…

ふじふじ @fujifuji2289

一昨日の29日（土）に #下北沢駅前劇場 で #劇団印象 公演 #犬と独裁者 を観劇。スターリンを犬として表現し、その犬が国家権力を掌握する独裁者への思考に至るまでの構成と、ブルガーコフの劇作家としての苦悩とが交差しながら進む演出が非常に面白い。 世田谷区北沢 pic.twitter.com/9LH21FEqlZ

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spectateur @spectateurjp

「犬と独裁者」@下北沢駅前劇場③：芸術で社会を変えられるかという議論は度々あるけれど、"物語を創り出す"という言葉に心底恐ろしさを覚えた上演。

spectateur @spectateurjp

「犬と独裁者」@下北沢駅前劇場②：劇場に入った瞬間、本棚と布で監視の目（例：新宿の目や早川の「1984」Tシャツ）を模したセットにただならぬものを感じさせる。国家に利用される文化人、分身などこれまでのモチーフを使いながら幻想パート多め。独裁者が生まれる過程をじわじわ描き出す。

spectateur @spectateurjp

「犬と独裁者」@下北沢駅前劇場①：弾圧により作品を世に問えない鬱屈を抱えたブルガーコフ。評伝劇の依頼に喜ぶが、彼の精神的苦悩は幻覚症状となりあらわれ始める。作家の苦しみを追体験するかのように混沌とした劇。序盤の恋愛劇要素で間口を広げつつ、徐々に闇へと足を踏み入れる構成。

Kocmoc Kocma @KocmocKocma

元妻の嫉妬に焦点が当たっていたのもしっくりはこなかった。犬のような男ソソが書くその文字を当時のインテリたる彼が一見してグルジア文字ってわからないのかなという疑問もあるけれど発想はおもしろい。『犬の心臓』のシャーリク、人間になり人間が馴染んでいくと嫌な輩になる…　#犬と独裁者 pic.twitter.com/PVfStBdx7b

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Kocmoc Kocma @KocmocKocma

まあ段々展開は読めてきちゃう（レーニンは知らないけどマルクスも若い時は下手な詩を書いていたからなあと思った）ので後半はわくわくどきどきは減じたけれど。 ちょっと無理があるのはロシア語は主語省略し主体を隠す云々の箇所。それはロシア語に限ったことではないし。　#犬と独裁者 pic.twitter.com/yGiU5PkS5o

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矢内有紗 YANAI Arisa @Yanai_theatre

今週は 伊藤弘子さん『ピロー・ヴェルヴェッティ』🐥 NODA・MAP『兎、波を走る』🐇 劇団印象(にじょくん)『犬と独裁者』🐕 観ました。どれも観終わったあとの充実感と、胸を撫で下ろすような感覚。 〈ゾッとする〉感じ。 そしてまりりんとの客席エンカウント率、高し。

Kocmoc Kocma @KocmocKocma

今、舞台がはねたところ。最初から引き込まれました #犬と独裁者 twitter.com/KocmocKocma/st…

Kocmoc Kocma @KocmocKocma

#犬と独裁者 当日券ダスターラ。室内ながら入口前で並んで待つのが暑くて足に汗が流れた。今ロビーで涼んでいます instagram.com/p/CvTmhiyvkVt/…

2023-07-30 15:17:08