ムニ『ことばにない』前編 感想まとめ

たちくら ようこ @shimejitachi

ムニ「言葉にない」をこれから見る方＆検討中の方へ。 コンパクトボディで若干足癖が悪い、ゲネプロ観劇者からの伝言です。 4時間半、いけました。問題なさすぎて逆に動揺した。 ※観客ごく少数環境だったので、本番だと諸条件かわると思います、ご了承ください。

たちくら ようこ @shimejitachi

客席に置いてある極厚低反発クッションよいです、おしりはだいぶ守られます。一方、ノーケアの腰・背中にくるという感想もありましたので背中ケアグッズを持参するといいのかも。

papamomo 老年団・サポート・センター (観劇爺)💙💛🇺🇦 @kangekipapa

ムニの新作長編『ことばにない』(作/演出 宮崎玲奈)@こまばアゴラ劇場。4時間半の長編、2回の休憩時間用に太田屋のチキンカツを買っておこうと考えていたら、土曜はやっているけど、今日は祝日で休みだった！太田屋が閉まっている時に開いているアゴラの 2軒隣の LUNCH HOUSEも閉まっている！(;´д｀) pic.twitter.com/H9ewiXygUc

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たちくら ようこ @shimejitachi

ストールを持参したら、温度調節とクッション代わりにとっても便利でした。お行儀悪いのも隠せるし（椅子の上で三角座りしてストールで隠してました えへへ） 休憩中のストレッチとお茶とおやつ大事。トイレは譲り合いの心をもって。

たちくら ようこ @shimejitachi

もちろんですが作品おもしろかったです。4時間半、見続けられる構成をつくってあると思いました。言葉を見つづけてたら終わってた。 あと、あれ、わたしです✨（見た人はわかる）

papamomo 老年団・サポート・センター (観劇爺)💙💛🇺🇦 @kangekipapa

ムニ 新作長編『ことばにない(前編)』作/演出 宮崎玲奈@こまばアゴラ劇場 先ず俳優の皆さん、お疲れ様でした！4時間30分(10分の休憩が2回)が必然だと思えた。えっ、後編、来年11月まで待たないといけないのか！ pic.twitter.com/afKQUbjPFb

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優 @yuhyuh__

ムニ『ことばにない 前編』（東京公演、こまばアゴラ劇場）観劇してきましたー。 前編だけで4時間と少し長めですが、めちゃくちゃ良かったので観てください🙏　後編は来年だそうです。 東京公演は13日まで。京都公演が26日から28日までみたいです！ pic.twitter.com/bLaUnSPfGK

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chaghatai @chaghatai_khan

ムニ『ことばにない』前編を観てきた。4時間超をじっくりコトコト楽しむタイプの作品でした。後編にも期待します。ディテールを覚えていられるかどうかが不安ですが。

イヌ2 @moriful2

ムニ「ことばにない　前篇」(作/演出 宮崎玲奈)を見た。傑作だと思った。四時間半あるし前篇だけだし演出も若干好きではないところもあったのだが、それに必然性がある。「ことば」に「ない」ことにされている存在をいかに「上演」するのか。台本も買ったのであとで読もう。

すなぎも @sunagimoh

ムニ「ことばにない 前編」4時間半、あっという間…‼とてもとても良い。早く後編が観たい、来年11月✍!! 物語の運びも会話もきめ細やかでそのひとを構成する声や身体がそこにきちんと在る雰囲気や台詞のそっと刺さる感じがたまらなく好き。虚構的な仕掛けや音光に驚いたり。面白かった。 pic.twitter.com/dkeOZYlCCY

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青本柚紀 @izumiitsumiki

ムニ『ことばにない』@こまばアゴラ劇場。舞台には透明な屋根があり、舞台空間を字義通り的にも象徴的にも「家」にされているのだけれど、レズビアンだと語りたかった人の遠い声を聴いて、代わりに語ろうとすることで壊していく。

すなぎも @sunagimoh

すごくあぁ…としっくりくる台詞が多くてでもこれだって矢面に立たせて言わせてしまってるという気持ちもモロに反響して特にすごく美緒さんの話すこととか表情にばしばしきてて。そしてワークショップてなにするとこなんだろのこの一年くらいの興味具現化あったりも楽しかたポイント！

青本柚紀 @izumiitsumiki

そのなかに、制度の認可によって婚姻できる人、できない／しない人の間に制度が引いた分断や、その人が自分の声を聴いてレズビアンに「なる」（だと思う）ことと、周囲の視線によってレズビアンでたることがその人の存在のすべてに「される」ことの対比がとても丁寧に描かれていてすばらしかったです。

青本柚紀 @izumiitsumiki

四人のピクニック→演劇ワークショップの流れなど濱口竜介の『ハッピーアワー』を思わせるところがあるのですが、中盤の会話の密度、そこでなされる吐露がその人から出てきたように思われるような響き方をするところ、なども並べて語れるかも？会話の密度と緊張感のなまなましさ。

青本柚紀 @izumiitsumiki

死者の声を聞く、ということはクィアの物語としてのひとつのポイントで、クィアネスの不可視化の問題に触れている部分だと思います。また、杉田水脈をベースに自民党の価値観を煮凝りにしたような議員やシュプレヒコールが出てくることは、

青本柚紀 @izumiitsumiki

レズビアン（そしてだけでなくクィアの）の置かれた苦しい状況の原因を明確に政治に置いているということで、明確に戦う姿勢が示されていたこともうれしかった。ただ、この議員は明確にそういうものとして描かれていますが、ストレートな差別を繰り返すので、その心構えをして行ったほうがよさそう。

青本柚紀 @izumiitsumiki

先に書いたような分断を乗り越えて行こうという示唆があることなど、よさはかなり書けるのですが、気になった点もいくつかあり……。生きることの美しさによって差別を乗り越える訴えをする点には同意しないし、クィアの象徴のように描かれる人たちのクレジットが「獣」でよいのか、ということ。

青本柚紀 @izumiitsumiki

象徴的な世界との交信役が精神に不調を抱えている人物に任せられていること。などは乗れなかったり、まずいのではないかと思った点です。人に薦めて回りたいので、注意書き的なことも書いておきます。

aomt mzk @m_a_verse

ムニ『ことばにない』、最高だった！冒頭から濱口竜介『ハッピーアワー』を彷彿とさせる枠組みが続きつつ、ヘテロ中心的な規範から外れる、レズビアンアイデンティティが語られる部分は『ハッピーアワー』とは明確に違うし、恋愛規範的でもないところに救われる思いがした。

aomt mzk @m_a_verse

もういない不可視の死者の声を聞こうとする形で物語が進んでいくのは、レズビアンを含むクィアが不可視化されやすい現在を反映しているし、差別に対して正面から反対してくれるのも勇気づけられるので、本当に多くの人に見て欲しい。

aomt mzk @m_a_verse

ムニをほぼ全部見ている身としては、今までの色は引き継ぎつつ、また世界にかなり開けてきた印象があった。『回る顔』を思わせる獣『真昼森を抜ける』を思わせるミラーボールとダンス、『須磨浦旅行譚』の定食屋の話、車の運転、ムニを続けてみていると連続性が嬉しい一方で新鮮な目でも見たい演劇。

aomt mzk @m_a_verse

明確に差別として描写されるものの、レズビアンや反差別の人に対して差別的な発言をする人物がいるので、フラッシュバックの注意喚起は必要かもしれないし、精神疾患と思われる表象が異界的なものと繋がる部分には引っかかった。レズビアンの物語と明言している部分含め、概ねインクルーシヴではあるが

青本柚紀 @izumiitsumiki

ヘテロノーマティヴに思うところがたくさんある人間としては、現行の婚姻制度がグロテスクなものとして描かれていたところとかもかなりよかったですね……。ヘテロに見えるカップルをすれ違わせるというのはいままでのムニ／宮﨑企画でもなされていた抵抗だけれど、

青本柚紀 @izumiitsumiki

その抵抗がより大きく掲げられているのが『ことばにない』だと思います。カメラの使われ方や折に触れて出てくる固有名詞などにいままでのムニ／宮﨑企画との連続が感じられるのも個人的に嬉しかったことです。4時間の時間をとるのは大変かもしれませんが、本当に色々な人に見られてほしい！

aomt mzk @m_a_verse

ムニ『ことばにない』は本当にもう一度観たいのだけど、4時間半拘束されることと満席になるだろうけど多くの人に見て欲しいところで2回行くか迷うな