『関東大震災のとき、日本人の暴徒に襲われそうになった朝鮮人・中国人約300人を身を挺して守った日本人警官の大川常吉を称える碑（横浜市鶴見区の東漸寺）』

辻田 真佐憲 @reichsneet

関東大震災のとき、日本人の暴徒に襲われそうになった朝鮮人・中国人約300人を身を挺して守った日本人警官の大川常吉を称える碑（横浜市鶴見区の東漸寺）。本当の意味で愛国とは、「虐殺はなかった」などと強弁することではなく、このような「立派な日本人」を継承することなのだと思う。 pic.twitter.com/Rp5PgEsSKo

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辻田 真佐憲 @reichsneet

加害の事実を認めながら、立派な日本人も讃える。それが健全な愛国心を養う。「愛国」という言葉自体を嫌う向きもありますが、日本は今後保守的な傾向を強めると思うので、愛国心を全否定して分断を生むのではなく、こういう穏当な「国民の物語」を提示し、トンデモ化を防ぐことも大切だと考えます。

辻田 真佐憲 @reichsneet

明治維新のときも、実態は西洋化であるにもかかわらず、「神武創業」（神武天皇の時代に戻ろう）というスローガンを掲げることで守旧派にも配慮し、「日本人の魂を捨てるのか」という反発を緩和させました。『「戦前」の正体』に書いたことですが、ああいう知恵がいま大切な気がします。

takeshi shimomura @takeshishimo

@reichsneet おっしゃる通りですね。 あったことを無かったということより、無かったことをあったということより、立派な日本人がいたことを伝える、誇るということがいつの時代であっても相応しい態度ですよね。

sabi-wasabi @sabiwasabi2

@reichsneet 「立派な日本人」の存在を認めることで、自分たち日本人にも醜い側面があるという至極当たり前のことを認めることになる、良い素材。