百年前新聞が報じた1920年アントワープ五輪

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スポーツ◆14日、オリンピックの五輪旗が制定される。　＝百年前新聞社 (1914/06/14)

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 国際オリンピック委員会が本日、大会シンボルを決定しました＝図＝。考案したのはクーベルタン男爵。五つの輪が重なるマークは、五大陸の協調と平和を表します。1920年アントワープ大会より使用予定。 pic.twitter.com/HPLqBNrgo2

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昇叙◆10日、講道館柔道の創始者・嘉納治五郎(59)が、正三位に昇叙する。国際オリンピック委員会委員であり、今年夏のアントワープオリンピックでは、日本選手団団長を務める。 ＝百年前新聞社 (1920/02/10)

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スポーツ◆14日、東京・箱根のあいだで、初の「東京箱根間往復大学駅伝競走（通称、箱根駅伝）」が開催される。出場校は、早稲田大学・慶應義塾大学・明治大学・東京高等師範学校の4校。土曜日の今日は午前中それぞれ授業があるため、午後1時からスタートとなった。 ＝百年前新聞社 (1920/02/14)

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スポーツ◆15日、東京・箱根のあいだで開催された「東京箱根間往復大学駅伝競走（通称、箱根駅伝）」が決着する。総合優勝は、東京高等師範学校。 ＝百年前新聞社 (1920/02/15) ▼優勝した東京高等師範学校チーム。前列の学生服が、大会考案者・金栗四三氏(28) pic.twitter.com/u7X22hTURc

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 昨日・今日と「四大専門学校対抗駅伝競走」、通称「箱根駅伝」が開催されました。これは、東京から箱根の往復約200キロメートルを、10区間・10選手がたすきをつないで走り抜くもので、早稲田大学・慶應義塾大学・明治大学・東京高等師範学校の4校が参加しました。

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 昨日土曜の午前中、大学の授業を終えた「箱根駅伝」の選手たちは、続々と有楽町の報知新聞社前に集合。特に東京高師の選手は、この大会考案者・金栗四三（かなくり・しそう）氏の門下生ぞろいだけあって気合十分です。選手たちは午後1時、一斉にスタートしました。

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 昨日の「箱根駅伝」往路、トップで飛び出したのは東京高等師範学校。しかし2区で明治大学が逆転すると、そのまま箱根まで首位を守り抜きました。最終の慶應義塾大学がゴールしたのは午後8時53分と日没後になったため、松明を周りに照らしての競走となりました。

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 「箱根駅伝」復路は、今日朝7時に開始されました。往路トップの明治大学と2位の東京高等師範学校は、8分27秒の差でスタート。明治大学はさらに差を広げ、2位の東京高師に11分52秒もの大差をつけて9区を終えました。しかし、勝負がついたのは最終10区でした。

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 「箱根駅伝」最終10区、東京高等師範学校の茂木善作選手(26)は、約12分差から快走し新橋付近で逆転。明治大学の西岡吉平選手を抜き去り、有楽町のゴールテープを切りました。西岡選手がゴールしたのは、そのわずか25秒後でした。 ▼ゴールする東京高師・茂木選手 pic.twitter.com/IRYdpfrKrw

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 この「箱根駅伝」大会は、ストックホルムオリンピックに出場した金栗四三氏(28)が、マラソン選手の育成を目指して開催されました。走るだけでありながら、これほどまでにドラマが生まれるとは、だれが予想したでしょう。早くも、毎年の開催が期待されています。

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スポーツ◆23日、アントワープオリンピックが開会する。最初の競技は今大会から採用されたアイスホッケー競技。オリンピック開会式は8月14日だが、アイスホッケーとフィギュアスケートは涼しい4月のうちにおこなう。 ＝百年前新聞社 (1920/04/23) ▼競技会場パレ・ド・グラス・ダンヴェル pic.twitter.com/Z09gDHWHm2

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速報◆25日、アントワープオリンピックで、フィギュアスケート競技がはじまる。1908年のロンドンオリンピックに引き続きフィギュアスケートが種目に採用されたが、涼しい4月のうちにおこなう。なお、オリンピック開会式は8月14日。 ＝百年前新聞社 (1920/04/25)

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速報◆27日、アントワープオリンピックで、フィギュアスケート競技が終わる。男子シングル・女子シングルはスウェーデン選手、ペアはフィンランド選手が金メダルを獲得し、今大会最初の金メダリストとなった。 ＝百年前新聞社 (1920/04/27) ▼ペア優勝のルドビカ・ヤコブソン、ウォルター・ヤコブソン pic.twitter.com/YD0jLTHxxG

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 ベルギー・アントワープオリンピックが始まっています。4年前に予定されていたベルリン大会は大戦で中止となったため、今大会は、実に8年ぶりの開催。戦争で蹂躙（じゅうりん）され、焦土となったベルギーは、復興と平和の象徴として大会開催地に選ばれました。

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 アントワープオリンピック最初の競技となったのは、フィギュアスケート。今日すべての日程が終わりました。男子シングルでは、コンパルソリー、フリーいずれも1位をマークしたスウェーデンのギリス・グラフストローム選手(26)が優勝。金メダルを獲得しました。

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 一方、前回のロンドン大会で優勝したスウェーデンのウルリッヒ・サルコウ選手(42)は、男子シングル4位で惜しくもメダルを逃しました。「サルコウジャンプ」を生み出した、世界選手権10勝の強豪は、今大会での引退を決意したようです。 ▼ウルリッヒ・サルコウ選手 pic.twitter.com/cmvOvOdOzU

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【社主のニュース解説】《スポーツ》 女子シングルでは、妊娠3か月の体で滑ったスウェーデンのマグダ・ユーリン選手(25)が金メダル。ペアでは、フィンランドのヤコブソン夫妻が優勝を果たし、北ヨーロッパ勢の強さを見せつけました。オリンピックは8月14日開会式。9月まで23競技が競われます。

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スポーツ◆29日、アントワープオリンピックで、アイスホッケー競技（兼 アイスホッケー世界選手権）が終わる。カナダチームが金メダル。オリンピック開会式は8月14日だが、涼しい4月のうちに試合が実施された。次の競技は7月の男子ポロ。 ＝百年前新聞社 (1920/04/29) ▼優勝したカナダチーム pic.twitter.com/758ExEXQIC

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