12月2日参議院にて、福島からの自主避難者が自主避難への保障を求めて発言　まとめ

taniyan @nagatachou_mama

北海道に避難した福島からの避難者、子どもの被ばく症状を訴えていた人が多い。自分の娘も鼻血を出した。「目の前で今まで出したこともないような鼻血を出している子どもたちがいたら皆さんどうしますか。偉い学者さんが、どんなに安全だと言っても、今起きている事象を優先しませんか？」（宍戸さん）

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地縁血縁の強い福島で自主避難を決めるのはとても勇気のいること。「国が安全だといっているのにそれを聞けないのか！」「自分は安全なところに避難しておいて、除染してきれいになった福島に帰ってくるつもりなのか」「いいよね～。あなたたちは逃げられて」そういう風にも言われます（宍戸さん）

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私たちは、福島に残っている人のことを本当に心配しているけれど、それは届かない。今福島に残っている人との間には大きな溝がある。それはこの原発事故で引き起こされたもの（福島から北海道に自主避難した　宍戸隆子さん）

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私は政治不信でした。でも今は違います。このような状況になって、北海道で自治会なんかを立ち上げてしまったものですから、党派を超えてたくさんの方が声をかけてくれた。何が出来るのか、何をしなくてはいけないのか、必死に考えて動いてくれる人がいました。だから私は政治に期待します（宍戸さん）

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「選択的避難の権利を国に認めてほしい。子どもの、人間の命を最優先に考えた方策を考えてください。自主避難者への保障は、その権利を国が認めてくれることです。国が「逃げてもいい」と言ってくれたなら、本当に、避難したい人はたくさんいるんです」（宍戸さん）

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福島の復興のために力を尽くすのも大事と思うが、それと同時に避難を考えている人の権利も認めてほしい。（宍戸さん）

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「いまの福島にいて、何の不安もないと思いますか。避難している人も、福島で頑張っている人もみんな苦しんでいます。今ここにいる人に、福島の人は見えていますか？私は見えていますか。福島で苦しんでいる人に、最大限のご配慮をお願いします」（宍戸さん、参議院特別復興委員会で発言）