ドイツの今のクラブシーンとガイド。ドイツの有名クラブやパーティーに行ってみたい、興味がある人向け。ショートアンサーはベルリンのTresorに行け。ロングアンサーはスレッドに。
2023-08-03 21:06:37ドイツのクラブミュージックはAll about Techno。クラブに行くというのの基本形は、1991年にベルリンorフランクフルトを乗り越えて確立された頭文字が大文字のTechnoを聴いて金曜の深夜から月曜日の昼まで踊る(xノる)ことを指す。
2023-08-03 21:09:44ドイツのクラブに共通するのはスマホが禁止されているのとストリートウェア(道を歩いていて違和感のない服装)では入れないこと。インスタやりたい人や一定のドレスアップ・ダウンが出来ない人はMaydayやNature Oneなど、チケットさえ買えばなんとかなるパーティーに行くしかない。
2023-08-03 21:11:37ドアポリシーはバウンサーによるスタイルチェックとゲストリスト、あるいは両方がある。ベルリンの有名クラブのゲストリストはごく狭いインナーサークルか都市伝説に近いものなのであてにならない。DJのリステッドゲストでもバウンサーに「heute leider nicht」と言われればそれまで。
2023-08-03 21:13:34クラブのゲストリストが機能するのは独立したオーガナイザーがクラブでイベントを開催するとき。最近はチケットを買うコードがSNSでのスタイルチェック後に提供される方式が定着している。FetlifeやJoyclubなどのKinky系SNSの場合もあればInstagramの場合もある。
2023-08-03 21:17:23たとえばKitkatはまともなウェブサイトが存在しないが、イベント毎のFBやInstagramのリンクがあり、ベルリンのレジデントクラブ外のツアーの開催や曜日イベントがオーガナイザーにジャックされることがあり、ゲストリストにチャレンジできる。 kitkatclub.org また月曜日はだいたいは入れる。
2023-08-03 21:21:29ドイツの店のハウスルールは法律に優越するともいえ、尊重されている。デュッセルドルフにはKuhstallという有名なレイシストバーがあるが、行政が介入することはない。しかしクラブのバウンサーのチェックは皆さんが想像しているようなものとはちょっと違う。
2023-08-03 21:23:31バウンサーが重視しているのはSafespaceの確保。白人のパーティーピープルが入りやすいかというとまったくそんなことはなく、酔っ払い、マッチョを強調する男、性的にアグレッシブ(x ポジティブ)な男、わけのわからん優越感を持っている人間、アホそうな女はおおよそ排除される。
2023-08-03 21:26:56Berghainに入れなかった有名人、イーロン・マスク、ブリトニース・ピアーズ、入ったけどつまみ出された有名人、スティーブン・セガール、プレイをせずゲストとして入場したリッチー・ホゥティン。
2023-08-03 21:30:05当然クラブではドラッグが蔓延しているし、ほかのヨーロッパのクラブと違って堂々とそのへんでファックしているし、Sexpositivと書かれているパーティーはプレイエリアもある。が、暴力とは無縁の世界で、DJには厳しくも大いなる敬意が払われている。これがSafespace。
2023-08-03 21:32:3090年代前半にフランクフルトやハンブルクで暴走族と組んだロッカーグループや赤線マフィアと新興のクラブシーンが衝突していた過去があり(メンバーをクラブに送り込んで銃やナイフでの乱闘など)、クラブは長い時間をかけてSafespaceを作ってきた。
2023-08-03 21:35:19ベーゼオンケルツをはじめとしたジャーマンロックはのちにヘルズエンジェルスと合併するBones MCという暴走族・スキンヘッズと深い関わりがあり、クラブにとっては排除の対象。彼らとそれほど遠くないラムシュタインのリンデマンに対するテクノDJ達の反応は自然。 twitter.com/M_Igashi/statu…
2023-08-03 21:37:59GHBを使った昏睡パーティー疑惑の渦中にあるラムシュタインのティル・リンデマン。ベルリンのオリンピックスタジアムのコンサート後にアフターパーティーを禁じられたためKitkatを訪問。DJ達はSafe spaceが失われたとしてクラブのボイコットを訴えている。 t-online.de/region/berlin/…
2023-07-24 07:11:30さてベルリンのクラブといえば、ドアポリシーがカタい順にBerghain、Sisyphos、Kater Blau、Kitkat、Tresorという感じ。このうち後ろの3つは徒歩圏内にあるので、2つにチャレンジしてTresorを安牌にすれば週末を台無しにすることはない。ハコもでかいし、黒っぽい服さえ着てれば大丈夫。
2023-08-03 21:39:45Tresorはベルリンテクノのオリジンというカタさなくなったといわれるが、そのセットアップの荘厳さとプレイされるサウンドはまったくサビていない。一方でSuiside Circusなどは完全に観光地化している。
2023-08-03 21:40:51客層もイマイチだったけど、さすがにツーリスト丸出しのダサいアメリカ人カップルは入口です追い返してた。 twitter.com/M_Igashi/statu…
2023-12-15 00:49:04Berghainはいろんな伝説があるテクノの聖堂。Sisyphosはベルリンローカルが一番行きたいクラブ。Kater Blauは屋外がありヒップホップが少しミックスされる。Kitkatは変態クラブ、InsomniaはKitkatから分派したもっと変態クラブ。
2023-08-03 21:45:22他の都市だとハンブルクの大箱Catonium、ケルンのZimmermanns(レゲエとテクノが交代でイベント)、Helios 37はおすすめできる。Kinky Techno系オーガナイザーとしてはEinmalig、Flowers&Beesは一見でもゲストリストにチャレンジできる。
2023-08-03 21:53:24今日ベルギー人家族宅で夕食をいただいたんだが、子供二人をほったらかして夫婦二人で10年ぶりくらいにTomorrowlandに行ってたんだそうな。楽しかったけどもオーディエンスがスマホを手放さない感じがダサかったので、これからはクラブを探求しようかなと。というわけで一緒に行くパーティーを検索中。
2023-08-07 06:33:58ベルリンに関して言えば、壁崩壊後のスクワッティング物件が消滅していることが大きい。 youtube.com/watch?v=lmYwO9…
2023-08-11 21:57:12最盛期には150万人を一度に集めたLoveparadeが近年Rave the Planetという形で同じくベルリンで開催されるようになったが、多く見積もって20万人。 dw.com/en/rave-the-pl….
2023-08-11 22:09:17TomorrowlandのEDMヘッドライナーDJのギャラが70万€と言われているが、Rave the PlanetのTechno DJは1万€ももらっていない。Helios 37でのイベントの入場料は25€+ドリンクカード20€。キャパを考えるとDJひとりあたり500€渡せるかどうかもあやしい。ドイツのかたくななアマチュアリズム。
2023-08-11 22:22:16Berghainの営業再開が2021年9月。 youtu.be/0cnjxX8Srpk?si… twitter.com/CasseCool/stat…
2023-09-15 17:21:40犠牲者が遥かに多かった欧州で2021年夏時点で終焉していたパンデミックを2年引き延ばした。インフルエンザ強程度の死亡率のウイルスに対しそもそも過剰反応だったんだが、それは後付けとしても、最初の1年半は天災、その後の2年は人災です。 twitter.com/nhk_news/statu…
2023-09-15 12:54:12