【ネタバレ感想】スシが見た2023年秋映画【#ゴジラマイナスワン ＃マーベルズ】

『ゴジラ-1.0』【大ヒット上映中】 @godzilla231103

『ゴジラ-1.0』 公開３日間で興行収入１０億円突破！ 特大ヒットスタートで週末観客動員No.1！ ぜひ、映画館で体感してください。 #ゴジラマイナスワン #ゴジラ #生きて抗え #あれがゴジラ #GodzillaMinusOne pic.twitter.com/5aGW7YatzK

拡大

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

「ゴジマイ」こと「ゴジラ　−1.0」見てきましたわ〜！というわけでネタバレあり感想レポです。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

自分のゴジラ歴は…普通？くらい。「ゴジハム」とかをリアルに見に行った？（覚えてない）世代で、映画は全然見てないけど図鑑とかだけ読んでそこそこ怪獣の名前は知ってて、大人になってから見たギャレゴジとアニゴジとシンゴジだけ覚えてる…みたいな。「かいじゅうがすきです」レベル。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

第一印象としては「ストレートな味わい」でしたね。恐ろしくて強靭でカッコいい怪獣が現れて、人々が兵器と作戦で立ち上がり、倒す…というお決まりの流れを、物資に乏しい状態でどうにかやり遂げる…という。感情の流れもストレートなドラマというか。少し拍子抜け感すらある。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

こう感じた理由は後々わかった。そう、この作品は「シン・ゴジラ」の「次」に位置されてしまう作品なのだ、と。あのゴリゴリに「新しさ」を感じさせられたツイストマシマシゴジラの次に来てしまったから、本作はより「ストレート」に映ってしまう。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

でも、パンフレットを読んで味わいがメチャクチャ変わった。監督も役者も製作陣もしっかり戦ったのだ、ということがバシバシ伝わってくる。シン・ゴジラと戦おうとしたというのがビリビリに伝わってくる。重い状況からみんなでどうにか巨大と戦う、まさにゴジラ的なドラマが感じられた。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

マジでもう一回見に行きたいくらいの気分にさせられたので、パンフレットはぜひ読んでほしいし、世のパンフレットはこれくらいの味わいであってほしいと思う。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

さて、作品の内容に触れていこう。時代設定が戦後。現代だとシンゴジと真っ向勝負にもなるし、未来っぽいのはアニゴジがあるし、逆に目新しかったね。資源のない中でどう戦うんだ？という意味でも新しい勝負になったし。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

まさに「国家の総力」感のあったシンゴジと違い、国家が信用できず、兵器はほぼ使えない。なんなら木造船でゴジラに挑むこともある。それでもゴジラから生き延びられるし、戦えるんだってのがすごい。「普通のゴジラ」ができることがもうすごかったんだよ。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

冒頭の「戦後」描写がものすごく暗くて、自分は「生き残ってしまった」側で、家も家族もなくして、隣のおばさんの当たりが強くて…マジでこの時期にゴジラが襲来してたらとんでもない鬱映画になってただろうな…（隣のおばさん役の安藤さん、やっぱ凄いね）

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

でもそうではなくて、偶然拾った親子のおかげでおばさんもちょっと優しくなって、職も見つかって人生に張りがでてきて、第二の人生スタート…なところにゴジラがやってきて「まだ戦争は終わってない」になるのよね。なんというか、予告で思っていたよりは「−1」にならなかった。よかった。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

余談だけどヒロインの浜辺美波さん、いい意味で浮いた存在だったな…と思う。顔立ちが？オーラが？わかんないけど。他の役者さんと比べて存在に時代感が薄くて？ちょっと浮いてる感じがするんだけど、だからこそ「戦後臭い」暗さが取っ払われた感じがした。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

木造船のメンバー。それぞれ良い仲間だったな…柔みと希望をくれるガクシャ、脳筋でフラグ建て、理屈と感情のバランスをとってくれる艦長、大河のせいで全然若く見えてくれない少年。命懸けの任務だったけど、この人たちのおかげで楽しく迎えられた。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

木造船でゴジラと戦う。マジで！？どう考えても無理…なところを「口の中に拾った機雷ぶち込んで銃で爆破」、「怪獣は口の中が弱い」自体は珍しくないけど、あの時期にそれを現地調達でってのが凄い。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

でもそこからのゴジラがまた凄い。どう見てもホムンクルスな再生能力。お前そんなところだけ現代なんかい！！！！と絶望する。完全に浮いてる。無理ゲー。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

完璧に心の折れたところにやってくる巡洋艦「高雄」！作中人物と一緒に「タカオーーーーーーーッッ！！！」って叫びたくなるくらい喜んでしまった。冷静になるとこのあとやられるのがわかってるのだけど、メチャクチャ頼もしく見えたなぁ…

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

その後、銀座を壊しに現れるゴジラ。尻尾の速度がエグい。シンゴジラは長くて怖かったが、こっちのゴジラは速度がエグい。そして大きく映し出されるゴジラの全身。脚が鬼のように太い！そしておっぱいが大きい！…でも脚が気になる！…私はやはり脚派のようだ…。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

（検索したらみんな言ってたんだけど、やっぱ橋爪功さんいたよね？パンフにもエンドロールにもなかったけど、いたよね？アレなんだったんだ？）

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

街中でついに出る「熱線」！機械ギミック感バリバリ、男の子が絶対好きなヤツ！そりゃもう大興奮ですよ。俺だって撃ちたいもん、熱線。そしてゴジラより高く高く伸びる爆雲…。シビレますね。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

空気を支えてくれていたヒロイン、まさか熱線の「余波」での退場。一回凌いだから生き残れたと思ったのに…。いや、あの吹き飛ばされ方エグかったな…「冬のルクノカ」もブレスの「後」がヤバいって読んだけど、そんな感じ…大怪獣のブレスはそも余波がヤバいのだ。

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

ワダツミ作戦。武器が通じないのであれば、自然の力でゴジラを殺す！正直この作戦成功してほしかった！人類の武器じゃ到底無理なんだから自然の力借りればいいじゃんって発想、すごく「日本的」で大好きだった！

真黒コスモス＠ジャンプ読み @axelmagro

一方で主人公は「戦争の亡霊」となりて予備の予備作戦に動く。まあこっちがメインになるんでしょうねとは思ってたけど。正直この辺は「終わり」までいろいろ読めちゃったから残念ではあった。ドラマ的には必要なんだけど。「必要」だからこそ読めちゃった…。