【日本全道人力踏破 JPWEX 熱海市攻略戦Days307】 2023-10-11月期スペシャル⑪ 上多賀東西縦断道ルートB再開拓戦 & 地獄沢・真打探索 (実況版+α)

【ここまでのあらすじ】 玄岳第3登頂ルート開拓は来期にする事にした散歩師たちは次の狙いを別につけていた。 目下、上多賀でやるべき残りのルートは ①上多賀東西縦断道ルートBの再開拓 続きを読む
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つまり、元々はここに一大モトクロス場があったのかもしれない。

しかし壮大な崩落が起き、その全ては土砂の下敷きになり生滅した…と。

確かに以前から地獄沢は大きな崩落があったと聞かされていた。

だがそれがここの事だとは思わなかったのだ。

地獄沢はルートAの先にあるものだと思っていたから。

しかし地獄沢が単一の沢だけでなく、ここら一帯の沢の複合体の総称だとしたら…
ここがその崩落地だと言うことも出来るだろう。

予定していたルートの消失が早くも確定したので、どうしようかと思っていたが最初に俺が作ったルートを新生ルートB1と仮定し、俺が今回別の道を作るつもりだった新生ルートB2となるべき道を、モトクロスルートとは別に完全新規で造り上げる…という方針に切り替えることにした。

とりあえず「あの道」はなるべく使いたくない。
あの道より通りやすい道を別に作る!

ルートEの道を造り上げた今の俺ならば、どんな道であれ造れるはずだ、と。

言ってみれば前回挑んだ時は、この地獄沢大崩落を地理院地図のルートを厳守する余り、真正面から突貫して造り上げた道だった…というのが分かりやすい。

そんなバカ正直に国のルートに従う必要もないので、大崩落地帯をかすめる形で横から抜けれるルートを造れればいいのではないか…という発想の元で慎重に足場を見極めながら進んでいった。

大崩落の急傾斜地帯を左側から登れるように、伐採 、剪定を繰り返し道を丁寧に造っていった。

このレベルでいくと、崩落地帯を抜けて、上の針葉樹林帯まで出るだけで、ほぼ一日費やすな。

七瀬るう@4代目散歩師&ご近所冒険家 @nanaseruw

〘熱海市攻略戦 Days307 LIVE〙⁡⁡⁡⁡ お疲れ様です!お久しぶり!⁡ ⁡⁡ ⁡今回は上多賀東西縦断道ルートBに来ています。⁡ ⁡あと10mで実質ゴールという所まで追い詰めておきながら時間切れになった悔しいコースです。⁡⬇ #熱海 #登山 pic.twitter.com/p5z2myTmrM

2023-11-29 12:01:21
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七瀬るう@4代目散歩師&ご近所冒険家 @nanaseruw

⁡そのルートB、前回序盤の急登を無理くり登っていたので、今の俺なら、より歩きやすい道を作れるはずだとやってきた次第。⁡ ⁡⁡ ⁡で、今休憩中。

2023-11-29 12:01:23

朝から始めた道の造成。

3時間経って、やっと急傾斜から解放された一角に辿り着いたので休憩を取る。

電波が一瞬入ったので投稿出来たが、すぐにまた入らなくなってしまった。

もう諦めよう。

とにかく上の針葉樹林帯まで出る道を造る!
最低でもこれだけはやりきって帰るんだ、と。

土砂崩れのすぐ脇の地盤が安定している隙間を縫って、道を上へ上へ造っていく。

最初の取っ掛りこそ少し安定感弱いけど、1度登り始めたら多分快適に行けると思うよう造ったつもり。

崩落する土砂や倒木のほぼほぼ上側に抜けれたところまでいくと、目標としていた針葉樹林帯のオープンワールドに出ることが出来た。

んー、しかしこれ下山時にこの場所をピンポイントで見つけるのが難しいかも?

それこそマーキングの出番なのだがなぁ。

来期またここに来て、そこら辺の整備するか。

ちなみに土砂上に出たところで、俺が初回に作った道らしきものも確認出来た。

結構残ってるものだな。

時間があれば上多賀東西縦断道ルートBのゴール断念したとこまで行ったれ!
と、港を出る時は思っていたが、今となっては時間的に無理と判断し諦めた。

とりあえず1番の課題はクリアしたから良しとする。

あとはマーキング道具を持参してから上は目指した方がいい。

では次はどうするか。

しばらく針葉樹林帯を進むと巨大な岩石群が目立つ一帯に出る。

約1年と少し前、ここを開拓した思い出が蘇る。

間違いない。ここが正規ルートだと。
だとしたら、この辺に例の谷に降りるルートがあったはずだ。

上を目指すことを断念したのだから、プランBの謎の降下ルートの先を暴く事に目的を切替える。

そんな難しくなく、その降下ルートは見つけ出すことが出来た。

時間はそんなに許されていないが、調べておきたいと一気にそのルートを下る。

この先がどこかの道につながっていないと戻る羽目になるが…

その道はやはり獣も通っているようで足跡が残る。

そして谷底に降りると待ち受けていたのは、何かの人為的な広場のような場所であった。

これは意外…
そしてその先には何と地図にない初めて見る形状の旧式砂防ダムがその機能を失わずに存在している圧巻の光景だった。

俺にしてみれば大発見で興奮した!

さらにその砂防ダム奥にも進むことが可能で、宮川上流域限界点まで伸びるかもしれない山間の奥まで進める可能性が広がっていたのだ。

これはすごい。
予想以上に奥まで行けそうだぞ。

この地を「地獄沢・真打」と命名した。

新フィールドを発見したものの、そもそも脱出ルートが上まで戻る以外未だなかった為、これ以上沢の奥に進むことは時間的にも危険と判断。

砂防ダムへと戻り、その層の中で別の脱出口が無いか探すことにした。

地図には明記されていないが、もしかしたら俺の直感が正しければ上多賀東西縦断道ルートAと結ぶ手段があるかもしれない。

…これは賭けだけどね。

降りてきた道を横目に、進路を東に取り進んでいくと…

何やら不法投棄というより…残存物的な人の踏み入った跡が度々見られるようになる。

そのうちの一つには「GAS」の文字が。

GAS…どこかで…
Σ(゚□゚)あっ!!

線と線が繋がった瞬間である。

さらに進むと、木に吊るされた車のタイヤが。

なんだこれはーー!?

もしかして古代上多賀人(笑)が、ここでキャンプ的なレクリエーションの場を築いていたのではないか。

と、俺は踏んでいる。

宮川の流れを追うと飛び石を超えていく形になるが、そこには俺がかつて行き止まりと判断した、上多賀東西縦断道ルートAの終点地点を確認。

つまり、ルートAは地図に明記された場所が実際は終点ではなく、地獄沢真打へと向かうことが出来る最短ルートへと変質した。

これは大発見だぞ!

この場所の草むらの中に謎の廃車らしきものがあったので、日没まで少し時間があったから可能な限り伐採し、その謎の廃車を引きずり出そうとした。

概ねその全体像を把握できるレベルまでは草を刈ったのだが手が触れるまでは近づけることが時間内には出来なかった。

そもそも、近づけたからなんなんだってオチなんだけどね。
ただの壊れた車みたいな何かがあるだけだし(笑)

こうして、下山はルートAを使って降りることになった。

あ、でも登ってくる時に使ってた杖をルートCのモトクロスルート入口に置いてきていたから、結局ルートAからCに跨いで移動し回収してから降りたんだけどね。

七瀬るう@4代目散歩師&ご近所冒険家 @nanaseruw

〘熱海市攻略戦 Days307 LIVE〙⁡⁡⁡⁡ お疲れ様です!やってきましたよ、ちゃーんと。⁡ ⁡⁡ ただ確か初めて上多賀東西縦断道AやBやった時も電波非常に入りづらかったのを覚えています。⁡ ⁡⁡ ⁡山間の谷間ではほぼ入らず、尾根まで出ないと無理なんですよ。⁡⬇ #熱海 #散歩 #登山 pic.twitter.com/bGe8JLUrzp

2023-11-29 17:46:17
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七瀬るう@4代目散歩師&ご近所冒険家 @nanaseruw

⁡⁡その他にまでの作業の一日だったので基本実況は無理でした。⁡ ⁡でも成果はでかいです。⁡ ⁡⁡ ⁡8時半開拓開始で16:00で撤収。17:02帰還でした。⁡ ⁡⁡ ⁡とりあえず次はマックバかな、今日は…

2023-11-29 17:46:18
七瀬るう@4代目散歩師&ご近所冒険家 @nanaseruw

なんだろう。 やけに気分が清々しい。 …寒いけど。 いい意味で「無」。 これが無我の境地か。 #熱海 #散歩 #登山

2023-11-29 18:00:20

新フィールド発見が俺にとって大きかったので、精神的にかなり満足したみたいで…

電波一切ないから実況できなかったがちゃんと撮ってはきてるからねー!