#住み着かれた短歌を語る のまとめ
#住み着かれた短歌を語る ハッシュタグ企画です あなたの中にいつのまにか住み着いてしまった短歌はありますか? [ #撃ち抜かれた短歌を語る の関連企画です] pic.twitter.com/W42xHNhi8a
2023-11-27 18:13:52「撃ち抜かれた」と言うより「住み着かれた」と言いたい短歌もあるなと思った 僕にとって前者は 出口なし それに気づける才能と気づかずにいる才能をくれ /中澤系 後者は 日の暮れはわれを異国の人にするたった一駅はなれた街で /杉﨑恒夫 #撃ち抜かれた短歌を語る
2023-11-26 22:58:45体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ/穂村弘 物語性があるところが素敵で、密かにお手本にしている歌です! 住み着かれちゃってます! #住み着かれた短歌を語る
2023-11-27 18:20:04#住み着かれた短歌を語る やっぱりこれだろうか。なんども読み返したわけでもないのにちゃんと覚えているということが、「住み着かれる」の表現にふさわしいように思う。 twitter.com/ef_utakata/sta…
2023-11-27 18:24:02最後までやり切って行け、さもなくばその青春の亡霊となる /時安菜摘 utakatanka.jp/tanka/10019 #撃ち抜かれた短歌を語る 撃ち抜かれた、という衝撃ではないですが、今でもときたま思い出す一首です。人間、ほんとうにいつ何があるかわからないので、何事も後悔のないようにやれたらいいですね。
2023-11-25 20:20:50#住み着かれた短歌を語る ← 今度はこう来ましたね😉 赤い月サンバブラジル聖木曜海からぬつと昔の恋が 紀野恵 twitter.com/fukamie/status…
2023-11-27 18:40:19はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る 石川啄木の名歌。まじでそれな。何で真面目に働いているのにスーパーでお肉を買えないの……??ファ◯キン物価高。 #住み着かれた短歌を語る
2023-11-27 19:37:01石川啄木なら「一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと」も好き。まあ私は流石にそれくらいではそこまでの暴言は吐かないけれど…… #住み着かれた短歌を語る twitter.com/tgm57577/statu…
2023-11-27 19:41:07君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もがも 狭野茅上娘子 帰りける人来たれりと言ひしかばほとほと死にき君かと思ひて 同 『万葉集』巻十五より。 「住み着かれた」というより、むしろ「トラウマになってしまった」短歌ではあるのだが。 #住み着かれた短歌を語る
2023-11-27 19:45:31#住み着かれた短歌を語る 街灯の下で小さくステップを踏めばそんなに悪くない今日 おーみやめり子さん(@merry115 )の歌は、衒いがなく余計な飾りもない。ゆえに人懐っこく、心の中の知らなかった開かずの間を明け渡してしまう。そしてその部屋の灯となって住み続ける。 …そんな感じでした🙈 twitter.com/fukamie/status…
2023-11-27 19:48:12#住み着かれた短歌を語る 殺したいやつがいるのでしばらくは目標のある人生である/枡野浩一 いつも心に枡野浩一。 twitter.com/fukamie/status…
2023-11-27 19:56:45にんげんの赤子を負へる子守居りこの子守はも笑はざりけり 斎藤茂吉 「にんげんの赤子」には、たぶんカニバリズムの視線が向けられている。厳密に言えば、食欲と嘔吐感がないまぜになった心持ちで、薄い皮膚に覆われた赤子の頬肉を眺めている。 #撃ち抜かれた短歌を語る #住み着かれた短歌を語る
2023-11-27 19:57:51ながらへてあれば涙のいづるまで最上の川の春ををしまむ 斎藤茂吉 「ながらへてあれば」は戦時を生き延びたこと、多病に悩みつつも還暦を超えたことの両方を含むだろう。 1946年の春、茂吉はなお疎開先の山形にあって、来る日も来る日も最上川の眺めを歌に詠んでいた。 #住み着かれた短歌を語る
2023-11-27 19:59:55そしていまミミミミミミミミミミミが彼女の夢にこだましてゐる 西田政史 『ストロベリー・カレンダー』(1993)の冒頭歌。 あの、なんだかさみしげな活字たちのすがたまで、いまもわたしの中にこだましつづけてゐる。 #住み着かれた短歌を語る
2023-11-27 20:12:59年代記に死ぬるほどの恋ひとつありその周辺はわづか明るし 上田三四二 高野公彦編『現代の短歌』(講談社学術文庫)を手に取ったのは、大学一年生の冬だった。 分厚いアンソロジーを上田三四二の頁まで読み進んだ瞬間、本の中の空気がにわかに透明度を増すのを感じた。 #住み着かれた短歌を語る
2023-11-27 20:16:58赤がすき ライブ帰りに来た道を雑にたどって待つ信号の / 岡野大嗣 #住み着かれた短歌を語る ライブ帰りに心の中で口ずさむ。 読むとライブの帰り道を思い出す。
2023-11-27 20:17:50#住み着かれた短歌を語る かなしみのきわまるときしさまざまに物象顕(た)ちて寒の虹ある/坪野哲久『碧巌』 悲しみとさえ呼びきれない悲しさに対面したとき、この歌を背骨のようにして暮らしていたことがあった 「住み着かれた」というよりすすんで住んでもらっているかもしれません
2023-11-27 20:31:34#住み着かれた短歌を語る どこへでも行けるあなたの舟なのに動かないから棺に見える/木下龍也さん 住み着かれたというより、棲みつかせた一首。 迷ったときいつも背中をおしてくれる御守り
2023-11-27 20:45:06南極に宇宙に渋谷駅前にわたしはきみをひとりにしない/岡本真帆 ねむっているけれどたしかにだきしめるちからの光 おやすみなさい/初谷むい 進まなくていい青としてローソンはぼくらのセーブポイントだった/toron* #住み着かれた短歌を語る
2023-11-27 20:58:16#住み着かれた短歌を語る いいのいいのあなたはここにいていいの ひよこ生まれるひだまりだもの/東直子 この短歌は本当に歌だと思う。鼻歌を歌うように心の中で歌っているとあたたかくてやさしい気持ちになる。
2023-11-27 21:07:06#住み着かれた短歌を語る だれからも愛されないということの自由気ままを誇りつつ咲け/枡野浩一 この短歌には励まされる。たぶんこれからも励まされると思う。
2023-11-27 21:10:29世の中は空しきものと知る時しいよよますますかなしかりけり/大伴旅人 #住み着かれた短歌を語る なにかあるとこれを毎回思い出す。
2023-11-27 21:28:21われ男の子意気の子名の子つるぎの子詩の子恋の子ああもだえの子(与謝野鉄幹) タイプの男子がこの一首に詰まってる。 #住み着かれた短歌を語る
2023-11-27 21:35:28#住み着かれた短歌を語る ひととせをながめ尽くせる朝戸出に薄雪氷る寂しさの果て/藤原定家 六百番歌合より。寒さが増すにつれ、心に冷たい楔が深く刺さってゆくような心地になる一首です。
2023-11-27 21:45:34